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最近はかつてほどボジョレーヌーボーの解禁日のことを騒ぎ立てなくなった話

表現については「ボジョレー・ヌーボー」と言ったり「ボジョレヌーボー」と中黒丸の「・」を抜いたり、「ボージョレ・ヌーボ」と長音記号のーの位置が変わっていたり無かったりと、まちまちなんですよね。

私たちの若い頃を思い出すと「ボジョレー・ヌーボー」と称するのが主流でしたが、ワイン通販のエノテカ(ENOTECA)でも、その表現を使っているようです。

一方で、ウィキペディアでは「ボジョレーワイン」と、産地としての表記はボジョレーの表記になっているものの、ヌーボーに関しては「ボジョレー・ヌーヴォー」と「ボジョレー・ヌヴォー」のダブル表記になっています。

まぁ、どっちでもいい話なので、ここは日本のアルコール飲料の大手であるASAHI(アサヒ)の表記に従おうと思います。

さて、ボージョレ・ヌーヴォといえば?

ボージョレ・ヌーヴォとは、フランス南部ブルゴーニュ地方のボージョレ地区で、その年に収穫された「ガメイ種」というぶどうから造られる新酒のことです。
「ヌーヴォ」は、フランス語で「新しい」という意味です。また、ボージョレ・ヌーヴォはこの地方の秋の収穫を祝って行われる祭りで捧げられたのがはじまりと言われています。

ASAHIWINE.com

ボージョレ・ヌーヴォの解禁日は、毎年11月の第3木曜日午前0時と定められているので、今年2023年は11月16日(木)の今日なんですよね。

嬉しいことにこの日本では、日付変更線の関係上、本場のフランスよりも約8時間もボージョレ・ヌーヴォを味わうことができるのです。

・・・・・・いやいや、やっぱり慣れ親しんだ「ボジョレー・ヌーボー」でいきましょうかね。😅


最近では、猫も杓子もボジョレー・ヌーボーの解禁日だと、騒ぎ立てていたあの頃と様変わりして、ニュースなどでちょびっと触れられる程度の、ニュースバリューのない扱いになってしまった感のあるボジョレー・ヌーボー。

もちろんワイン通やワイン通を自認したがる人たちの間では、ボジョレー・ヌーボーの話題は出るのだろうけど、あまり重要視はしていないでしょう。

だって、ほら。ワインの蘊蓄語るワイン通の人たちにとっては、味がどうのとか、熟成がどうこうという対象じゃないですもん。

鼻先でふふん、と笑って「そんなことで騒ぐなよ、オマエさんたち」なんて雰囲気を醸しながら、一口だけボジョレー・ヌーボーを口に含み、くちゅくちゅしてから「うん、まぁ、こんなもんだろね」なんて、ホザくのです。

私ら庶民は、そんな失礼なことをしてはいけません。
15度前後によく冷やしたうえで(個人的な好み、慎重に抜栓して、爽やかなのどごしを楽しめばいいのです。

あ、最初の一杯を、お仏壇にお供えしてから・・・・・・なんて野暮は、抜きでかまいません。

ワイン通でもない、本格的な庶民のボジョレー・ヌーボーは、ぐびぐび、ごくごく、晩ご飯を食べながら飲むべし、呑むべし。

まぁね、好きなように飲めばよろしい、ということですよ。

我が家も買ってきた安物ワインのボジョレー・ヌーボーで、これから楽しく晩酌の口開けアルコールにするつもりでございます。

ちなみにボジョレー・ヌーボーの解禁日が、かつてほど騒がれなくなってしまった理由は、時代の流れというか、ブランド志向の価値観が廃れてしまい百均や無印良品などがもてはやされる時代になったからでしょうかね。

遠い目をしながら、ボジョレー・ヌーボーの解禁日に寄せて、昔を懐かしみながらの記事で、お目汚しでした。


ってことで、今回は
最近はかつてほどボジョレーヌーボーの解禁日のことを騒ぎ立てなくなった話」というワイン通じゃなくても知っている解禁日の話でした。(^_^)b
※見出し画像のイラストは、メイプル楓さんからお借りしました。


では!

ヌーボーを  ありがたがって  のほほんと


<昨日投稿のサブアカの記事がこちら!>


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