マガジンのカバー画像

研究論文を読み解く

15
いろんなジャンルの研究を読んでるけど、その中でもみんなが気になってそうな論文をインフォグラフィックにして紹介する。
運営しているクリエイター

#トレーニング

鉄分不足を甘く見るな!

鉄分不足を甘く見るな!

アスリートにとって、鉄は酸素を運搬しエネルギー代謝を促す非常に重要なミネラルです。

特に持久系スポーツを行う選手や女性アスリートには、鉄欠乏のリスクが高く、パフォーマンスにも大きく影響を及ぼします。

体内の鉄が不足すると、疲労感や倦怠感が増し、競技の成績も低下する可能性があります。

今日紹介する論文は、2019年に発表されたIron considerations for the athlet

もっとみる
ジャンプ力を低下させる危険なトレーニング方法

ジャンプ力を低下させる危険なトレーニング方法

ジャンプ力を高めたい、もしくは維持したいと考えているアスリートにとって、あるトレーニング方法が大きな落とし穴になります。

普段から有酸素運動と筋トレを併用している人は少なくありませんが、じつははこれがジャンプ力の低下につながることがあるのです。

一体どういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

筋トレと有酸素運動の組み合わせが〇〇を低下させてしまう?今回ご紹介するのは、「有酸素運動と筋力トレ

もっとみる
筋トレを最大化させるタンパク質量は?:科学的に解説

筋トレを最大化させるタンパク質量は?:科学的に解説

筋トレをしている皆さんの中には、「もっと筋肉をつけたい」「効率的に筋力を上げたい」と考えている方が多いはず。筋力アップや筋肉の成長には、ハードなトレーニングが必要であることは間違いありません。

しかし、実はトレーニングだけでは十分ではありません。体を作るためには、食事、特にタンパク質の摂取が非常に重要な役割を果たします。

最新の研究では、レジスタンストレーニング(筋トレ)とタンパク質補給の組み

もっとみる
傷害(けが)予防に効果的な運動は? 筋トレがカギを握る!

傷害(けが)予防に効果的な運動は? 筋トレがカギを握る!

アスリートは、”けが”がつきものです。
しかし、まれにアスリートとしてのキャリアを失うような傷害(けが)をしてしまい、引退を余儀なくされることもあります。

そのような選手を何人も見てきました。
その度に、悔やまれる事もたくさんあります。

近年では、ストレッチが傷害予防効果として注目されています。
しかし、本当にストレッチだけが、傷害予防になるのでしょうか?

近年の科学は、それを否定しています

もっとみる