よこはま発達グループ

発達障害を専門とした、よこはま発達クリニック(医療)、よこはま発達相談室(療育・相談・…

よこはま発達グループ

発達障害を専門とした、よこはま発達クリニック(医療)、よこはま発達相談室(療育・相談・啓発・育成)、よこはま発達サポートルーム(児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援)を運営しています。noteでは、私たちが大切にしている考え方について発信しています。

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Facebookで運営しているオンラインゼミのnote版です。ASDの方々の支援に携わっておられる方であれば、保護者の方含め、どなたでも参加できる有料コミュニティです。ご参加にはnoteへのアカウント登録、IDの取得、クレジットカードの登録が必要になります。サークルへの参加について非公開にすることも可能です。 ■活動方針や頻度 月4回3000文字〜4000文字程度でその時々の臨床で感じていること等を記事にて配信致します(基本的にはFacebookのオンラインゼミで配信している記事と同様の内容です)。またご質問も可能で、ご質問いただいた内容はコラムで配信致します。Facebookアカウントをお持ちの場合は、月額1,500円でより多くのコンテンツ(毎月1回のLive配信と外部の先生方との対談の配信)をお楽しみ頂けます。note版では、記事のみの配信です。Facebook版の詳細はこちらです→https://www.kokuchpro.com/event/e1a5170c3e431f00aaff8d0dbab653b9/ なお、いずれの内容も秘密厳守とさせていただきます。

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    ¥980 / 月

マガジン

  • 児童発達支援・放課後等デイサービスでの取り組み

    よこはま発達サポートルームでは、児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援を行っています。 そこでの日々の取り組み等を発信します。

  • みんなで考える発達障害支援ーよこはま発達グループー

    よこはま発達グループが運営しているメンバーシップ「みんなで考える発達障害支援」にご参加の方限定のマガジンです。 普段公開している記事よりも、また違った内容でまとめています。 最初の数百文字は無料公開しておりますので、気に入ってくださった方はメンバーシップへのご参加をご検討ください。ご参加後でも、いつでも退会可能です。

  • 子育てや療育の考え方

    よこはま発達相談室は発達障害の方々やご家族の療育・相談機関です。専門方の立場から子育てや療育に関する考え方についてまとめています。

  • 支援の理念と原則ー支援の前に知っておいてほしいことー

    支援を考える際に大切な原則についてまとめています。

  • 自閉症スペクトラム(ASD)とは?

    ASDの基本的な特徴についてまとめています。

最近の記事

  • 固定された記事

私たちのコアバリュー「PEACE」

3021文字です。個人差はありますが、5分〜7分でお読み頂けます。 こんにちは。よこはま発達相談室の佐々木です。 4月2日〜8日は世界自閉症啓発デーであると共に、発達障害啓発週間でもあります。昨年と同様に、啓発の意味も込めて、当相談室代表の内山登紀夫先生、宇野洋太先生と動画を撮影させていただきました。 その中でいくつかお話をさせていただいたのですが、そこでも取り上げた、我々のコアバリュー(大切にしている価値基準)について皆さんと共有したいと思います。 目指すのは生活の質の

    • 目で見てわかることで、安心して発信を

      よこはま発達サポートルームの児童発達管理責任者の小林です。 サポートルームでは、コミュニケーションの練習で、写真カードや絵カード、文字のカードをよく用います。 その理由として、言葉を発することが苦手なお子さんは、カードを渡すことで自分の意思を相手に伝えることができます。また、言葉を話せるお子さんでも、困った時にどう伝えればよいのか分からなくなってしまうことが多々あり、手元のカードを見ることで、伝え方を思い出すことができます。 教材の足りないパーツを、カードを使って上手に

      • 【Q&A】集団療育は、ただ集団にすればいいわけじゃない

        (6,325文字/個人差はありますが、約11分~15分程で読めると思います) こんばんは。よこはま発達相談室の佐々木です。今回は皆さんから頂いたご質問へのお返事をしていきたいと思っていますので、どうぞお付き合いください。 集団療育の難しさ個別療育のイメージはつくのですが、集団療育のイメージがうまく持てていません。集団療育を行なっていく際の「ここは押さえて」というポイントはありますか? 集団の中にも個別の要素をご質問ありがとうございます。それぞれの方に合わせた個別対応はと

