甘噛社(あまがみじゃ)
日記的に書いた記事をまとめました
FXをこれから始めようという方、やり始めて暫く経つが迷子になってしまったという方に向けた、勝つための至極のレシピ。単なるノウハウではない、思索と思想の世界をあなたにお届けします。
素人の映画感想文的な何かです。
読書後に想ったことを綴ります
買ったもの、つくったもの、使用しているものの紹介というかメモ。
関税を上げるだとか、自国の防衛は自前でやれだとか、MAGA(偉大なアメリカをもう一度)というナショナリズムを前面に出すトランプ次期大統領の言動が注目されているが、こうした方針を示しているのは、それが今のアメリカ国民の願っていることだからだということを忘れてはならないだろう。 トランプ氏は世論調査の結果を踏まえ、国民の意見を巧みに利用して賛同を得ている。他国から見ればテロリストの様にも映りかねないトランプ語録は、アメリカ国民の声の代弁なのである。 それでいて、そのアメリ
今年の夏に手を出したアクアリウムで、水槽の中の水が濁ることがあった。薄緑色の霞が掛かった様になって、60cm水槽の奥行きである30cm先ですら見通せなくなった。濁りは単なる汚れと言うよりも緑色の微生物の増加と思われたが、原因は良く分からなかった。 水草のために添加した栄養が多すぎて富栄養化したのか、水草育成用のライトを長時間照射したことか。どちらにしても微生物がよく育つ環境を作ってしまったことによるものだ。 この対策として行ったのが、ライトの点灯時間を極端に減らすこと
昔はゴールデンタイムともなるとテレビに齧りついていたものだが、今ではニュース番組を多少見るくらいで、全くと言って良いくらいテレビを見なくなった。番組表を眺めても大して面白そうなものはやっていない。無条件に流れて来る当たり障りのない何かに時間を費やすのが勿体ないとすら感じる。 放送している側には、規制が厳しくて自由に出来ないと思っている人がいるかも知れないが、見る側は別に過激で差別的な番組を望んでいる訳では無い。スポンサーに忖度して万人受けすることを大命題とされた幕の内弁
もし新しい試みに取り組もうとした時に二の足を踏むような事態に遭遇したとしたら、是非諦めずに腐らずに己の道を突き進んで欲しい。一度や二度の軌道修正を余儀なくされたからといって、旧態依然をただなぞるよりも新しいことにチャレンジしようとする気持ちの方が何万倍も貴重で美しい。 人類は未踏の地を踏むことへの飽くなき好奇心と失敗を恐れない勇気と、そして諦めない気持ちによって生き延びてきたと言っても過言ではないだろう。こうしたイノベーティブな性質は他の霊長類には見られないことだ。時に
103万円の壁が話題沸騰だ。 所得税の扶養控除は1920年に、配偶者控除は1961年に導入された。これらは、同じ所得水準でも家族構成が異なる場合に応じた税負担の調整を行うことで、扶養する親族がいる家庭といない家庭との間で、実質的な生活水準の差を縮小しようとする目的で導入された。基本的には被扶養者に労働による給与所得が無いということが制度上の前提になっている。ただし、配偶者らに一定の所得があっても、その所得が生活を支えるための最低限の額にとどまる場合、納税者の税負担能力に大
11月半ば過ぎだというのに今日も蚊に刺された。腕だけではなく、お腹まで(インしていなかったTシャツの裾から入りやがったようだ)。 蚊がいるということは秋ではないということだ。そう言えば今日は妙に喉が乾いた。汗ばむほどではないけれど、表にいてもTシャツ1枚で過ごせるなんて、秋と言うには暑すぎる。 しかしまぁ、少し気温が高くなると飛び交うようになる蚊って奴は、いったいどういう仕組になっているのだろうか。いつでも飛び立てるような姿で身を潜めていて、暖かくなると活動しだすのだ
ただ何となく生きていける時代は終わった。働くには仕事に関する何らかのスキルを習得しなければならない。言われたことをするだけで時給が貰える仕事が完全に無くなった訳では無いが、人より優れたスキルを身に付けて、キャリアの階段をステップアップしなければ先が無い。 なんてことを言われると、生きるのが楽しくなるわけもない。少なくとも楽ではない。キャリアのための仕事か、仕事のためのキャリアか、そのどちらも楽しく無さそうだ。何より、思考が内向きすぎて面白くない。結局は懐のお金を肥やすた
身体に良い食べ物とはなんだろうか。 バランス良く食べなさいと言われるのは、身体がどうなることを期待してのことなのだろうか。 身体に良い食べ物を摂ることは、すなわち健康でいられるという理解で概ね間違ってはいないだろう。不健康なイメージとして思い浮かぶのは、太りすぎ、痩せすぎといった見た目で分かることもあれば、血圧や血液検査の値が高すぎ、低すぎの様に検査をしないと分からないものもある。共通しているのは何らかの基準値から大きく離れているかどうかで不健康が測られている点だ。「
