すべてには繋がりがある
買い物しているとき
仕事をしているとき
ぼ〜っと考え事をしているとき
そんな日常を生きている中で
ふと気が抜けた瞬間に
今、目の前に広がる光景や現実って
普通にすごくない?と思うことがある。
どういうことかと言うと
目の前に広がるあらゆるモノを
人はそこにあるただの「モノ」として
捉えがちだけれど
そのモノがそこに存在するまでに
いくつもの過程を辿り
数え切れないほどの人の力により
今、自分の目の前にあるのだと。
1枚のテーブルクロスを例に考えると
”モノ”として存在するテーブルクロス
私はクロス作りの職人でもないから
手に入れるためには売っているお店やネットで
購入することになる。
ということは、”モノ”を小さく解いていくと
クロスを”販売する”人(または店)がいる。
または”モノ”を届けてくれる配送業者がいる。
次に、販売する人は商品を仕入れるからこそ
販売することができる。
だから販売の前には卸に(仕入れ先)繋がる。
卸の前には、テーブルクロスを作る人がいる。
作る人には、原料である綿や繊維、生地を扱う
人や会社があるから成り立っている。
それは国境を越えるかもしれないし、
越えた先にあるならばそこを繋ぐ役割も
新たに発生することになる。
そうやって一つの”モノ”は繋がりという連結から
こうして自分の目の前に存在している。
当たり前にある”モノ”は多くの人や技術により
必要とされている人の元へ繋がれていく。
そう考えると、世の中のビジネスもそうして
”繋がり”から生み出された産物なんだなって。
同時に、自分が社会に対して今後
”何を”貢献できるかと頭を悩ましていることは
同じことなのかもしれないなって。
何というか
目にみえるものだけが全てではないというか。
テーブルクロスという一つの物質や存在が
全てを語るのではなくて
そこには表面化していない
いくつもの隠れた過程があって
どれも大切で、必要不可欠なことなんだと。
私は、今までどこか”モノ”や目の前の事実を
「断片的」にしか捉えていなかった気がする。
でも、それは違くて
皆きっと、どこかに”繋がる”のだと思う。
繋がりという小さな点線同士が互いに結ばれ
やがてひとつの立派な道が(結果)できる。
自分の価値や存在=繋がり なのかもなぁ。