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#短歌
短歌連作『連続した私と途切れた毎日』
目を瞑る瞼の裏に星屑が見えたらあなたを迎え入れる
夢の中「入ってますか」ノック音は逆再生で返ってきた
カーテンに透けた陽射しのやさしさは誰かに似てる思い出せない
ゆっくりと目をあけてほら、あさがきたおもい身体もあいしてあげて
寝坊して始まる今日も正常に過ぎてくれるの願うばかりだ
乾いてる肌をなぞった指先は未来を見てからシーツに落ちる
目覚めから完璧だった幼き日々を引きずって、20数年
短歌連作『再燃するゴミ』
1引いて私が消えたらどうします? 有りえなくもないでしょうから
金髪の彼がいくつも立っていて、祈りというのかはたまた呪いか
推しはクズまたは浪費家、嘘つきで結婚できないから大好き
毎日の投稿チェックにいそしめど付かず離れず、心臓を渡す
好きだったそれは事実であり嘘で二度と私に姿を見せるな
連作を読んでいただきありがとうございます。
記事を読んでいただけたら、いいねを押してくださると、と
短歌連作『裸体の春』
「過ごしやすい天気ですね」そうですね、あなたがいないともっと良いです
間違えてすこし根気を見せたときやっぱりやめておけばよかった
染み込んだ憂いの香りに騙されて愛してくれよと裸で迫る
「エモいって言葉で片付けないでくれ」片付けてない、散らかってるの
誤嚥した小さなイチゴのビーズたち君の唾液で美しく見えた
首にあるしこりが膨らむ夢を見てああ、また生き延びたのか、私
大胆な軌道に見惚れて立