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蒼穹のフリューゲル64

改修版



エノクです

ノイルを
落ち着かせる為

総合食堂
ケット・シーへ
向かう

総合食堂には
事前に連絡した
ネネとビオラに
頼んで



厨房で
コーヒーを
淹れてもらう



エノク
「どう?落ち着いた?」
ノイル
「いちごパフェ」
エノク
「 」
「‥頼める?」


ビオラ
ネネ
「あいよ」



ノイル

「でか!」


ビオラ
「つい張り切ってさ笑」


エノク
「取り皿必要だわ」
「先生も居て助かりました♪」
ディール
「こ‥今回きりよ?」


団欒とした
ティータイム

ノイルが
聞いてきた

ノイル
「何かさ、呪いの書物とか
言ってたでしょ?」
エノク
「ええ。フリュ、解読は進んだ?」
「説明出来る?」


フリュ
『はえ。呪物、儀式、式諸々』

フリュの
解析では

のろい
まじない
呪術など
区分けされた
内容で

全く種類が
違うと言う

フリュ
『呪物に至っては』

呪術
特殊呪物
特級呪物
特殊特級呪物
大特級呪物
大特殊特級呪物

ノイル
「そんなあるの?」
フリュ
『エロい呪いなど様々です』
ノイル
「ゼンキにかけてやりたいわ」

みんなが
ノイルを見る

ビオラ
「上手くいってないのかい?」


ネネ
「興味深い」


ノイル
「そ、そう言う訳じゃ無いけど」
エノク
「どうあれ、呪いは代償
リスクが高いでしょ」
フリュ
「対価が必要です。供物とか」
エノク
「贄‥子供達」

みんなが
推し黙る

フリュは
魔女が
専門とする
まじないは

また呪いとは
違うのだと言う

フリュ
『式を専門とした特殊呪術は
後の結界にも応用されています』
ディール
「本校にも魔女はいるわ。一人は
必要かもしれないわね」
エノク
「魔女‥ですか」


スイーツを
平らげた
私達

ティータイムは
呆気なく
終わる



解散

タケ
「どうした、エノク」
エノク
「あの子達ベッド占領してる」
タケ
「‥来るか?」
エノク
「ん///」

寮から支度

着替えを
用意し

男子寮へ

初めて行く
顔真っ赤になる

タケ
「何も無いぞ」
エノク
「良い」
「ありがと」
タケ
「良いって」

タケの部屋だ
本当に
何も無い


エノク
「バスケ好きだからもっと好きな
選手とか、影響あると思ってたわ」


タケ
「他に無かった‥」
「だから、エノクと出会って俺も
変わったんだぜ」


エノク
「 」
「タケ‥」
タケ
「眠い‥」
エノク
「え?」

タケが
ベッドに
横になる

気まずい

タケ
「何だ、やたら‥眠い」
エノク
「タケ?」

慣れない
干渉型の
影響なのか

タケは
深い眠りにつく



身体が
一回り大きい

寝顔を
間近で
見つめる

はい

一睡も
出来ません
でした

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