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下っぱ根性はやめ、やりたいことがあるんなら、違くなれ!

部下の中には文句ばかりいっている人が、一定数いました。
それでいて改善策も提案もしてこない。完全なフォロワー
の人種です。
こちからが文句に反論すると、「給料は安いし、教育訓練も十分じゃない
のにいったいこれ以上どうしろというんですか?やってられませんよ」と
居直ることがあります。

挙げ句の果てに、本社工場や海外の人たちから何か強く言われると、
「どうせこっちは日本支店ですから、本社の言いなりになるしか
ないんですよね」というので、こちらもわざと切れてこういいます。

「そういう下っぱ根性はやめろ。やりたいことがあるんなら違く
なってやればいいじゃないか!」と。

どこかで(踊る大捜査線?)聞いたようなセリフですが、私の方が
先に言ってますので、ご了解のほど。
ちなみに、踊る大捜査線(1997年の放送開始)で、
「正しいことをしたかったら偉くなれ!」といったのは定年前の
刑事和久さんの言葉ですが、私が言ったのは、放送の2年前の
1995年です。
「やりたいことがあるんなら、違くなれ!」
これは私の信念だったのです。

新卒で会社に入り、20年くらい頑張って、実績を出して主任→係長
→課長と早めに駆け上がり、社内では割と短期で部長になりました。

なので、予算作成や、経費予算の使い方なんかは自分の決済で
ほとんどできますから、言い方は乱暴ですが、やりたい放題でした。
(デタラメという意味ではありません)

オランダ本社の方針なんかもあまり守った方ではありません。
ビジネスを伸ばすという方向に間違いがなければ、誰が反対
しようが突き進む方針でした。

「下っぱ根性はやめ、やりたいことがあるんなら、違くなれ!」
これを聞いた部下は、ぐうの音も出ませんでした。


これは言い方を変えると、私から「生きるも死ぬも、お前次第だ!」
と言われているようなものですから、部下ももう頑張るしかない
わけです。

あなたも、部下がしのごのごたく(御託)を言ってきたら、こう
言ってみてはいかがでしょうか?
結構格好いいですよ。

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