佐東雅之

初めまして 大学を卒業後、大手の外資系メーカーを3社経験しました。 人と同じことを…

佐東雅之

初めまして 大学を卒業後、大手の外資系メーカーを3社経験しました。 人と同じことをするのが嫌いで、従来と違うやり方を模索しながら、 それぞれの業界で活躍してきました。 その経験によって得たビジネスエッセンスを、これから活躍される人たちにシェアしたいと思います。

マガジン

  • 【第2弾】ビジネスマインドシリーズを25巻分をまとめました。

    ビジネスシリーズ25巻分を1つにまとめました。(おまけあり)44年のビジネスマン人生の経験を、全てのビジネスパーソンにシェアし応援したくて仕事術をnoteに書いています。

  • ビジネスマインドシリーズを25巻分をまとめました。

    ビジネスシリーズ25巻分を1つにまとめました。44年のビジネスマン人生の経験を、若きビジネスパーソンにシェアし応援したくてnoteを書いています。 少しでも参考になればと思います。

最近の記事

部下に「上司は頼りになる!」と見せる技

頼りにならない上司が多い中、私が実践してきたことをシェア させていただきます。 最近再放送の始まったTV番組「踊る大捜査線」を観ますと、 本当に頼りにならなそうな上司(幹部)が何名か登場します。 時々は頼りになりそうですが、普段の場面ではあんな上司が いたら、私なら愛想をつかし即退社になりそうです。 では、実際のビジネスではどうでしょう。 部下たちは自分(達)のやりたいことを、日々画策しています。 (私の部下達はアイディアマンが多かったです) 彼らは近くの席にいますか

    • 『老後に楽しみをとっておくバカ』

      そんな本が出ている。精神科医和田秀樹さんの本だ。 内容は読んでいないが、本書の題名だけでいくつか想いが 湧いてきた。 私も「楽しみは、今でしょ!」派なので、こういう考え方は 大賛成。 私は、69歳なので友人や後輩たちもいい加減還暦や50代後半に 差し掛かっている。その奥さんも50代前後にはなる。 「楽しみは、今でしょ!」の例をいくつか挙げます。 まず、私の例。 昨年の夏に、長年憧れていたMartinという会社のアコースティック ギターを買いました。(ギターを始めたのは

      • Time is money. よりTiming is money.

        ビジネスの鉄則は、 「顧客の要求に基づき、その納期に合わせて回答する」 ということです。 その昔、Time is money. と教わりましたが、時代が進むにつれて それでは不十分で、Timing is money.と言われ始めました。 早急に顧客に回答しても、タイミングがずれていては物事は 決まりません。 私は、ある外資系カーメーカーの副社長をやっていた時、上司である 社長はいつも「議論して、分析して、でもまた議論して、分析して・・・」 を繰り返すばかりの人で、D

        • 学歴と筆記試験の成績は、昇進にどれだけ関係があるか?

          今回は、ジャパネットたかたの高田明さんと新将命さん(私の元上司) との対談書より引用しながら、私の経験談も交えて、入社時の学歴と 筆記試験、面接の成績は、その後の昇進にどれだけ影響があったかついて 話したいと思います。 (引用:高田明、新将命共書『任せる力』SB新書) この本のなかに、こんなくだりがあります。(『まかせる力』より引用) 「新:ジョンソン・エンド・ジョンソンの社長時代のお話をしておきましょう。20数名程度の社員をランダムに抽出して、彼らの入社13年後の姿を調

        部下に「上司は頼りになる!」と見せる技

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        • 【第2弾】ビジネスマインドシリーズを25巻分をまとめました。
          26本
          ¥500
        • ビジネスマインドシリーズを25巻分をまとめました。
          25本
          ¥500

        記事

          任せられないのは弱さがあるからだ!

          前回の続きになります。 仕事を任せられないのは、まかす本人に「部下の失敗を恐れ、任せられないという隠れた弱点」があるからです。 「部下の失敗を許せない」という弱点です。 「弱い者は許すことができない、許すということは強さのあかしだ」は、 マハトマ・ガンジーの名言です。 一度目の失敗は経験である。二度目は確認である。部下に任せて 失敗しても、二度までは成長のための学びのチャンスとおおめに見て 許すべきではないでしょうか。 それくらいの度量が、上司には必要です。上司の上

          任せられないのは弱さがあるからだ!

          仕事は部下に任せよ!

          管理職ともなると、部門の仕事を全部自分がやることはありません。 またそんな大量の仕事を一人でこなすのは不可能です。 では、どうするか? 仕事は部下に任せるしかありません。 バカな部下の話を前にしました。 仕事を任せるというと、「自分の仕事が減ります」とか 「部下が私よりいい仕事をしたら、私はクビになりますから、 任せられません」と自信を持って、堂々と言います。 ここまでいったら思いましましたか? そうです、「自分より優秀そうな人は、絶対に採用しない」その本人です。 私

          仕事は部下に任せよ!

          上司には部下を育てる義務と責任がある!

          私は事実として言わせていただくと、25歳くらいで小さいが一つの部門を 任されビジネスを展開し、部下もたくさんでき事業を拡大してきました。 40歳直前くらいで部長職になり、それ以降は会社が変わっても部長職 以上の立場を続けてきました。 一番意識してきたのは、なんといっても「部下を育てる」という ことでした。 部下が育たないと、事業は停滞しますから、新卒や中途採用などの 面接も真剣に取り組んできました。 当てが外れて、能力が足りなかったりして、職務を遂行できない人が いたら、

          上司には部下を育てる義務と責任がある!

          人生の重大事は哲学を持って決めるべきだ!

