痩せたい人は有酸素運動のしすぎに注意
ダイエットしようとしてジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をしまくっている人は結構います
最近私の周りでもボディビルの大会に出るからといい、減量期だからといってジョギングしまくっている奴もいます
実際そいつはマラソンランナーにでもなる気なのかな?と思うくらい体は細くなっています
今までも痩せたかったら有酸素運動は効率が悪いということを言ってきましたが、そんな痩せるために有酸素運動をまじめにしてしまう人のために有酸素運動と減量について改めてまとめてみました
今回の記事でわかること
・痩せるために必要なことがわかる
・有酸素運動のしすぎの弊害がわかる
以上について解説していきたいと思いますので最後まで心して刮目せよ
有酸素運動をしすぎると遅筋(チキン)が増える
これはチキン^^
一般的に見るいわゆる筋肉
こんな感じのやつね
これは速筋繊維でできた筋肉で作られています
速筋繊維の方が圧倒的に肥大しやすくパワーがあるという特徴があります
なので、ボディメイクで必要なのはある程度の重量で負荷をかける速筋繊維です
その逆で、マラソンランナーになりたい人ならば弱い力を継続的に出せる遅筋繊維の発達が必要となります
速筋が遅筋になってしまうということは、筋肉を大きくするという点で破損になってしまいます
もう一つデメリットがあるとしたら、有酸素運動をしすぎると体の体温を保つタンパク質が減ってしまうということです
体温はどのように作られるのかというと
①ふるえ熱産生・・・寒い時にふるえて筋肉が熱を発生させる現象
②非ふるえ熱産生・・・ふるえなくても筋肉が熱を発生させる現象
以上の2種類があります
食事をたくさん食べてエネルギーが豊富なら熱が発生してエネルギーを使い体温が上がります
逆に減量などをしていて体にエネルギーが不足していたら、省エネモードに切り替わり体温が下がります
それでは有酸素運動をしすぎるとどうなるのか?
有酸素運動というのはとてもエネルギーを使います
めっちゃ疲れます
そうすると体は無駄を無くそうとして少しのエネルギーで動き続けようとします
この時体は減量中と同じような感じになってしまいます(省エネモード)
実際思った以上に有酸素運動自体はそんなにカロリーを使うことはありません
ざっくり計算で、
「体重(㎏)×走った距離(㎞)=消費カロリー」
といわれています
50㎏の人は10㎞走っても500キロカロリーしか消費しません
甘い菓子パン1個でチャラだよ
有酸素運動でジョギングやウォーキングを1時間も2時間もやってしまうと代謝が減って、熱を作るタンパク質も減って痩せにくくなってしまうということです
有酸素運動はリバウンドしやすい??
出典「スラムダンク」井上雄彦
運動のしすぎは筋肉が分解してしまう問題があります
筋肉が分解するということは代謝が落ちてしまうということです
そうなると、結局減量を行っても食べたらすぐにリバウンドしてしまう体が出来上がってしまうということです
オフシーズンのマラソンランナーは結構太ってしまうという話があります
これは「熱を作る能力が落ちること」「ホルモンの関係」です
なので、走らなくなってしまうと途端にリバウンドして体重が増加してしまうという現象が起こります
ウエイトトレーニングで速筋を鍛えた場合は、リバウンドは起こりにくいのですが、有酸素運動をやりまくってダイエットをした人は割とリバウンドが起こりやすいのです
この現象は皆さんも体験したことがあるのではないでしょうか??
有酸素運動をよくする人は筋肉の中に脂肪を蓄える
筋肉といったら赤みの肉を想像すると思います
しかし、有酸素運動をよくする人の筋肉内には脂肪が結構あるのです
なぜ脂肪があるのかというと、有酸素運動をする時は走ったりするときに脂肪がエネルギーとして使われるからです
ちなみに無酸素運動(筋トレ)はエネルギーとして糖質が使われやすいです
なので筋肉内の脂肪も増えにくくなります
どのくらいの有酸素運動がいいのか?
簡単にいうと、「日常生活でしっかり動く程度で良い」です
・エスカレーターではなく階段を使う
・移動は車にすぐ頼るのではなく、少し歩きましょう
くらいの感覚です
1日の消費カロリーだと200キロカロリーくらいで十分でしょう
エアロバイクなら20分〜30分週3回くらいです
あとは筋トレでボディメイクしたらいいだけですね^^
まとめ
有酸素運動をやりすぎると・・・体の熱を発生させるタンパク質が減ってしまう
有酸素運動をやりすぎると・・・筋肉が遅筋になってしまう
有酸素運動をやりすぎると・・・リバウンドしやすくなってしまう
有酸素運動をやりすぎると・・・筋肉内の脂肪が増えてしまう
有酸素運動をするなら・・・日常生活で活動的になる
有酸素運動をするなら・・・ちょとやるだけにとどめましょう
あとは筋トレしよう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでくれたあなたが大好きです