人生時計で今は何時? 人生の時間を可視化する工夫とは
「24時間で考えるとまだ昼にもなっていないのか!?やれることがまだまだあるぞ!」
先日、人生の残り時間を計算してみるという記事を書きました。
自分の人生の残り時間はどれくらいか? 今日1日の重みを感じる工夫とは
今はアプリなどを使うことで、自分の残りの人生でどれくらいの時間が残っているのかを簡単に計算することができます。
この記事を書くことで人生の残り時間を意識し、改めて今日一日の価値を再認識することができました。
その関連で、さらに役立つ記事を見つけました。簡単に自分の生活に取り入れられるアイデアですのでご紹介したいと思います。
アナログ時計で人生の時間を知る工夫
今回参考にさせて頂いたのはRinaさんの「電池の要らない"人生時計"」という記事です。素敵な記事なのでご紹介します。
電池の入っていないアナログ時計を使って、人生を24時間と考えた時に、「今は何時なのか?」を視覚的に掴む工夫をご紹介されています。
「人生100年時代」と考えると、1日は24時間=1,440分ですから、1,440÷100年=14.4=14分24秒
つまり、1歳年を取る毎に針を進める時間が14分24秒となります。
Rinaさんは毎年14分ずつ時計を進めて、人生の現在時間を確認しているそうです。
アプリ等で計算してあと残り「何万時間ある」と算出しても少しピンと来にくい感じですが、「今は時計で言うと10時を過ぎたところ」と言われた方が現在地が掴みやすいです。
そして一年が14分程度という事はだいたい4年で1時間進むくらいの感覚ですね。オリンピックが来る毎に1時間進んだなと思うと良いかも知れません。
私も使っていないアナログ時計があるので、やってみようと思いました。
心理的時間を充実させる
以前、人生における時間について考えをまとめました。
時の流れは変わるのか?時間感覚について考えてみた(ジャネーの法則)
この記事の中で時間にまつわる2種類の概念について整理しています。
①客観的時間:時計の時間。相対性理論に基づく、人類共通の概念。
②主観的時間:心理的な要因で変化する時間。
客観的時間は世界共通の時間で1時間は1時間、変わらないモノサシです。一方で主観的時間は個人の感覚によるものです。退屈な時間は長く感じ、逆に楽しい時間はあっという間に過ぎ行くように感じます。あくまで「その人が感じる時間の長さ」です。
主観的時間は「主観」の概念です。これは自分の心の持ちよう次第で、長くも短くもなりますね。同じ時間でも、自分で有意義と思えるように時間を大切に使っていきたいものです。
noteは刺激の連鎖の場所
前回と今回は共にnoteの記事にインスピレーションをもらい、その刺激から考えを膨らませました。
先日ご紹介したチューダさんの記事、そこから連鎖して今回のRinaさんの記事でさらに気づきが膨らみました。
こうしたプロセスを踏む時、知と知が連鎖してアメーバのように広がっていく感覚があり、とても楽しいです。
noteが持っている価値はここにあるのではないかと思います。noteで記事を書くという事は何らかのインプットを自分なりのアウトプットにする行為です。その自分のアウトプットは誰かのインプットになり、さらに翻訳•解釈•深掘りがされて、さらなるアウトプットにつながる。
知の渦が大きくなっていく感覚がとても心地よく感じます。これからも、この渦の中に身を置き、インプットとアウトプットを繰り返しながら、お互いに成長していければ良いなと思います。
まとめ
人生の時間は有限なものです。しかし日々忙しく過ごしていると、その当たり前の事を忘れてしまいます。時には忙しすぎて、ただ目の前の事を処理することに忙殺され「今日自分は何をしていたんだろう…」とふと虚無感に襲われる事もあります。
そうならないためにも「時間の価値」を忘れずに意識していきたいものですね。その工夫として、「人生の時間」を意識するのは有効です。今回ご紹介した時計という24時間で人生を可視化する工夫はアナログですが、直感的で分かりやすい工夫かと思います。
自分の人生で今何時を生きていますか?
改めてチェックしてみてはいかがでしょうか。時間の価値を感じながら、今日一日を大切に生きて行きたいですね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。