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2024年12月の記事一覧

悪夢は小さな自分を打ち破る

小さな自分を守る膜というのがあり、それはパーソナルスペースと呼ばれる目に見えないエリアを作り出し、他者や環境との境界線を維持しています。このサイズは人それぞれで、大きければいいとか、小さいとダメだとか、そういうものではなく、その人らしいサイズがあります。この小さな自分の膜の外に行くと、大きな自己のエリアがありますが、そのエリアに個人性はなく、つまり集合意識や集団感情、より普遍的な人類共通のものにな

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時間の外にある永遠

時間も空間もないところで意識は働きません。陰陽化した世界には、時間と空間が存在し、時空があることで主客が維持でき、何かを見たり聞いたり対象化することができます。今私たちがいるこの次元よりも上の次元も陰陽化しており、時空があると言えます。なので「時間の外に行く」というのは、より大きな時間の流れに乗るということで、大きな時間からは小さな時間を見渡すことができます。

肉体の持つ一生という時間に存在する

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夢解釈はシンプルさも大事

夢の中で感じたことは大事なことで、起きてから、その夢に対して感じたことも同じだけ大事なことです。夢を書き出していると、夢の中では当たり前だったことが、「?」と気になったり、夢の中ではなんてことなかったのに、「ここが大事なんじゃないか?」と気がつくことがあると思います。そしてその気づきと共に、夢の印象がぐらぐらっとして、「あれ?どうだったかな?」となることもあると思います。そのすべてが、夢解釈におい

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上空の天使になる

思考でも感情でも身体でもないところに自己があり、御者でも馬でも馬車でもないところに主人がいて、3人ではない4人目が私です。また、自己には大きな自己と小さな自己があり、大きな自己は星の私で、小さな自己は肉体を持った私です。4人を四元素と考えると、4つを統合しないところに小さな自己がいて、4つを統合したところに大きな自己がいます。

6恋人のカードの下の3人は、思考と感情と身体を表し、上空の天使が運命

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夢との関係について考える

夢は持ち帰れることだけが大切なのではなく、「持ち帰りにくいな」とか「すっかり忘れて思い出せないな」とか、そういう時の自分自身の感じ、心持、エーテル体の方向性に集中することで、エーテル体と肉体、心と目に見える現実の微細なズレに気がつく、こういうことも大切です。ズレは悪い事でもなければ、劣っているとか進化していないということではなく、螺旋階段を上る中で起こるものです。心が先に変わり、あとから肉体や目に

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家は蜘蛛の巣

実際の話、家というのは母のネットワーク網が張られています。家の外枠は父で、中身は母です。家の敷地に入った瞬間に、蜘蛛の巣にひっかかったように、母が張り巡らせたネットワークに絡めとられます。別の部屋にいても見張られているように感じ、帰ってきたことにも気づかれる、それが家というものです。「見張られている」とは「見守られている」で、何かが入って来たらすぐ気がつくので、セキュリティは万全だと言えます。つま

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水を風で理解する夢解釈

四元素を、土、水、風、火と、下から順に縦に並べたとき、土は肉体、水はエーテル体、風はアストラル体、火はメンタル体と考えることができます。これを元に夢を階層化すると、水の夢、風の夢、火の夢があることになり、「夢」というと多くの場合「水の夢」のことを指しています。

水の夢にはストーリーがあり、風の夢には言葉や模様しかなく、火の夢には理解だけがあります。火、風、水、と下りて来ると、夢は持ち帰りやすくな

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意図に飛び込む

見るということは見られるということで、これは他が見えなくなるほど強固なものです。一度ターゲットにしたものからは視線を逸らすことができず、他の視点を持つことができません。つまり「私はこういう人だ」と決めた瞬間に、「こういう人にはなりたくない」と思った瞬間に、その「こういう人」から逃れることができなくなります。他の生き方や他の考え方が見えなくなります。

「自分を疑うのをやめよう」と意識すると、「自分

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人助けとは

肉体が自分だと思って生きる人は、本体であるエーテル体の意図や目的が分からず、それはつまり本音や本心がわからないということにもなります。たとえば思いがけない挫折を経験するとき、それは自分のあずかり知らないもので、外から突然に襲われたに過ぎず、ありえない出来事に晒されたと感じるわけですが、エーテル体の意図や目的からすると、それは自ら起こした出来事で、たとえば「もうやりたくないと思っていたんだよね」とい

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二つの壁あるいは穴

私たちが人間の本来性を取り戻す過程において、大きくジャンプして乗り越えることになる壁は、大きく分けて2つあります。はじめの壁は、自分自身と向き合うことで越えることができる壁です。自分自身の癖こだわりに気がつき、肉体を持った自分に疑問を持ち、父母、環境、社会から与えられたものすべてが、「自分のものじゃないよね」となります。父母が作った家から出て、母から生まれ直すことになります。

そして次の壁は、一

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自己分割によって生まれる陰陽

陰陽化が悪なのではなく、陰陽化が悪を生みます。陰と陽に二極化することで善と悪が生まれ、つまり相対するものが生まれ、それが不足や欠乏、葛藤と欲望を生みます。それは決して悪い事ではなく、不足と欠乏が野心と目標に向かう元気とやる気を生み、楽しさと多彩さを生みます。自分の中のあらゆる良い悪い、好き嫌い、そのすべてが陰陽化したものですが、陰陽化することで存在する私たちは、その自分の中の良い悪い、好き嫌いをな

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徳を積む

いわゆる「今世最後だな」という人にはじめて出会ったとき、私は「徳を積んだ人」と認識していました。なので「徳を積んだ人」とは、自分のすべてを生きる人のことだと思っていました。ですがwikiを見ると、社会通念上よいとされることを積んだ人のことを言うようで、それでは今世最後にはなりません。世俗的徳と真の徳は異なり、本当の自分を生きるための徳を積み、本当の自分を生きることで、輪廻から自由になります。

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自己肯定感

あらゆる感情反応パターンが、7歳までの月の年齢域に作られるので、自己肯定感に関係する感情反応も幼少期に基礎が作られ、両親との関係や育ちによって、自己肯定感が高い人、低い人が生まれると考えられていると思いますが、必ずしも高い人と低い人がいるわけではなくて、高い時もあれば低くなる時もあって、高くもなければ低くもない人もいると考えるとよいです。どちらかでないといけないわけではないです。

自己肯定感は、

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90度回転

2023年3月の夢で、ホテルの高層階にあるパーティールームにいると、突然時計回りに90度回転し、重力が90度変わり、窓だった面は天井になり、床だった面は壁になり、壁だった面が床になりました。超広い部屋だったので、かなりの高さを落ちることになりましたが、コメディ映画のワンシーンのようにお決まりのスローモーションで、テーブルの裏に手足を広げてがしっと掴まってみたりしながら落ちました。着地した場所は壁だ

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