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1995 旅と空間と哲学。 琴線に触れる日常を

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最近の記事

習慣という土台づくり

あるとき聞かれたひと言 「ルーティンとかってあるの?」 言葉が出なかった。 私にはまるで程遠いものだったから。 朝は必ず○時に起きて運動をする、とか 筋トレや英語の勉強をするとか。 いわゆる、自分を支える習慣がなかった。 あれ、やろう。 これ、やろう。 誰よりも人一倍に好奇心はあったし きっとそのステップを誰よりも踏んだ。 だけどステップを継続させていくだけの 強い意志も目的もなかった。 目的のない行動に持続性はないし 目的のない意思に本当の答えはない。 あくまで

    • 進化とは退化

      久しぶりの更新となってしまいました。 ポッドキャストを配信してみたり 新たな目標に向けて奔走したりと どこまでも「やることいっぱい」な私。 でも、不思議と「忙しい」とは思わなくて。 (結果的には忙しいに分類されるんですが) しいて言うのであれば、 「実り詰まってる」「満ちてる」感じ。 どちらにせよ、良い兆候です。 そんなこんなで私の脳内は目まぐるしく かけまわっているわけですが 今日は、「進化と退化」について。 何故このテーマにしたかというと 車で道路を走ってい

      • 刹那、そして夏の音

        am5:30 窓から吹く風が爽やかでどことなく優しくて 肌にふれる空気の質感がとても軽く思えた。 盛夏とは違う穏やかな虫の鳴く声に うぐいすの瑞々しく潤いを振動させたような 鳴く声がやわらかに響き渡る。 ただただ心地良くて、ずっと触れていたい夏の朝。 暑いのは好きではないけど 夏の「音」が四季の中で一番好き。 蝉の鳴く声 風鈴の凜とした音色 木の葉のささやき 扇風機が風を鈍く切る音 鮮明に刻まれているのは 夏の音色な気がする。 季節のイメージで言うと 夏はどの季節

        • メタ認知

          瞑想を始めてから 自分の内から湧き上がるあらゆる感情を ジャッジせず、否定せず、あるがままに 受け入れられる(認める)ようになった。 「こんなことを思う自分は嫌いだ」 「こんな自分(はず)じゃないのに」 負の感情に対しては強く抵抗があって どれもこれも”自分”だということを 認めちゃいけない、そう気を強くはる自分が 今までずっといたけれど 最近は、心が楽に思う。 あぁ、今、私は傷付いているんだ あぁ、今、私は怒っているんだ そうやってどんな感情も認めてあげる。 傷付

          すべてには繋がりがある

          買い物しているとき 仕事をしているとき ぼ〜っと考え事をしているとき そんな日常を生きている中で ふと気が抜けた瞬間に 今、目の前に広がる光景や現実って 普通にすごくない?と思うことがある。 どういうことかと言うと 目の前に広がるあらゆるモノを 人はそこにあるただの「モノ」として 捉えがちだけれど そのモノがそこに存在するまでに いくつもの過程を辿り 数え切れないほどの人の力により 今、自分の目の前にあるのだと。 1枚のテーブルクロスを例に考えると ”モノ”として存在

          すべてには繋がりがある

          遠回りのような近道

          社会的成功、経済的成功が 物理的に「成功」だと心のどこかで思ってた。 何者かになれる日が来るのを待ち望んでいた。 だけど、まるでそれは蜃気楼のように感じられて そこに自分の求めてる”何か”は存在するのか?と 不安、焦り、嫉妬、疑いの念が絶えなかった。 正直、そのループの渦中に居る自分は 夢を追っているはずなのにちっとも楽しくない。 まるで美味しそうな包み紙に包装されたキャンディー 開けて食べてみると全く味がしない無味無臭のただの飴。 そんな感じの虚無を感じてしまう。 自

          遠回りのような近道

          「選択する」ということ

          大人になると子供のころ以上に 多くの情報や人間関係(コミュニティー)、環境を 構築していくことが増えていく。 子供の頃は、与えられた環境の中で 限られた選択肢の中であっても純粋に楽しかった。 周りにはたくさんの友達や夢中になれる部活や趣味 キラキラ輝く学生生活、甘酸っぱい恋の一つや二つ。 こういうと「大人は面白くない」 そう伝えたいのか、とネガティブな意味で 勘違いされそうだけど決してそうではなくて。 私は、大人になるということは 子供以上に(というより比べることじゃない

          「選択する」ということ

          ありがたいの本当の意味

          ショッピングモールのトイレを利用したときの話。 便座に座るとドアに貼られたシールが目に入った。 「いつもキレイにご利用くださりありがとうございます」 あらためてトイレを見た。キレイ。 トイレットペーパーはきちんと補充してあって 便器の中はきちんと掃除が行き届いていて ゴミや汚れが目立つこともなくて、ちゃんとキレイ。 その光景がすごく当たり前のようなんだけど この”当たり前”をいつも維持してくれている人がいる。 誰だって触りたくないであろう汚れを 誰かの手で、誰かの時