        • 「助言」がいつも支えになるわけじゃない

          (5,931文字/個人差はありますが、約10分~14分程で読めると思います) こんばんは。よこはま発達相談室の佐々木です。 コラムの更新が遅くなり申し訳ありません。 週末はコンサルテーションで熊本に来ていました。昨年の6月から熊本YMCAさんに関わらせて頂いており、月1回のオンラインを中心としながら今回のように訪問(1回/年)をしています。       明日からは釧路です。釧路ではKCビーンズさん(児童発達支援·放課後等デイサービス)にお邪魔させて頂きます。最近はインスタ

        • 固定された記事

        私たちのコアバリュー「PEACE」

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        • 児童発達支援・放課後等デイサービスでの取り組み
          11本
        • みんなで考える発達障害支援ーよこはま発達グループー
          91本
        • 子育てや療育の考え方
          4本
        • 支援の理念と原則ー支援の前に知っておいてほしいことー
          7本
        • 自閉症スペクトラム(ASD)とは?
          4本
        • 自閉症スペクトラムの方々の知っておきたい6つの認知特性
          7本
          ¥2,100

        メンバーシップ

        • 【概要】note版オンラインゼミ

        • 皆さんへお願い

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        • 「当事者の方々から学ぶことの意味」

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        • 2023年に掲げるミッション

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        記事

          一律の研修がいいとも限らない

          (5,192文字/個人差はありますが、約8分~12分程で読めると思います) よこはま発達グループの佐々木です。 8月もいよいよ終わりで、もう9月になります。早いもので、2024年も残り4ヶ月です。    このグループはFacebook版とnote版がありますが、Facebook版では毎月ゲストとの対談または鼎談の動画をお届けしています。2024年はあと4本の動画をお届けします!    今月は宇野洋太先生との対談をお届けしていますが、来月はお二人のゲストとの鼎談をお届けします

          一律の研修がいいとも限らない

          「モチベーション」という視点で

          よこはま発達サポートルームの保育士の中村です。 サポートルームでのセッションを通し、お子さんたちと触れ合っていると、興味関心がある物事について深くまで追求できる素晴らしさをもっているな、と感じる瞬間が多々あります。日常の中で私たち大人が見逃してしまいそうなことも、深くまで掘り下げ、それを楽しさに変えることができます。 本日は、そんなお子さんたちの興味関心からうまれた課題をいくつかご紹介します。 1つ目 この課題は、乗り物や乗り物関連のキャラクターに興味関心があり、数の概

          「モチベーション」という視点で

          感覚の特徴を好みとして活かす

          よこはま発達サポートルームの公認心理師の堤田です。 サポートルームでは手や足でさまざまな素材に触れて、その感触を楽しむ「感触遊び」をスタッフと一緒に取り組むお子さんもいらっしゃいます。感覚遊びをセッションに取り入れるねらいは、さまざまな素材に触れて感触を感じることで指先の感覚や五感(味覚、嗅覚、聴覚、視覚、触覚)を育てていくことです。五感を使って遊ぶことで「これってなんだろう」と「思わず触る・見る」をくり返し、楽しく探索する中で世界を広げていくことが大切です。 今回は水の

          感覚の特徴を好みとして活かす

          さまざまなニュース。専門家としてどう読んでいる?

          (8,382文字/個人差はありますが、約13分~20分程で読めると思います) こんばんは。よこはま発達グループの佐々木です。 最近のニュースを取り上げながら、それに対して僕がどう感じ、考えたかなどを書きたいと思います。     これまで一度もそうしたスタイルをとったことがないので、初めてですが、ご興味あればぜひお読みください。 が、本来は「毎週3,000文字くらい書きます」とお伝えしていたのですが、毎回長文ですみません。読み手側に立てば、もっとサクッと読める方がいいだろう

          さまざまなニュース。専門家としてどう読んでいる?

          私たちが大切にしているご家庭との協同

          よこはま発達サポートルームの言語聴覚士の安藤です。 よこはま発達サポートルームでは、週2日、お子さんと保護者さんが一緒に通所していただき、1時間のセッションを行っております。お子さんがスタッフとセッションをおこなっている間は、隣室の保護者室にてモニターやマジックミラー越しにご覧いただきながら、担当スタッフが課題内容の説明をさせていただいたり、保護者さんと一緒に支援グッズを作成したりするお時間を設けております。本日は保護者さんと一緒に作成したスケジュールについてご紹介いたしま

          私たちが大切にしているご家庭との協同

          【Q&A】陰部を触る、なんでも口に入れる、そうしたときにどう考える?

