2024年1月の記事一覧
蒼穹のフリューゲル66
改修版
エノクです
昨日は
寝不足
古代図書館で
調べもの
内包者を
昏睡から
目覚めさせる
方法か
ネグロ
ビオラ
マナ
ネネが
やって来た
マナ
「おはよ!」
「高いわね」
エノク
「あ、おはよ‥」
ビオラ
「ネグロ、あっち!奥から」
ネグロ
「あ、ああ!」
エノク
「あ〜ごめんなさいビオラ」
ビオラ
「良いの良いの!」
エノク
「フリュ、お願い」
フリュ
『検索項目を共有します
蒼穹のフリューゲル65
改修版
朝
エノクです
タケが
横になっている
シャワー
浴びて
着替えた
二人で
寝るも
寝付かず
タケは熟睡
冷蔵庫を
物色する
朝ごはんを
作り
書き置きを
残して
男子寮を
後にした
アリサと
シャルは
起きている
頃だろうか
足早に
女子寮へと
戻る
エノク
「ただいま〜‥」
アリサ
「おかえりお姉ちゃん!」
シャル
「おかえり母ちゃん!」
エノク
「 」
二
蒼穹のフリューゲル64
改修版
エノクです
ノイルを
落ち着かせる為
総合食堂
ケット・シーへ
向かう
総合食堂には
事前に連絡した
ネネとビオラに
頼んで
厨房で
コーヒーを
淹れてもらう
エノク
「どう?落ち着いた?」
ノイル
「いちごパフェ」
エノク
「 」
「‥頼める?」
ビオラ
ネネ
「あいよ」
ノイル
「でか!」
ビオラ
「つい張り切ってさ笑」
エノク
「取り皿必要だわ」
「先生も居て助か
蒼穹のフリューゲル63
エノクです!
ノイル
タケと
古代図書館へ
ゼンキが
ノイルに
内緒で
内包者に
なろうと
していた
エノク
「ゼンキは何も説明しなかったの?」
ノイル
「アイツ。肝心な事は
話さないのよ!」
「悪いクセだわ」
まず
先生に
連絡
学校で
合流した
ディール
「ゼンキが居ない?」
エノク
「古代図書館は解放されてますか?」
「だとしたら」
ディール
「なるほど。私も行くわ」
古代図
蒼穹のフリューゲル62
嗚呼
タケだ
‥慌てて
シャルの
着替えを
置いて
外に出た
タケ
「な、何で二人共全裸なんだ⁈」
「くそ‥そもそも女子寮だからな」
すると
マナと
目が合う
マナ
「アンタ、女子寮で何してんの⁈」
タケ
「 」
バチが
悪そうに
渋々
エントランスの
公園で
事情を
説明した
マナ
「ご愁傷様‥」
「バタバタしてた訳ね」
くそ‥
何だか無性に
腹が立つ
タケ
「‥寮に戻るわ」
蒼穹のフリューゲル61
改修版
エノクです
小さな
女の子
破傷風に
なりかけた
熱の症状も
無くなり
元気な姿を
見せてくれる
気持ちも
落ち着いたのか
幼い笑顔を
見せる
エノク
「名前は?」
女の子
「シャル」
アリサ
「宜しく!」
タケが
やって来た
申し訳
無さそうに
タケ
「‥悪ぃ」
エノク
「タケ!ね、お願い。この子の
着替え先生からもらって来て?」
「部屋の鍵、開けとくわ」
タケ
蒼穹のフリューゲル60
改修版
男は
晴れ上がった
口元を
引き攣らせ
笑う
私に
馬乗りに
なり
首を締めつける
アリサも
同様に
身動きが
取れない
どうする?
男
「ポータルか‥余計な」
エノク
「 」
まずい
新手⁈
男
「 」
ポータルから
出て来たのは
タケ
「吹っ飛べ」男が
掻き消され
触手が
消える
アリサも
解放された
蒼穹のフリューゲル59
改修版
エノクです
広い牢獄から
子供達を
助ける
まだかしら?
