気仙沼湾横断橋を見上げながら水産加工工場地帯を歩く、寒風とともに|潮見町・川口町
澄みわたる青い空に浮かぶ太陽に明るく照らされた景色が広がっていたため、温かな一日だと思って外に出たが、とんだ誤解だった。一度、車から足を踏み出せば、冷たい風が吹きすさぶ冬の気温であった。それでも例年よりは温かな気温なのだから、加齢とともに衰える冷えへの耐性を強く感じた。
そんな1月8日。成人の日。加齢による衰えを感じる筆者が失った若さを持った新成人がたむろして気を新たにする日である。もっとも気仙沼市の成人式は前日の7日であり、成人式帰りの新成人で賑わう様子は欠片も見られていない。とても静かな祝日だった。
ということで、今回訪れたのも気仙沼市である。2024年を迎えてからというもの、気仙沼市に関する記事しか上がっていない。しかしながら、それが本noteにおいては平常運転なので、お付き合いいただけるとありがたい。今回訪れたのは、気仙沼市の魚市場周辺である。
散策したルートは、上図の橙色のラインである。地図で見ると非常に長大な距離に見えるが、実際にも若干長い距離であった。7.5kmくらいだろうか。概ね1時間程度歩いた形となる。ちなみに、本noteの記事を昔から読んでいる読者がいるかは分からないが、魚市場周辺は2年少し以前にも散策している。
2年前の散策では、上図の青色のラインを散策している。今回との比較では距離に大きな違いがあるのもそうだが、2年前は建物内部を散策している点で異なる。また、今回は距離が長くなったこともあり、本当に散歩のような形となっている。2年前は観光に近い。記事の内容も、そういう意味では異なるものになると思われる。
また、今回散策したエリアは、東日本大震災の影響を大きく受けたエリアであり、復旧という名の再開発が進んでいるエリアでもある。そのため、2年も経つと存外変化が見られる。そのため、重なっている箇所についても、少々異なっているかもしれない。
前置きが長くなったが、ここから、散策したルートについて書いていこうと思う。といっても最近の記事に多く見られる、画像中心の紹介になる。先になぜ今回のエリアを散策したかというと、気仙沼湾横断橋を間近で見たかったからである。以前から見たいと思っていたが、中々機会を創れずにいた。今回、その目的が達成されたので満足している。
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水産加工工場地帯を歩きながら気仙沼湾横断橋を見上げる
気仙沼市の魚市場は、屋上を駐車場として利用できる。屋上からは気仙沼湾横断橋を見られるだけでなく、内湾を望める。海を見たいときにとても好ましい場所である。駐車料金は3時間まで無料である。少なくとも仕事以外で3時間を超えて滞在することはないと思われるので、料金はあまり気にしなくて良いのではなかろうか。
一見するとプレハブ小屋が並んでいるだけに見えるが、横丁と呼ぶにふさわしい飲食店街となっている。
鶴亀の湯が健在である。2年前は見つけられなかった。いつかひとっ風呂浴びたいものである。
Instagramでよく見かける魚市場前のヤマザキショップ。ホテルやトランポリン施設が近くにある。
奥まで進むとみらい造船の工場がある。日本最小の造船会社の合併事例として日経新聞に特集されたのが記憶に新しい。
川辺に大川さくら総合公園がある。防災公園と運動場が道路を挟んで隣接している。この日は、サッカーをしている少年達が多く見られた。寒空の中、元気に走り回る姿が眩しい。おっさんはと言えば、風に吹かれながら震えていた。
大川さくら総合公園からセブンイレブン側(海側)に少し歩き、セブンイレブンから気仙沼シャークミュージアム側へと歩く。途中、海側を撮影したのが上の1枚である。まだまだ空き地が多く広がっている。この一帯が、高給を望める工場に変われば、街もいくらかは賑わうのかもしれない。とはいえ、それは中々難しいことだろう。
この後、気仙沼シャークミュージアムを経て、散策を追えた。その後向かったのが、前回記事にしたくるくる喫茶うつみである。その辺りのことは、以下の記事を参照して欲しい。
今回の散策で、内湾エリアから潮見町・川口町までの沿岸一帯の散策を終えた形となる。まだまだ散策していないエリアは多い。今後も地図を埋めるように様々なエリアに立ち寄っていきたい。
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