【1分で読める】#12 ハロー効果:見た目や経歴で判断していませんか?ハロー効果が仕事・人間関係に及ぼす影響
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こんにちは!xxIPPOxx(いっぽ)です!(自己紹介はこちら)
以下のような経験はないでしょうか?
面接で第一印象が良かったため、その人の能力も高いと無意識に判断してしまった。
ある商品のパッケージが美しいために、品質も良いと思い込んでしまった。
有名人が推薦している商品に対して、品質に疑問を持たずに購入してしまった
営業成績が優秀な同僚の提案は、正しいと思うことが多い。
飲食店の評価が高いと「絶対に美味しい」と信じ込んでしまう。
これらはハロー効果に陥っている可能性が高いです。
この記事を読むことで、ハロー効果を取り払い、より客観的で公平な判断を下せるようになりましょう!
※そもそもバイアスとは
バイアスとは、人や物事に対して無意識に持つ、偏りや先入観のことです。
これにより、非論理的な思考に陥り、客観的で合理的な判断が下せなくなってしまいます。
バイアスについて一度勉強すると、2~3週間は耐性が付くと言われています。
逆に言うと、2~3週間で元に戻り、バイアスにかかりやすくなるため、定期的な復習をおすすめします。
ハロー効果とは
ハロー効果(halo effect)とは、人や物の一部の特徴が全体の評価に影響を与える心理的傾向を指します。
(ハローという単語は大仏などの絵の頭の囲りに描かれる光の輪(=”後光”)を意味しています)
例えば、誰かの「外見・第一印象・経歴」などが魅力的である場合、その人の他の要素「性格・能力」なども良いと無意識に判断してしまう傾向があります。
ハロー効果に陥ると、個々の特性や能力に対する公平な評価が困難になります。
例えば、職場で見た目が洗練されている人物がいたとします。
その人のプロジェクト提案や意見が、実際の内容よりも優れていると認識されやすくなるのです。
この偏った評価は、採用、昇進、日常の対人関係において、誤った判断を下す原因になります。
このように、ハロー効果によって、個々の能力や特性を正確に評価することが難しくなり、不公平や誤解が生じる原因となります。
日常生活でのハロー効果の例
美しい外見の人を見て、「内面も素敵な人に違いない」と思い込む。
映画やドラマで良い性格の役を演じている俳優を見て、その人が実生活でもその役柄と同じ性格だと思い込む。
SNSで楽しそうな写真や投稿を見て、その人の実生活も完璧だと考える。
ビジネスでのハロー効果の例
特定の分野で専門知識を持っている人の意見を、他の全く関係ない話題でも正しいと仮定する。
名門大学出身の人物に対して、全ての能力が高いと想像してしまう。
話し方が流暢な人を見て、「頭が良いに違いない」と感じる。
ハロー効果を克服する方法
ハロー効果を克服するためには、まずその存在と自分がそれに影響を受けやすい状況を認識することが重要です。
この認識を持つことで、自動的に行われがちな一面的な評価から一歩引いて、より包括的な視点を持つことができます。
他の対策として以下があります。
評価や判断を行う際に、複数の視点や情報源から情報を収集することが有効です。
自分自身の思考プロセスに対する反省や分析を定期的に行うことも重要です。
他人の意見や視点を積極的に求めることも、ハロー効果に対する有効な対策です。
予め、印象によらない、実績や数値による評価基準を明確化しておく
なぜそのような評価をしたのか、根拠を具体的に書き出す
まとめ
■ハロー効果とは
一部の印象や過去の偉大な実績により、関係ない他の部分に対しても好印象を持ってしまうバイアス
■対策
・客観的な数値による評価基準を儲けておく
・評価の根拠を書き出す
・他者にも意見を求める
最後までお読みいただき、ありがとうございます!(自己紹介はこちら)
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