あなたは生命保険に加入しているだろうか。加入していたとして、保障内容をどこまで理解しているだろうか。そして、そもそも何のために保険を掛けているのだろうか。 保険会社の広告のお陰もあってか、何となく保険には入っておいた方が良さそうな気がするものだ。会社勤めの人の多くは勧められるままに生命保険に加入しているだろう。私自身も例に漏れず新卒入社を期に生保に入った。当時は自分が死ぬことなど想像の範囲外で、守るべき家族もいなかったから入る理由は無かったはずだが、簡単に言えば騙された
先進国の指標として少子高齢化が挙げられるのだとすると、それは成長の後の停滞を意味する。 発展途上国(この言い方も何だが)においては子沢山であることが生活を支え子孫を残すためのほぼ唯一の道であるから、そうした国では国民の平均年齢は低くなる。先進国になると子供が亡くなる率が下がるので多くを産み育てる必要は無くなる。むしろ、子供は色々とお金のかかる存在となって、さらに少子化が進む。子供の数が減れば、相対的に年長者の数は増え、増加する高齢者を支えるために一人あたりの負担が増える
ネット検索が日常的になって久しいが、今、これが変わり始めている。2025年はこれまでの検索という概念が大きく変わる節目の年になると予想している。 ネット検索は確かに便利だし無くてはならないものになったが、これまでは検索結果の中から欲しかった答えを選ぶ作業が必要だった。並んだ結果から選ぶというプロセスが、人とシステムの間のアローワンスになっていた。これによって、調べたいことや検索ワードが曖昧でも使い勝手が大きく阻害されることはなかった。 検索に加えてこれから実装される
キャンプが好きと言う人が手ぶらで行けるキャンプ場をオススメして来たら、私はどうしても疑いの目で見てしまう。それって、キャンプなん? いいんです。別に好き好きは色々だからいいんですけど、それはキャンプ体験ではあってもキャンプではない、というのが私の考えなだけです。 私にとってはこれも同じ様な話で、山登りブーム的な事にも疑問符でした。それは山登りじゃなくてハイキングちゃう? ハイキングのノリで登山したらアカンのじゃない? と思っていました。 カジュアルに楽しむのは大
選挙制度の特殊性はさておき、人民による人民のための人民の政治を貫いてきたアメリカは、自由民主主義のお手本のような国であるに違いない。戦後の日本はそのアメリカの影響を強く受けた。それはアメリカ民主主義の影響と言うよりも、アメリカ的なもの、といった漠然として曖昧な影響のされ方ではあるが、価値観の広い部分を占めていると思われる。 何よりも自由を尊重し人民が主体となって政治を行うことは良いことだったはずが、それを実行して来たアメリカという国が政治的に大きな分断に苛まれている現状
アメリカの大統領選の報道を見ていて、どうしてあんなにも熱狂出来るのかと思う日本人は少なくないのではないか。政治家のみならず、支持する政党を堂々と表明し、主義主張を声高にうったえる。明確な意思表示が無ければそこにいないことにされてしまう風土だからそうなるのだろうが、それにしても若い人から年寄まで政治的な見解を持ち合わせているのは、ある種惚れ惚れするくらいだ。街頭演説ではなく大きな会場でのスピーチ風景は、金のかけ方が違うと思うかも知れない。 しかしこうしたことは、それだけ分
雨の予報が外れて何とか曇りで持ちこたえた後にやって来たのは冷たい北風だった。数日前は屋外でちょっとした作業をやっていても少し汗ばむくらいで、日中はTシャツでもいられたくらいなのに、今朝は手指の先まで凍えそうなくらいだった。頬を撫でるという優しいものではなく、額をあらわにするほどの強めの寒風に、自ずと背筋は縮こまっていく。 もうあの暑い夏は遥か遠くに行ってしまっていて戻って来る気配は無い。この地球上に、今この瞬間にも灼熱の暑さに曝されている地域があるとは信じがたい。そこの人
世の中に歴史好きな人は多いと思うが、私の場合はその逆で、これまでに歴史を好きになった試しが無い。授業で年号を覚えさせられたのが嫌だったからだと思っていたが、どうやら別の理由もあったらしい。 歴史は記録 事あるごとに写真を撮るのは日本人が昔から好んでいた事で、首からカメラをぶら下げている観光客を見たら日本人かドイツ人だと思って間違いない、と海外で揶揄されていた時代もあったくらいだ。そしてスナップ写真となると意味不明のピースサインをするのも日本人に特徴的な行動だ。 これ