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みんなに合わせ続けた人間の末路…
むかしむかし、あるところに、新社会人のウイケンくんがいました。
彼は自分の仕事が終わっても「みんなやっているから」と残業をしていました。
行きたくない飲み会にも「みんないっているから」と参加していました。
前日眠れなくなるくらい嫌な社内行事にも「みんないっているから」と参加していました。
ところがある日、急にベッドから起き上がることが難しくなってしまいました。
会社に行くことを考えるだけで涙が溢れてきます。
今まで楽しかった趣味にも興味がなくなり、友達とは疎遠になり、食べ物の味もしなくなっていきました。
ウイケンくんは心を病んでしまいましたとさ。
こんばんは。ういけんです。
今日のテーマは『同調圧力』。聞くだけで鳥肌が立ってきそうな四文字です。
上の話は私の実体験を切り取ったものですが、同じように苦しんでいる方も多いと思います。
この記事では、みんなと同じようにした方がいい場面とそうではない場面の見分け方と、同調圧力から脱するための考え方を書いてみます。参考になれば幸いです。
みんなは幸せそうか?
同調圧力を感じた時、みんなに合わせるかどうかの判断基準は「みんな幸せそうか?」という点です。
みんな幸せそうであれば、あなたも従うことで幸せになれる確率が高いでしょう。
(そんな場面で同調圧力を感じることはないと思いますが)
もしみんな辛そうなら、従うことであなたも辛くなる可能性が高い。
はたから見れば自ら不幸に飛び込んで被害者ヅラしているようなものです。
「みんなそうしているからお前もそうしなさい」という無言の圧力は人間が社会性動物である証拠でもあるのですが、実際には良い効果があるとはいえません。
原始時代の人間であれば、集団からはぐれることは生存確率を下げる危険な行為なのでみんなに合わせるのが正解でした。
しかし現代ではみんなに合わせることでストレスを感じてしまうことが多く、逆に生存確率を下げることになっています。
みんなに合わせて一瞬の安心感を得るか、同調圧力から逃れてストレスから解放されるか。あなたはどちらを選びますか?
同調圧力から逃れる考え方
「同調圧力に負けるな!!」と言って気合いと勢いでみんなと違う道を選んでも、
「やっぱりみんなと同じようにした方が正解だったんじゃ」と後悔することになりかねません。(私はなってました)
そこでおすすめするのが「自分の価値観をハッキリさせること」
例えば私は「自分の残り寿命である時間を大事にする」という価値観を持っているので「同調圧力に負けず時間を大事にできた」と納得することができます。
元クライエントのKさんは「推し活が生きがい」という価値観を持っていたので「推し活の時間を確保できた」と自分を納得させることができました。
「同調圧力<<価値観」と考えることで無理なく同調圧力を脱することができます。
自分の価値観の見つけ方
価値観とは「大切にしていること」のことです。これは生まれてから死ぬまで決まっているものではなく、その時々で変化しているものです。なので定期的に発掘してあげないといけません。
・最近、どんなことに怒りを感じましたか?
・どんな言葉に共感を覚えましたか?
・何を失いそうな時、ストレスを感じますか?
以上のような質問を自分にすることで、価値観を発掘することができます。
紙に書き出して考えてみてください。
おわりに
みんなと同じようにすれば、みんなと同じようになる。
同じようになりたくなければ、このnoteを思い出してみてください。
あなたが同調圧力を脱し、心の平穏を手に入れることを願っています。
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ではまた次の記事で。お相手はういけんでした。