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#映画が好き
墓泥棒と失われた女神
この映画は少し変わった映画です。
世間からはみ出たアウトローの泥棒集団のピカレスク(悪漢物語)かと思っていたら、ギリシャ神話でオルフェウスが毒蛇に噛まれ亡くなった妻を連れ戻すためにを地下の冥府に下ったが、冥界の王との約束を破って後ろを振り返ってしまい、望みを果たせなかった悲劇を下敷きにした、はるかな古代への崇敬と現代資本主義文明批判、風刺した奥行きのある映画のようなのです。
映画は刑務所か
めくらやなぎと眠る女
この映画は、音楽家でアニメーション作家のピエール・フォルデス監督が、村上春樹の「めくらやなぎと、眠る女」「かえるくん、東京を救う」「バースデイ・ガール」「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「UFOが釧路に降りる」「かいつぶり」の6つの短篇を再構成してつくったアニメ映画であり、実写をアニメ化するライブ・アニメーションという手法を使って、アヌシー国際アニメーション映画祭や新潟国際アニメーション映画祭で受賞
もっとみるメイ・ディセンバー ゆれる真実
この映画は、グレイシーという36歳の既婚女性が12歳の中学1年生のジョーとペットショップの倉庫で情事におよび、警察に逮捕され、獄中で子供を出産、出所後、夫と離婚したグレイシーはジョーと結婚という、実際あったスキャンダラスな実話をもとにしているという。
ちなみに、題名のメイ・ディセンバーとは、親子ほど年の離れたカップルを指す言葉だそうだ。
事件から24年の歳月が流れ、アメリカ南部のジョージア州
ゴダールを体験してきました
東京日仏学院のアンスティチュ・フランセ東京で
ゴダール映画が上映されているというので
ゴダールを体験してきました。
ジャン・リュック・ゴダールはヌーヴェル・ヴァーグの巨匠ようですが、
わたしはまったくの初体験。どうせならゴダールの最高傑作でヌーヴェル・ヴァーグの金字塔といわれる「気狂いピエロ」を見たかったのですが、上映されていたのは「女は女である」でした。
どんな映画か