蒼穹のフリューゲル59

改修版

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エノクです

広い牢獄から
子供達を
助ける

まだかしら？

鉄格子から
顔を出してみる

奥で光る

来た！

私も光に
向かい
転移した

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ディール
「なんて事‥牢獄なんて」
「エノクは何処⁈」
グレッゾ
「待て。ポータルだ」

エノク
「先生！」
「良かった！」

ディール
「エノク！心配したのよ‥
待っても連絡来ないから」
「腕も戻った様ね！」

エノク
「頭も失ってましたから笑」

笑い事では
無い

先生は
真剣だ

エノク
「時間ありません。残りの救出を
手分けして助けてあげて」

ディール
「ええ！みんな、頼んだわよ」

ネグロ
ビオラ
マナ
ネネも
集まった

アリサ
「お姉ちゃん！」

アリサが
飛びつく

エノク
「アリサは私と行動してね」
アリサ
「うん！お姉ちゃんこれ！」

アリサから
フリュを
回収

フリュ
『タケが目覚めました』
エノク
「あれからどう？」
フリュ
『まだ動けません』
エノク
「そうよね‥」

エノク
「先生、打ち合わせ通りで」

ひとまず
おさらい

此処から
散開
牢獄から
転移

子供達を
収容

再び隣に
転移
このサイクル

戦闘は回避

漏れがあれば
端末で
確認出来る様
フリュが
改良

エノク
「向かい側は端までやりました」
「私はこの上から端まで行きます」
ディール
「気をつけて！全員助け出すわよ」

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アリサ
「腕戻って良かった！」

エノク
「そうね。けどこれで沢山の
子供達を助けられるわ」
「格納！次よ」

アリサ
「神隠し」

エノク
「え？」

そう

アリサは
「神隠し」

この子達と
同じ

捕らわれの身
生贄

エノク
「崇拝目的？まだ何か‥」

看守が
入って来た

転移

ログを消す

再び収容

順調

みんなは
どうなった
かしら

フリュ
『みなさん優秀ですね』
エノク
「助かるわ」
フリュ
『転移来ます』
エノク
「格納！次！」

モタモタ
してる暇は
無い

ポータルから
出る

エノク
「　」

男

「やるじゃないか」
「二人共、終点だよ」

黒い触手が
首元を
掴まれる

身体ごと
拘束され
横に
倒された

男が
私に
馬乗りで
乗り掛かる

アリサ
「お姉ちゃん！」

男

「因果だな」
「この部屋だった」

エノク
「　」
「‥まさかアリサがこの牢獄に⁈」

アリサが
男の触手に
捕まる

男が
晴れ上がる
口元を
引き攣らせ

笑った