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メタ認知


瞑想を始めてから
自分の内から湧き上がるあらゆる感情を
ジャッジせず、否定せず、あるがままに
受け入れられる(認める)ようになった。

「こんなことを思う自分は嫌いだ」
「こんな自分(はず)じゃないのに」

負の感情に対しては強く抵抗があって
どれもこれも”自分”だということを
認めちゃいけない、そう気を強くはる自分が
今までずっといたけれど

最近は、心が楽に思う。

あぁ、今、私は傷付いているんだ
あぁ、今、私は怒っているんだ

そうやってどんな感情も認めてあげる。
傷付く自分が「弱い」とジャッジするでなく
怒る自分が「醜い」とジャッジするでなく
ただ、そうなんだね。とそのままを認める。

一歩、下がったところから俯瞰する。

自分という肉体から幽体離脱(意識を)して
上から「自分」を見下ろして認識する感覚。

例えば、人から嫌な言葉を言われたとする。

今までは

ムカっと感じた自分

「ムカつく!何なの!こんな人嫌い!」

瞬時に湧き出た「感情」に身を任せる
※感情を放出するだけで俯瞰できていない状態


今では

ムカっと感じた自分

「あ、今ムカついてるんだ、私。
この人の言葉の何に引っかかったんだろう。」

感情を闇雲に放出するのではなくて
その覚えた感情をまず”認知”する。
もう1人の私が「ムカついてる私」を少し
離れたところから見て(俯瞰)いるような。

そうすると立ち止まって
今ある現象に冷静に向き合えるようになる。

そして、この感覚が

【メタ認知】

「自分が認知(考えている・感じている)していることを客観的に把握すること」

なんだということを体感した。

もちろん心身のコンディションによって
左右されるし、完璧にはできないけれど
少なくとも自分を豊かにする「武器」を得た。


次第に心にゆとりを感じるようになり
自分を認める(認知)ことは
認めないことより遥かに生きやすいということ。


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