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おれらの更衣室

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#趣味

ミュージカル二題

ミュージカル二題

先日、ありがたいことにお誘いを頂いて、とぱーずさんとミュージカル『Grease』を観に行った。

ジョン・トラボルタ出演の映画すら観たことはなく、wikiで簡単にストーリーだけ予習して臨んだのだが、いざ観てみるといくつか知っているナンバーがあることに気づく。バーバーショップを通じて英語圏のアンセム的名曲を聴くようにしていたことが、ここにきて功を奏したわけだ(出典を知らないあたりは片手落ちと言うほか

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空をかけるひとすじの流れ星

空をかけるひとすじの流れ星

劇場で『カリオストロの城』4K版を放映すると聞いて、即座に予約を取って観てきた。

テレビ放送で3回くらい見てはいたが、CMなしで画面に集中したのはもちろん初めてのことだった。やはり何度見ても面白い。

現在ではおそらく再現できないであろう手書き作画の枚数も圧巻だし、100分という尺の中で豊かな世界観を描き出し、それでいて無駄のないストーリーはさすがの一言に尽きる。

しかし、最後も最後の「ヤツは

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おもちゃたちの在り方

おもちゃたちの在り方

『トイ・ストーリー』は大好きなシリーズだ。①(以下丸数字はシリーズ中のナンバリングを示す)をいつ観たのかは覚えていないが、少なくとも②は2000年に映画館へ足を運んだ。

それと前後して数回海外旅行に行ったときに、作中に登場するおもちゃを買ってもらったのも懐かしい。といってもバズ、Mr. & Mrs. ポテトヘッド、スリンキー、スケッチ、くらいだったろうか。
ハッピーセットで補完しつつも全キャラは

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読書日記断片⑨ 過去から見た未来

読書日記断片⑨ 過去から見た未来

たとえば『スター・ウォーズ』あたりは全く1本も観たことがないので、公言するのはちょっと憚られるのだが、僕はわりにSFが好きな方だ。

そもそもSFというのは、創作の中でも最も大衆を楽しませることに特化したジャンルのひとつではないか。SFのS、つまりScienceの部分の大小こそあれ、たいていは「こうだったらいいな」とか「こんなことが起きたらどうなるだろう」とかいった、誰かの夢を堪能することのできる

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代替趣味としての映画、夏。

代替趣味としての映画、夏。

狂ったように本を買いあさっていた僕だが、ここ2ヶ月ばかりで古本市へ足を運ばなくなった。

まあ個人的な研究課題はたくさんある(たくさん、というのが厄介だ)ので、全く古本を購わないということはあり得ない。なまじ本を買うことの有効性を知っているものだから、今後いかなる趣味に傾倒しようとも、方向が異なるだけで依然として本は買っていくのだろう。

ともあれ、ふつうの人から見ればやはり異常な量を買っているわ

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ディズニーを知りたい

ディズニーを知りたい

ちょっと必要があってディズニープラスを契約した。

というのも、英語圏というかアメリカの文化を理解するうえで、ディズニーはかなり重要な位置を占めていると思っていて、ストーリーとか展開とか音楽とか、アメリカでは誰もが知る定番であっても日本人は意外と知らないことが多い。

特に僕などは、これまでの人生でそこまでディズニーに親しんできたわけではなかったから、英語を話したり英語のメディアを享受したりする中

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読書日記断片⑧ 髪の色、肌の色

読書日記断片⑧ 髪の色、肌の色

ちょっと前の話になってしまったが、ディズニー映画『クルエラ』を観た。実に出来の良い作品だった。

天下のディズニーだけあって全体の作りこみが叮嚀であることは言うに及ばず、題材となっている60-70年代のファッションが芸術として魅力的に映った。ところどころ耳馴染みのある往年の名曲が聞こえ、それもまた当時の雰囲気を表していてよい。