鉄格子から
顔を出してみる
奥で光る
来た!
私も光に
向かい
転移した
ディール
「なんて事‥牢獄なんて」
「エノクは何処⁈」
グレッゾ
「待て。ポータルだ」
エノク
「先生!」
「良かった!」
ディール
「エノク!心配したのよ‥
待っても連絡来ないから」
「腕も戻った様ね!」
エノク
「頭も失ってましたから
蒼穹のフリューゲル58
改修版
エノクです
幽閉された
牢屋から
神隠しの
女子生徒
男子生徒達を
助け出した
残りの
男子生徒の集団も
歓喜を上げ
次々に
ポータルへと
飛び込む
私は
一人残る
いえ
首の折れた
看守
くらいかしら
次の
追っ手と
目が合った
なので
暴れます
肉塊の
壁を形成
向かいの
鉄格子に向けて
スタンプ
粉砕骨折は
このくらい?
離すと
看守が落ちる
血管で
掴み上
蒼穹のフリューゲル57
改修版
エノクです
粉砕された
豆腐から
見事に
復元再生
豆腐?
頭部じゃ
エノク
「ブフっ!笑」
女子
「何吹き出してんのよ⁈」
エノク
「嗚呼、ごめんなさい笑」
「それはそうと看守はどうやって
巡回して回ってるのかしら?」
鉄格子へと
歩く
一寸先は闇
吹き抜けの
奈落
なるほど
これなら私の
膨張した
身体も
鉄格子を
丸々外したと
しても
機材を使い
収容出来る
彼
蒼穹のフリューゲル56
改修版
二乗された
私の
霊的意識
この状況を
把握する
残響の様に
響く私の
霊的聴覚
行動不能に
陥った
私の
膨張した体を
引きずり回し
搬送する為
収容したのか
放り投げた
破裂した
頭部の無い
真っ赤な
私の体
鮮血に
染まる
真っ赤な
身体を掴み
目当ての
地下施設
なのだろうか
その牢獄に
辿り着く
悲鳴
命乞い
咽び泣く
子供達
ネガティヴの
葛藤が
牢獄に
蒼穹のフリューゲル55
改修版
エノクです
タケの様子を
見に行きたい
けど
解読書の
内容を
確認する
必要がある
帰って
お勉強
アリサと
寮へと戻る
エノク
「さ、始めましょ!」
アリサ
「うん。けどアリサ全然
わかんないよ?」
エノク
「分からないからこそ学ぶの」
まずは
解読書を
ベクターBOXから
エノク
「 」
アリサ
「?」
反応が無い
おかしい
エノク
「‥⁈」
「最初のデニッシ
蒼穹のフリューゲル54
改修版
エノクです
解読書を
少し
読み上げて
みる事にした
文字の
規則性
法則性に
ついて
だろうか
式は文字
消滅性
式を繋ぐ
循環
永続性
体内式
展開図
オーラ特性
えっと‥
エノク
「はっ⁈」
マナ
「 」
ネグロ
「す、凄い!そんなスラスラと」
ビオラ
「解読書って言うから、てっきり
文字の解読を丁重に教えてくれる
もんじゃ無いの?」
エノク
「これは多分、本
蒼穹のフリューゲル53
古代図書館
ビル4階分の
吹き抜けに
そこに
聳え立つ
本棚
書物が
埋め尽くす
誰もが
圧倒された
マナ
「 」
「この中から⁈どんだけ
魔導書あんのよ⁈」
ネグロ
「あああ‥調べきれないよ」
「届かないじゃないか」
ネネ
「人類史を埋めるレシピが
この中に‥」
ビオラ
「嗚呼、こりゃたまげたわ」
ゼンキ
「お前ら‥素直に凄えだろ⁈」
エノク
「この中の一冊に解読書が?」
フリ