          ありがたいの本当の意味

          人の心が読めたら

          好きな人の気持ちを知りたい。 あの人が今何を考えてるのか知りたい。 仕事相手の本当の思惑を知りたい。 私のことをどうおもってるんだろう。 いつだって、誰だって その領域を侵せないのが「心」 あの人の心を読めたらどれだけ楽だろう。 こんなにも一喜一憂せずに済むのに。 相手の考えてることが分かれば 今後のビジネスもスムーズに進めれるのに。 生きていればこんなことを思わずには いられない時が必ず来る どんなにウソ発券機で嘘か本当かを 見分けることができたとしても その先の真実

          人の心が読めたら

          台湾ひとり旅 03

          前回の記事はこちらから⇧ ちなみに書き忘れてたんですが ちょっとだけ初日の夜は夜市に出かけてました。 ド定番な「士林夜市」へ いくつかの夜市があって その中でも最大規模! とにかく、人がゴミのようだ。ってやつです。 屋台がぎゅうぎゅうに並び 人もぎゅうぎゅうに行き交う ノスタルジックな昼間の風景とは変わり 赤提灯やカラフルに映し出されるネオンの屋台街。 歩いていると突如襲ってきた臭豆腐の臭いに 倒れてしまいそうなほどヤラれた私は 早々と雰囲気だけ楽しんで帰りました

          台湾ひとり旅 03

          台湾ひとり旅 02

          前回から続き、今回は台北編から 今回の旅でお世話になったのが 台北駅から徒歩で行ける「スターホステル台北」 ゲストハウスと聞くとあまり清潔なイメージを もたれにくいけど、ここは設備も空間もとても綺麗! 綺麗なのはもちろん、 広場みたいな場所があって そこでは本読んだり 映画見たり 談笑したり お昼寝したり..自由な空間で すごく開放的に過ごせて良いなって。 こんな空間ほしいし、いつかは自分で作りたい。 普通にホテルに泊まるより断然安いし 基本は外に出かける人にはオスス

          台湾ひとり旅 02

          夢をかなえるゾウ

          書店で何年も前から見かけていた 「夢をかなえるゾウ」著:水野敬也 気にはなっていたけど なんとなく手に取ることはなかったこの本。 それが、今になって読んでみたところ 「何これ、めっちゃオモロイやん…」 タイトルにある通りゾウのガネーシャが これでもかっていうほどスベる。でも笑える。 ガネーシャはインドの代表的な神様で 4本の腕と脚にちょいとおデブな腹をしたゾウ。 ちなみに片方の牙が折れてるらしい。 この本では、何故かインド出身なのに ゴリゴリ関西弁をコミカルに放つガ

          夢をかなえるゾウ

          台湾ひとり旅 01

          今年4月に 3泊4日で行った 台湾ひとり旅について振り返ってみようかな、と 海外旅行は これで3カ国目。 (台湾以外にイタリアと韓国に行きまして) そして海外をひとりで行ったのも今回が初めて。 肝心の英語力はもちろん皆無 でも、大丈夫。 「どうにかなる」 このメンタルが日々、私を強くする。 #誰なん というわけで、まさか今になって記事を書くと 当時の私は思ってもみなかったので きちんとした写真もなければ旅程もうろ覚えだけど わたしが感じてきた「台湾の魅力」を 伝

          台湾ひとり旅 01

          好きの反対は無関心

          厳密にいうと 「愛の反対は憎悪ではない、無関心である。」 あのマザー・テレサさんが語った有名な言葉。 果たして本当にそうなのか?と思い、考えてみた。 ※ 一個人の考えであり ある一つの解釈なので  「正解」も「絶対」もないです 私の考える「好き」と「無関心」の状態を図にしてみると 「好き」↔︎「嫌い」= 関心がある状態 になります 働く力の方向(プラスとマイナスな感情)に違いはあるけど (図1) どちらも良くも悪くも関心から生まれる感情だとおもう。 物で例えるとする

          好きの反対は無関心

          空間がもたらす魔力と価値

          一人でいたい日や作業するときは 空間的にも感覚的にも 心地の良い場所で過ごすことで わたしの幸福度は、ぐんっと高まる。 洗練された空間に身を置くことは 自分の佇まいまでも洗練されたような 気持ちに どこまでもさせてくれる そんな不思議な魔力をもっている もう それだけで気分が良い。 もはやお値段以上なんじゃないか。 この日、初めて訪れたのは別府にある ゲストハウス&カフェ「 SUN LINE BEPPU 」 コンクリートと温かみのあるウォルナットが特徴で 個人的に、

          空間がもたらす魔力と価値

          山に住む。 -不便さを愛でる生活-

          22歳のとき初めて憧れの宮古島でリゾバを経験して (※ リゾートバイトの略称)

          ¥100

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