で、本作は『101ぴきわんちゃん』の悪役であるところのクルエラの生い

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夏がポケモンだったころ

夏がポケモンだったころ

そんなにゲームをやらずに育ってきた僕だが、ポケモンは小学校の間、そこそこ熱中してやっていたように思う。

といっても、最初に買ってもらった緑のあと、黄、金、ルビーとやって、ほぼそれきりである。(大学の時に思い立ってブラックを中古で買ってみたが、たしか最後まではやらなかったはず)

アニメはもうちょっと長く見ていたけれども、ダイパ編の最後まで見終えた記憶はない。それとて食卓で付けていたテレビで漫然と

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読書日記断片⑦ 忘れられた女性作家

読書日記断片⑦ 忘れられた女性作家

すくなくとも近代文学の世界では、女性作家のことをとくに「閨秀作家(けいしゅうさっか)」なんて呼んだりする。「閨秀」というのは頭のいい女性のことを指すそうだが、先日、文学部の先輩方と話をしたときにこの言葉が通じなくてちょっと面食らった。確かに女性作家について調べようと思わなければ出会わない単語と言ってもいいのかもしれない。

●宮野村子『無邪気な殺人鬼』『童女裸像』(盛林堂ミステリアス文庫)

閨秀

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読書日記断片⑥ WEB漫画日和

読書日記断片⑥ WEB漫画日和

あっという間に4月である。

1月から新しいクールでアニメが始まったと思えば、3月末には終わってしまう。こんな調子で1年が経ち、5年10年と徒に歳を重ねてゆくのだと思うと、うら寂しい気持ちになる。

このあいだ観ていると書いたアニメは、だいたい"完走"した。

最注目だった『ホリミヤ』は、各登場人物のエピソードをまんべんなく抑えなくてはならないという性質上、13話ではややあっさり流れてしまった感が

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古本装丁探索

古本装丁探索

以前、古本の魅力について語った記事で、本の装丁も購入の決め手として大きな割合を占める、という話をした。

単純に見た目がカワイイ本というのも欲しくなるわけだが、小村雪岱とか竹久夢二とか、有名な装丁家の手による本はとりわけ購買意欲を誘うし、従って古書価も高いことが多い。

ところが、近代の古本というのは残念なことに、装丁者が明記されていないケースも多分にあるのだ。現代の本なら、目次の末尾やカバー袖、

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趣味増えちゃう問題とやり抜く力

趣味増えちゃう問題とやり抜く力

先週くらいまで暖かったのにここ数日は何となくひんやりした空気を感じている。実際に先日朝の室温は14度くらいで、朝起きたときは冬と同じくらい布団から出られなかった。ここで油断すると風邪を引く。毎年このような季節の変わり目に必ずと言って良いほど風邪を引いてしまうので、今年は気を付けたいと思っている次第です。

ところで、突然ですが私は継続がそこそこ得意である。このnote然り、趣味然り、仕事においても

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暗躍する赤ちゃんを観た

暗躍する赤ちゃんを観た

アマゾンプライムで映画を観た。

予告をCMで見てからずっと気になっていながら、映画館へ足を運ばず、今日までタイミングがなくて視聴していなかった作品。

ドリームワークスの『ボス・ベイビー(The Boss Baby)』だ。

そういえば、テレビで予告を見たとき、「これ面白そう」と弟に言ったら「ペリーみたいなの好きだね」と言われ、なるほどそうかもしれないと思ったのだった。

ここで言うペリーは『フ

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小村雪岱を知っていますか

小村雪岱を知っていますか

(※20210316参考文献を追記)

小村雪岱、という画家をご存じだろうか。

「ご存じだろうか」なんて高慢な書き出しをしてしまったが、不肖僕にしても、おそらく古本を蒐集していなかったら知らなかったであろう画家の一人である。

小村雪岱(本名:安並泰助)は、明治20年川越の生まれ。東京美術学校(いまの藝大美術学部)日本画科を出た日本画家である。縁あって、かねてより尊敬していた泉鏡花の本『日本橋』

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