![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/147650468/rectangle_large_type_2_75e772a40e5078afcc35c83985e7108c.png?width=1200)
Photo by
ctfr
メタ認知
瞑想を始めてから
自分の内から湧き上がるあらゆる感情を
ジャッジせず、否定せず、あるがままに
受け入れられる(認める)ようになった。
「こんなことを思う自分は嫌いだ」
「こんな自分(はず)じゃないのに」
負の感情に対しては強く抵抗があって
どれもこれも”自分”だということを
認めちゃいけない、そう気を強くはる自分が
今までずっといたけれど
最近は、心が楽に思う。
あぁ、今、私は傷付いているんだ
あぁ、今、私は怒っているんだ
そうやってどんな感情も認めてあげる。
傷付く自分が「弱い」とジャッジするでなく
怒る自分が「醜い」とジャッジするでなく
ただ、そうなんだね。とそのままを認める。
一歩、下がったところから俯瞰する。
自分という肉体から幽体離脱(意識を)して
上から「自分」を見下ろして認識する感覚。
例えば、人から嫌な言葉を言われたとする。
今までは
ムカっと感じた自分
↓
「ムカつく!何なの!こんな人嫌い!」
↓
瞬時に湧き出た「感情」に身を任せる
※感情を放出するだけで俯瞰できていない状態
今では
ムカっと感じた自分
↓
「あ、今ムカついてるんだ、私。
この人の言葉の何に引っかかったんだろう。」
↓
感情を闇雲に放出するのではなくて
その覚えた感情をまず”認知”する。
もう1人の私が「ムカついてる私」を少し
離れたところから見て(俯瞰)いるような。
そうすると立ち止まって
今ある現象に冷静に向き合えるようになる。
そして、この感覚が
【メタ認知】
「自分が認知(考えている・感じている)していることを客観的に把握すること」
なんだということを体感した。
もちろん心身のコンディションによって
左右されるし、完璧にはできないけれど
少なくとも自分を豊かにする「武器」を得た。
次第に心にゆとりを感じるようになり
自分を認める(認知)ことは
認めないことより遥かに生きやすいということ。