          (7,748文字/個人差はありますが、約12分~19分程で読めると思います) こんにちは。よこはま発達グループの佐々木です。 このグループのFacebook版では毎月ゲストの方との対談や鼎談動画を配信しています。過去のこれまで57本の動画があり、どのタイミングでご入会頂いてもご視聴いただけます。     また、僕の日々考えていることや感じていることに加え、皆さんからご質問もお受けしてそれに対してのお返事もさせていただいております。       気になる!という方は下記より詳

          【Q&A】陰部を触る、なんでも口に入れる、そうしたときにどう考える?

          自閉症と災害—予測不可能な状況における備えと支援

          (5,936文字/個人差はありますが、約9分~14分程で読めると思います) よこはま発達グループの佐々木です。 コラムの更新が遅くなりました。すみません。 九州~関東での大きな地震、そして東北地方では台風の影響による大雨など全国各地で災害が発生しています。こればかりは予測もできませんし、それ自体をどうにかすることはできません。    こうしたイレギュラーでは誰しもが大なり小なり影響を受けやすいと思いますが、ASD特性があると、予想外のことで混乱したり、状況に合わせて臨機応

          自閉症と災害—予測不可能な状況における備えと支援

          お子さんが「楽しく文字を書く」工夫

          よこはま発達サポートルームの小林です。 サポートルームでは、毎週水曜日に作業療法士の中山修先生がOTセッションを行っております。私たちスタッフは、中山先生から、手指を使うトレーニング方法や、楽しく取り組めるような工夫をいろいろと教わっており、普段のセッションにも取り入れています。 今回は、楽しく文字を書く練習方法をご紹介します。 文字を読めるけれど、書き方はまだわからない、でも書けるようになりたいな…、そんな風に思っているお子さんにぴったりです。 中山先生のお話では、手

          お子さんが「楽しく文字を書く」工夫

          サポーターと議論する際に、仲間になってもらうために気をつけていること

          (4,262文字/個人差はありますが、約7分~10分程で読めると思います) よこはま発達グループの佐々木です。 今月よりグループ内で新しい動画を配信しています。対談のお相手は、同じよこはま発達グループの宇野洋太先生です。    冒頭部分はどなたでもご覧いただけますので、ご興味ある方々はぜひご視聴ください。Facebook版ではフルバージョンでは全編公開していますが、皆さんから「面白かった!」とコメントを頂いており嬉しく思います。 ▼オンラインゼミの詳細はこちら ちなみ

          サポーターと議論する際に、仲間になってもらうために気をつけていること

          専門職との協同

          よこはま発達サポートルームの中村です。 サポートルームでは、毎週水曜日に作業療法士の中山修先生がOTセッションを行っております。本日は、中山先生と連携して作成した教材をご紹介します。 中山先生はご自身のブログでも情報発信してくださっています。アイディア満載の取り組みを紹介してくださっていますので、ぜひご覧ください。 さて、今回はサポートルームでの実践のご紹介です。 一つ目はこちら この教材は、「ボタンはめが中々できなくて・・・。どうしたらいいでしょうか?」という親御

          【Q&A】SSTの課題、これからの学校の在り方、その他諸々

          (9,024文字/個人差はありますが、約15分~20分程で読めると思います) こんにちは。よこはま発達グループの佐々木です。 このグループのFacebook版では毎月ゲストの方との対談や鼎談動画を配信しており、来月は宇野洋太先生がゲストです。     日常的に臨床に関することを一緒にディスカッションさせていただく機会は多いのですが、考えてみれば今まで二人で動画撮影をしたことはなかったのと、皆さんからのご要望もあり、今回は二人で収録します。本日19:00から収録予定で、Fac

          【Q&A】SSTの課題、これからの学校の在り方、その他諸々

          神経発達症と併存症。子どもや知的障害がある場合には?

          (5,927文字/個人差はありますが、約10分~15分程で読めると思います) こんにちは。よこはま発達グループの佐々木です。 このグループのFacebook版では毎月ゲストの方との対談や鼎談動画を配信しています。     2024年も半年が経ち、この半年でゲストに出てくださった先生方は下記の先生方です。 タグチトモコ先生(言語聴覚士) 石黒繭子先生(株式会社ククリテ) 今村三奈子先生(さつきヶ丘保育園) 笠合竜明先生(金沢手をつなぐ親の会) 草原比呂志先生(長崎国

          神経発達症と併存症。子どもや知的障害がある場合には?