水を風で理解する夢解釈

四元素を、土、水、風、火と、下から順に縦に並べたとき、土は肉体、水はエーテル体、風はアストラル体、火はメンタル体と考えることができます。これを元に夢を階層化すると、水の夢、風の夢、火の夢があることになり、「夢」というと多くの場合「水の夢」のことを指しています。

水の夢にはストーリーがあり、風の夢には言葉や模様しかなく、火の夢には理解だけがあります。火、風、水、と下りて来ると、夢は持ち帰りやすくなりますが、理解するには象徴解釈が必要になり、つまり水を風で分解して理解することになります。別の言い方をすると、冥王星から入ってくるものは、海王星でイメージになり、それを解釈するのは天王星ということです。

で、サロンに夢を書き出すとき、「夢を整理してそぎ落とし、必要なことだけ言葉にしている。その方が夢の意味がわかるから」というようなことを言っていた人がいて、これは夢解釈を促すおもしろい方法だと思いました。つまり風を使って水の夢を書き出すことが、夢の意味を理解する方法になっているということで、よく考えると私も、書き出しはしなくても、同じように夢の解釈をしています。

夢に馴染み、風の夢を持ち帰るようになり、風が自然に使えるようになると、夢を書き出すことそのものが、夢解釈になります。風は多様で多彩なので、一つの解釈や考え方にとどまらず、様々な視点と理解を持つことになります。

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