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【1分で読める】#34 権威バイアス:専門家の意見は本当に正しい?権威に流されず、自分の頭で考える方法

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以下のような経験はないでしょうか?

  • お医者様に言われたことを鵜呑みにする。

  • 上司が言ったことを、正しいと思い込む。

  • テレビや新聞などが報じる情報を信じる。

  • 有名人が使用している製品を、品質が高いと思ってしまう。

  • 社長、学者、専門家、政治家などの肩書きがあると、信じやすい。

  • 教授や講師の意見を正しい思ってしまう。

  • 過去の経歴、実績を聞いて、信頼してしまう

これらは権威バイアスに陥っている可能性が高いです。

この記事を読むことで、バイアスを取り払い、より合理的な判断を下せるようになりましょう!


※そもそもバイアスとは

バイアスとは、人や物事に対して無意識に持つ、偏りや先入観のことです。

これにより、非論理的な思考に陥り、客観的で合理的な判断が下せなくなってしまいます。

バイアスについて一度勉強すると、2~3週間は耐性が付くと言われています。

逆に言うと、2~3週間で元に戻り、バイアスにかかりやすくなるため、
定期的な復習をおすすめします。

権威バイアスとは

権威バイアスとは、人々が権威ある人物や専門家の意見を、批判的に評価することなく受け入れてしまう心理的傾向を指します。

このバイアスは、人が情報を処理する際に、その情報の内容よりも情報源の地位を重視してしまう傾向に基づいています。

このバイアスにより、個人は情報の正確性や有用性を適切に判断できず、場合によっては誤った決定や信念を持つことになります。

例えば、ある健康食品がテレビで有名な医師によって推奨された場合、視聴者はその医師の権威に影響され、製品の効果について独自に調査することなく信じ込んでしまうかもしれません。

この状況では、医師の推奨が科学的根拠に基づいているかどうかを問わず、多くの人々がその製品を購入し始める可能性があります。

このように、権威バイアスは、情報源の信頼性を過大評価し、批判的思考を欠如させることで、不適切な判断や決定を下す原因となります。

権威バイアスに陥っている例

  • 社長や上司の意見が常に正しいと考える:
    社長や上司が提案したアイデアや意見を、その内容を深く検討せずに正しいと受け入れてしまう。
    ※特に上下関係が強い組織文化の中で見られる

  • 専門家の言葉を盲信する:
    テレビやインターネットで専門家が推奨する商品やサービスを、その効果を自分で確認することなく信じてしまう。
    これは、専門家の意見には根拠があるという前提に基づいていますが、必ずしもその専門家の意見が正しいとは限らない

  • 権威ある人物からの命令や説得を無批判に受け入れる:
    権威ある人物からの命令や説得を、内容をよく吟味しないままに受け入れてしまう。

権威バイアスを克服する方法

対策としては、以下の方法が有効です。

  1. 情報の出典や背景をチェックする:
    情報を受け入れる前に、その情報の出典や背景を確認し、情報が信頼できるものかどうかを検討します。
    情報の出典が権威ある人物であっても、その情報が最新のものであるか、または広く受け入れられているかどうかを確認することが重要です

  2. 複数の意見を参照する:
    一つの情報源だけに依存せず、複数の意見や情報源から情報を得ることで、よりバランスの取れた視点を持つことができます。
    異なる専門家や情報源からの意見を比較検討することで、権威バイアスに陥るリスクを減らすことができます

  3. 判断の前に背景などへ意識を向ける:
    判断をする前に、直面している案件の背景や周りで生起しようとしている内容へ意識を向けることで、「ほかに選択肢がある」と気付きやすくなります。
    それによって、より正確で生産的な判断ができるようになります。

  4. 批判的思考を養う:
    提供された情報や意見に対して、批判的に考える習慣をつけることが重要です。
    情報の真偽を自らで評価し、疑問を持つことで、権威バイアスに流されずに済みます。

まとめ

■権威バイアスとは
権威のある肩書きにより、盲信してしまうバイアス

■対策
・医師であれば、セカンドオピニオンを受ける
 (医師も人間。間違うこともある。命に関わることは遠慮なくセカンドオピニオンを受けてください!)
・「権威を利用して説得力を高めようとしている」ということを意識する
 例:「医師推奨」「◯◯教授監修」「年商XXX億」「芸能人のCM←専門家ではない。。。」
・サンプル数、根拠となる情報源、反対意見を考慮する


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