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蒼穹のフリューゲル54

改修版


エノクです

解読書を
少し
読み上げて
みる事にした

文字の
規則性
法則性に
ついて
だろうか

式は文字
消滅性

式を繋ぐ
循環
永続性

体内式
展開図
オーラ特性

えっと‥

エノク

「はっ⁈」


マナ
「 」


ネグロ
「す、凄い!そんなスラスラと」


ビオラ
「解読書って言うから、てっきり
文字の解読を丁重に教えてくれる
もんじゃ無いの?」
エノク
「これは多分、本質から‥?」
アリサ
「アリサ全然わかんないや」

エイマ
学長は
頷く

エイマ
「これは、貴女が持つべきです」

エノク
「少しお借りしますね」
「フリュ、解読出来そう?」
フリュ
『少し時間下さい。これは、
ラグラの学問が変わるレベルです』

全ページ数
スキャニングで
読ませると
なると
時間はかかる

フリュが
専用の
解読アプリを
制作して
くれると言う

ゼンキ
「ま、けどこれで一歩前進だな?」


エノク
「そうね。此処からよ!」
ゼンキ
「俺も内包者について調べたい
からよ!他にもメンバーは
居るんだろ?」
「解読アプリか、待ち遠しいぜ!」
エノク
「えっ?」


ゼンキが何故
内包者に
こだわるのか


その事情さえ
良く分からなかった

エノク
「タケを紹介したかったの」
「けど、今は目覚めないから」


ゼンキ
「動かないのか?しょうがねぇな
叩き起こしてやろうか?」


エノク
「部屋中血管で張り巡らせ
て昏睡してるから、刺激すると
危険なのよ」
「多分、放射線を取り込んだのも
タケなんだと思うわ」

ゼンキ
「 」
「何だそりゃ⁈」

とは言え

今日は
此処まで

エノク
「ひとまず解散でしょうか?」
エイマ
「そうですね」


固有結界では
安全な場所であるが
外の状況も心配だ

解散して
アリサと
寮へと戻る



解読書を
ベクターBOXに
仕舞うと

アリサが
聞いて来た

アリサ
「読むの?」

読むより唱える

思い描くより
想像する

破壊するより
修正する

魔法を
唱える様に
心に響く

アリサには
難しかった
だろうか?

アリサ
「アリサには難しいよ」
エノク
「出来る事はあるわ」
「同じ内包者なら、共有
できる事もあるもの」
アリサ
「う〜ん。たとえば何だろう?」

たとえば

エノク
「私ね。‥生まれた時から
身体動かなかったらしいの」


アリサ
「 」
「動けないの?」
エノク
「何て言うのかしら」

身体が重い
体重がでは無く

魂の
質量の
影響だろうか

エノク
「パパは、そう考えてた」
「私もタケも。きっと同じ事が
起きてると思うわ」

アリサ
「アリサは、教えてくれなかった」
「けど、きっとそうだよ!」
エノク
「そうね。きっとタケは目覚める」
「干渉型だって同じよ」
アリサ
「また一つ分かったね!」

そんな会話を

ゼンキも
近くで聞いていた

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