下半身太りが気になる方の対策vol.587
どうもTOMです(^^)
岡山県津山市にてパーソナルトレーニングスタジオを経営しており3年目に突入しています。
コンセプトは、
【身体作りをライフスタイルに】
Quality of Life、生活や人生の質を高める結果と場所・空間を届ける事をビジョンに掲げています。
さて、
今日は部分痩せ下半身太りが気になる方の対策。
このテーマでお話ししていきたいと思います。
ダイエットをしていても、体重が落ちたけど
見た目が変わらなかった、
体重は落ちたけど
イメージと異なるといったお悩みは、
現場でもよく聞くテーマです。
上半身げっそりし、
下半身は太い状態だった。
今日はこのあたりを触れてみようと思います。
女性の平均体脂肪率が25%程と言われていますので、
下半身についた体脂肪を落とす場合は、
ある程度体重を食事の調整、食事を取り組む必要はあります。
ここがまず前提としてあり、
これを踏まえた上で
どうアプローチしているかを考えていく必要があるかと思います。
まず、
男性と女性によっても、
体脂肪のつき方が変わってくる部分があり
男性→
お腹周り、特に内臓脂肪につきやすく、
手足は細いけど、お腹だけぽっこり出ていたりする方が多いですよね。
これ
りんご型肥満
といったりして、内臓脂肪が付きやすい特徴があります。
女性→
下半身やお尻、二の腕など、皮下脂肪にもつきやすく
洋ナシ型体型
と言われたりします。
ですので、
腰から下半身の皮下組織に脂肪がたまるので皮下脂肪が多くあります。
なぜ、女性の方が洋ナシ型で
特に下半身などに体脂肪がつきやすいかと言うと、
まず1つに女性ホルモンが関係しているのでないかと思っていますが、
おそらく出産の関係などもあり
内臓脂肪に脂肪がつきにくい働きがあり
結果として、皮下脂肪などにつきやすいのはあるかと思います。
また女性で内臓脂肪が増えると、
脂肪細胞から分泌される"アディポネクチン"というタンパク質が減少し.
その結果、卵巣の皮が厚くなり、排卵障害や卵子の発育障害がおこることがわかっています⬇⬇
後は、
生まれつきの部分ももちろん考えられますが
現場で僕がよく使う言葉は
股関節のねじれや使い方
立ち方、歩き方
浮腫みの解消
また、男性と骨盤を比較しても
女性の方が、出産の関係で骨盤が広いので
その分は脂肪がつきやすくあります。
あとは
体脂肪落とすであります。
よく昔スポーツをしていたからと話される方もいますが、
確かに、それも一理あるのですが
スポーツから引退してかなりの期間が空いているにもかかわらず、下半身ぶとりが気になる理由は
おそらく、
スポーツだけではなく、
立ち方や歩き方、根本的な股関節の機能
ここが関係しているかと思っています、
まず、1つ目の立ち方としては
膝が過伸展するように、
膝の裏側完全に伸びてしまって、太ももの前で立ってしまっている状態。
これは、内股の方やx脚、XO脚の方にも
通ずる部分で少し、特にヒールなどを履いている方もこういった特徴があったりします。
個人的には、
少し、見た目ではわからない範囲で結構ですので、膝の裏を緩めていただく立ち方、
ここは結構重要ではないかと思っています。
次に歩き方ですね。
これは足首を極端に使い、地面をひっかくような歩き方や、お腹や骨盤で体重移動がうまくできない方、
つまり、足でペタペタ歩いてしまうような印象です。
加えて、母趾球まで体重が乗らずに、
ここもまたペタペタと歩いてしまう場合。
こういった特徴として、
下半身太りがあげられるかと思います。
こういった条件、
平均の体脂肪率よりも高い状態であると、
より今回のタイトルの内容が当てはまるのではないかと思います。
また女性ホルモンが過剰に分泌されると
浮腫の原因にもなりますが、
植物油や大豆イソフラボン摂りすぎも
関係しますので、
このあたりも個人個人によって変わってくるかと思います。
ちなみに、
女性ホルモンとは、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)という二種類のホルモンのことで
大豆製品、特に豆乳を多く取っている女性も多く、
ここは注意が必要かと。
最後に、
内股が働き、お尻の筋肉が使えること
例えば、脚やせのメニューとして
「ワイドスクワット」が挙げられますが、
これで内腿とお尻を鍛える事は確かに重要。
ただ一方で、
結論から言うと
ワイドスクワットをしたからといって、足が細くなるとは限らないと思っています。
理由は、筋肉がつくから。
筋肉がない状態から、筋肉がつけば太くなるのは当たり前ですよね。
ワイドスクワットの特徴としては
内股とお尻を鍛えていく事がメインの種目だと思いますが、
ここでワイドスクワットで重要なのは、
お尻を引いて、しゃがむと言うよりも
どちらかと言うと、
垂直に下がりながら、
少し膝がつま先よりも前に出ながらも、お尻を意識ししゃがみ、
内ももを意識してスタートポジションに戻る、
ここが大事かなと思います。
よくスクワットで、
膝をつま先から出さないと言う方がおられますが、
確かに、あの方法でも悪くはないと思いますが
個人的にこのスクワットに関しては反対です。
理由はお尻に効かないからです。
SNSなど見ていると
膝をつま先から出さない
スクワットはよく見かけますが、確かに太ももの前には効く頻度が少ない部分はありますが、ただお尻には効かないので、
その部分を理解した上で行うなら良いのかと思います。
見た目においては
足の筋肉が全くない状態の人と
足に筋肉がついている状態の人で言えば
後者の方が確実に足は引き締まって見えると思います。
ただ、引き締まっているのと、
太い細いと言うのはこれ違う話ですよね。
なぜならば、ボディービルダーの方も体脂肪がない状態ですから、言葉としては引き締まっている状態ですよね。
でも、めちゃめちゃ太い下半身ですよね。
何がここで言いたいかと言うと
必要な場所に、
自分がつけたい場所に、筋肉をつけて
無駄に使っている筋肉の仕事を減らしてあげて
これは結論、筋肉を落とすと言う意味でもありますが、
後は必要な部分につけていくこと。
これが重要でそのために今回お伝えした
立ち方
歩き方
姿勢
股関節の使い方やねじれの改善に
さらに加えて、
体脂肪落とす
浮腫を解消するであります。
そうはいっても
「そんな難しいことを言わずに、脚やせのシンプルな方法を教えて欲しい」と思う部分はあるかもしれませんが、
正直難しいのが結論であります。
お店のスタンスは
真面目に体作りに真摯に取り組む方に対して
サポートをしていきたいと思っていますし、
とりあえず痩せたい
何でもいいから痩せたい
確かに気持はわかりますが
おそらくこういった方は申し訳ないですが
コンセプトが合わないと思います😭
言葉がきついようですが
双方にとって大事だったりしますので、
やはり、根本的な部分を理解して
ある程度知識をつけた上で
今回のテーマで言えば、下半身痩せ、下半身太りを解消すると言うことにつながるのかと思います。
最後に、ワイドスクワットなどオススメの動画も添付しておきますので、この辺は参考にしていただければと思います。
特に、ワイドスクワットに関しては、
下記の動画の1本目の後半から紹介しています💡
このエクササイズ、
うまくお尻に効いてる感覚や内股に効いてる感覚がなければ、まずは股関節やお尻のストレッチをすることをお勧めします。
ということで、本日は
下半身太りが気になる方の対策
このテーマでお話しさせていただきました。
最後まで読んでいただきありがとうございます(^^)
それでは、また😊