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もう少し生き延びるためにやってることをまとめてみた③
こんにちは。 #病んでもタダでは終わらない 渦巻(@uzumaki_628)です。先日から、なんとか病気を打ち負かして生き延びるために、自身が努力してることをまとめてみてる第三弾です。
▼第一弾・第二弾はこちら
現在、絶賛闘病中の詳細は以下のマガジンにまとめてありますので、よろしければご覧ください(無料部分だけでも概要掴めると思います)。
※記事は「だ・である調」で綴らせていただきます。
ベジタリアンは「がん」にならないの⁈
牛や豚の赤身肉を摂り過ぎると大腸がんや乳がんの発症のリスクが高くなる――これは一般的によく知られていることで(たぶん)、1週間で赤身肉の摂取は500g以内にしようというもの。「かもしれない」のレベルでなく「確実なリスク」というエビデンスがあるのだから、肉類中心の食生活を送っている人は、すぐにでも見直す必要がある。
もともと自分は鶏肉や豚肉は良く食べていたが、牛肉はほとんど食べない生活だった。今では更に、基本は魚を主菜とし肉料理は週に1、2度食べるか食べないかという程度までになった(後述のペスカタリアンを目指す)。
それならば、肉を排除し野菜だけ食べるベジタリアンになれば、がんの発症は防げるのだろうか。この手の論議は巷で後を絶たないが、残念ながら答えはNOだと自分は考えている。そもそも、がん発症予防に「奇策はない」というのが通説だ。
国内でも地域差の見られるがん発症率
余談だが、今から7、8年程前に国立がん研が公表したデータでは、日本国内で各がんの発症率が高いエリアには以下のような地域差が見られる。
胃がん・・・日本海側
大腸がん・・北海道、東北、山陰地方
肝がん・・・C型肝炎ウイルス感染率が高い西日本
考察として、寒い北国では塩分過多の食事やピロリ菌感染が胃がん発症に、大腸がんでは冬季の運動不足による肥満が影響しているとかいないとか……
完全菜食主義のヴィーガンより魚も食べるペスカタリアンに軍配
次に、北米在住の男女約7万7000人対象に行った7年間の追跡調査を見てみよう。完全菜食主義のヴィーガンと、乳製品と卵を少なめに魚を主に食べる魚菜食主義のペスカタリアンの大腸がん発症リスクを比べると、
ヴィーガン16%低下
ペスカタリアン43%低下
差は一目瞭然、ぺスカタリアンでは実に三倍近くも発症リスクが低下。徹底した菜食主義、つまり度を越して偏った食事ではせっかくの効果が半減、まさに過ぎたるは及ばざるが如し、これに尽きる。
自分も完璧なぺスカタリアンというわけでなく、なんちゃって程度に肉<魚の食生活を継続していきたい。
それにしても、こう、海水汚染が深刻になってくると、今度は魚を食べての健康被害ってことにならないようにも気を付けたいものだ。。
新刊「がんが自然に治る10の習慣」
続けて、発刊されたばかりの新書を早速読んでみて、あまりにも納得したので思わず紹介!
▼9/15発売:がんが自然に治る10の習慣
ざっくり要約すると、希望を持ってポジティブ思考かつ運動を習慣にするってことなんだけど、闘病で心身共に疲れ切った人たちには、なかなか実現しがたいことでもある。
でも、これまで発信してきた闘病記の中でも声を大にしてきたことだけど、がん患者の余命を左右する本人の感情のうち、唯一、有意性が証明されているのが「絶望」が予後を悪くするということ。逆に言えば「希望」は予後を明るいものにできる、ということなんだよ。
世間にあふれるさまざまな「身体に良いこと」や「がん克服のノウハウ」に希望を見い出せたとして、いざ取り組んでみようというポジティブさや最低限の体力がなければ、次の一歩は踏み出せない。
自分は、病気を克服するのは医学や医療だけでなく、何より患者本人の気持ちからすべてが始まると信じている。
「がんが治る人」に渦はなる!
最後も書籍の紹介なんだけど、タイトルにあるように「がんが治る人」になるための指南書だ。がん克服に共通する5つの患者力について医師が熱く語る良書で、がんサバイバーなら読んで損はない。
▼がんが治る人 治らない人
現状を受けとめ、自分自身で情報を集めることは非常に大切なことだが、それらに翻弄されては元も子もなくなる。集中して取捨選択を誤らないためにも、気力や体力も必須項目だ。
(今回紹介した2冊では、共に体力維持・増強の重要さを謳っている。)
また、自分がいつも実践して発信していることはどれも、がん克服に限らず自己免疫疾患や難病の治癒や寛解も期待できるもの、とされている。
(確かに、がんと自己免疫は切っても切れない関係にあるし、免疫機能が病気を治癒させる鍵なんだから、当然と言えるのだけど。)
治療や闘病に疲れ果て、また行き詰って悩んでいる人たちに、ぜひ気を取り直して前を向いてもらいたいと思う。
病んでもタダでは終わらない
病気に負けてはだめだ。
自分はいつも、そう強く心に言い聞かせている。やれることはまだまだ、まだまだまだ無数にありそうだ。生きてるうちにできるのだろうか…って、なんか大いなる矛盾がここにある気がするのだがw
ということで、渦巻の闘いは続く!
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