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TOLE OF DOMEGATE: The Back Fog over the Canadian Beaufort Sea (English Edition) Kindle版
TALE OF DOMEGATEは、1984年に日本で出版された『無謀な挑戦ー ドームゲート事件と日本の運命』の英訳で、カナダ最大の独立系石油会社ドーム石油が、誕生から発展を経て終焉までを描いたドラマだ。 日本では調査報告書が単行本化され、多くの雑誌で取り上げられ、国会では特別委員会が設置されたし、石油公団の解体に繋がったが、英訳されることはなかった。著者が英訳しなかった理由は、米国での石油開発事業が忙しく、家族がカナダに住んでいたからだ。 約40年ぶりに英訳した理由は、
【貴重な対談】ピーター・ドラッカーを日本に紹介した斎藤勝義氏との対談が収録されている『聞き書き 名人芸に挑む』(藤原肇著)(kindle版)
【聞き書き名人芸に挑む】(kindle版)の第一章、第二章の対談相手として登場するのは元ダイヤモンド社・外国書籍著作権担当責任者の斎藤 勝義氏。ドラッカー博士を日本に紹介した張本人!で、[マネジメント]を日本に普及した功労者である。 ドラッカー博士と家族ぐるみの付き合いがあった、彼だけが知る出版裏話が対談の中で語られる。それらは大変貴重であることは言うまでもなく、ドラッカー博士の著作をもっと親しむためにも必読である。 今回の記事では第一、第二章のドラッカーに関する対談のみの
【追悼・徳田虎雄氏】「アスペ」の三畸人交遊録: 世紀末の日本を裏面で支えた鬼才日本人、小室直樹、徳田虎雄、正慶孝 (Kindle版)
(管理人)医療法人「徳洲会グループ」の創設者である徳田虎雄氏が亡くなりました。ご冥福をお祈り致します。 獅子奮迅の野生児医師・徳田虎雄 (前略)狂った形で始まった新世紀の混乱を通じて、日本の混迷は絶望的であるが、その危険に警鐘を鳴らし、危機の時代に竿をさした、小室直樹、徳田虎雄、正慶孝という、三人の奇人の追想録が本書である。 二十世紀の最後の20年は、日本が絶頂から深淵に向け、断崖絶壁からの転落を含む、スタストロフ期に相当するが、この時期を共に生きて、時代の体現者とな