オーストラリアの想い出④ パーマカルチャーベッーシックコースを受ける!の巻
バリの旅からオーストラリアに無事入国し、いよいよこの旅の最大の目的であるパーマカルチャー ベーシック ガーデニングコースを受けていた。
講師はヘッダー写真のジェイド。通訳は今まで何度か話に出てきたゆかりさん。
講習はジェード家の広い庭にて。
宿泊はこの地域のチベット寺院。
山の方に寺院は建っていて長い階段とマニ車があった記憶がある。
国際免許を取っておいたぼくは運転係をしていた。その分、コース受講料も値引きだ。
コースを受けたのは皆、日本人。
ぼくと同じようにオーストラリアやニュージーランドでwwoofをしているパーマカルチャーを志す若者たちだ。
皆、ジェードのガーデンに立てば真剣だ。
家屋から近いところには使用頻度の高い野菜やハーブを植え、手入れがたまにでいい果樹などは一番遠い方に植えられている。
直線は使わず丸だったり、くねくねと畝を作ったり、散歩に行く感覚でデザインしていく。
ジェードは自分の癌を治すために旦那さんのポールとともに無農薬のハーブや野菜を作り始め、パーマカルチャーの勉強も初めてた。
そして癌も治り、とてもパワフルに教えてくた。
コースは畑だけでなくパーマカルチャーで街自体がデザインされたクリスタルウォーターズ、そして地域通貨が成功していたマレーニーという街の見学にも行った。
地域通貨と地域銀行。
今の金融システムと中央銀行。
相反するものである。
日本でも地域通貨が一時話題になったけど、地域通貨は地域銀行とセットでやらないとうまく行かないと思う。
資本主義、金融システム、中央銀行は
下々から端の端までの地域から
お金を吸い上げていく。
結果、世界を支配するほんの一握りの人々に富が集中している始末である。
地域というスモールワールドでお金を循環させていく地域銀行と地域通貨。
今の世を変えていく手段になりうる形である。
コースの最終日、チベット寺院でみんなで瞑想をしてから、お別れ。また、それぞれの道を歩き始める。
ぼくはリンカーネイションを信じているが、
自分はかつてチベットの僧侶だった時があるのではないかと思う。
オーストラリアの旅の数年前にネパールやインドを旅したときにすれ違ったエンジ色の僧服を纏ったチベット人達を見ると、とても郷愁を覚えた。そして、初めての異国の地で不安を感じていたぼくに、彼らの笑顔にほっとした。
魂が惹かれる、そんな思いだ。
そしてまた、縁あって南半球の地でチベット寺院のお世話になることが出来た。
この時集まった日本からの仲間たちは
みかん農家の嫁になったり、地方議員になったり、ドイツに嫁に行ったり。音信不通の人もいるけれど、とても素敵な活動をしているカップルもいる。
埼玉県日高市で種の森というオーガニックシードを扱う種屋さん。興味のある方は覗いてみてください✨オーガニック業界で有名な老舗の阿里山カフェの近く。
お金も種もエネルギーも
そして、いのちも循環していけば
平和な世界が来るのになあ。
ご一読ありがとうございました!
ナマステ✨
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