          今回も上司であった新将命さんから教示を受けた事について、 「上司と部下の教科書」からの引用と、追記によって記事を書いて いきたい。 「人生の重大事は哲学を持って決めるべきだ」 近年とくにビジネスにおいて、哲学がなくなってきたように感じる。 コンプライアンスや独禁法に関わるようなことも、その場その場の人気取りで政策を決めたり、私利私欲や会社のためと称して簡単に会社のトップから掟破りをしていることが多い。 「魚は頭から腐るというが、会社はトップから腐る」まさにこのことだ

          人生の重大事は哲学を持って決めるべきだ!

          こうして人を見抜く!

          ビジネスに人徳は不要だと、過去に誰かが言いました。 以前は成果主義の考えが全盛の世の中で人徳などは不要だと、 アメリカかぶれのビジネスパーソンが物知り顔で言ってました。 その頃からか、パワハラが常套手段の能力に乏しい部長が あまた登場し始めたように感じていました。 ビジネスは人と人が、その人間関係においてするものです。 人徳はビジネスに必要ないといっている管理職や経営者は 即刻退場してほしい。 ここからは、私の上司である新将命さんから教示を受けた話で、 本より引用、加筆

          こうして人を見抜く!

          本屋さん始めました!続編

          続編です。 昨年末まで、東京は西日暮里駅近くにあるBook Apartment というシェア型書店で棚主をやっていました、という話を 少し前にさせていただきました。 この本屋の店主になって、いっぱしの本屋の主になってみると 意外に、本が好き、本屋をやりたいという人がまわりに結構 いることに気がつきました。 今回はその仲間(北本一郎さん)が、西日暮里を卒業して京都に 引っ越したタイミングで、京都の一乗寺という京都芸術大学の 近くにおなじBook Apartmentというコ

          本屋さん始めました!続編

          「挫折ってなんですか?」という人がいました。

          つい先日、朝ラジオを聴いていましたら、インタビューアーが ある女性(おそらく60代?)に 「挫折はされたことはないんですか?」 と聞いていました、女性はしばらく考えていた様子で、 次に発した言葉が「挫折ってなんですか?」でした。 この人は言葉を知らないだろうかと思いましたが、 理性的な感じであり子供ではないようですから(失礼) そうではなさそう。 次に「ダメなものはダメなんですよ」と言いました。 「ダメなことはいくらやってもダメだと思いません?」と。 なるほど、こ

          「挫折ってなんですか?」という人がいました。

          ヨコテンは一般的ではない?

          今回はおそらく?は業界用語の話です。 私は 2024年の3月にある芸術系の大学を卒業しました。 3年次編入で合計で約38科目ほどの科目を取得しました。 ご存知のように、単位取得のためには、各科目ごとに1200文字や 3600文字などの規定の文字数でレポートを書いて提出しなければ なりません。 レポートが合格すると、単位をもらえるということです。 ある芸術学系の科目のレポートで、 「こういう対策は素晴らしいので、ぜひ他の地方自治体へも「ヨコテン」 すべき」とレポートに書

          ヨコテンは一般的ではない?

          この人たちもステークホルダー?続編

          「ビジネスマインド その151」で登場する受付嬢の話の続編です。 この会社の受付嬢とは引き続き良い関係が継続していました。 ある時、不良品問題が発生し、客先の担当部長へ謝りに行くことに なりました。 パッケージと中身が違うという民生品としては、あってはならない 大問題が発生したのです。 対応策を持って謝りに行くと言う場面でした。 (以前紹介しましたが、商品の取り替え対応でかかった費用は、 問答無用ですべてこちらがお支払いするという回答を持って 担当部長との面談に臨むという

          この人たちもステークホルダー?続編

          企業が生き残るために重要な基本的なこと

          「企業が生き残る」と言うこと。これは企業にとって、永遠の課題かもしれません。 ただ、基本的な意識として以下のようなことを、社員の皆さんがいつも 心に抱いてビジネスをやるかどうかで、企業の継続性に大きく差が 出てきます。 (1) 事前期待 > 事後評価 (2)事前期待 = 事後評価 (3)事前期待 < 事後評価 (4)事前期待 <<< 事後評価 例えば、あなたが10,000円の買い物をしたとします。 それが購入前に期待していた価値(Value for money)と

          企業が生き残るために重要な基本的なこと

          今回は「サービスの質」はこれでわかる!です。

          一般に「サービスの質」については、人間がやることなので、 ・一定の品質での提供が難しい ・コミュニケーションをとるのに安定感がない ・高いサービスレベルを維持するのが難しい など、形のある製品とは違うレベルの議論がされます。 今回私がお話ししたいのは、レストランでいつも思う「サービスの質」 についてです。 コロナ禍前には、割と定期的に近所のイタリアンやフレンチに、まめに足を運んでました。 しかし、最近はまた新種のコロナウイルスがはやり出し、なかなか気軽に レストラン

          今回は「サービスの質」はこれでわかる!です。

          この人たちもステークホルダー?

          一般に、ビジネスではさまざまな「ステークホルダー」がいます。 いわゆる、顧客、サプライヤー、経営者、株主、従業員などなどの 「利害関係者」がそうです。 では、実際ビジネスをする上でその人たちだけと、丁寧にお付き合い したらビジネスはうまく回るのでしょうか? 「利害関係者」以外は、無視していてもいいのでしょうか? どこまでが、ステークホルダーかは議論が分かれるところですが、 たとえば私は、 (1)客先の受付嬢 (2)自社の「他事業部の役員秘書」 も直接・間接の利害はな

          この人たちもステークホルダー?