人助けとは

肉体が自分だと思って生きる人は、本体であるエーテル体の意図や目的が分からず、それはつまり本音や本心がわからないということにもなります。たとえば思いがけない挫折を経験するとき、それは自分のあずかり知らないもので、外から突然に襲われたに過ぎず、ありえない出来事に晒されたと感じるわけですが、エーテル体の意図や目的からすると、それは自ら起こした出来事で、たとえば「もうやりたくないと思っていたんだよね」という本心があることになります。なので肉体ではない、エーテル体を自分として生きる場合、挫折などあり得ないものになります。本音と本心のままに生きるだけです。

肉体を自分だとしていると、挫折した人、死にそうな人、不健康な人は、助けてあげなければいけない可哀そうな人に見えたりします。そして「みんなで○○さんにエネルギーを送りましょう!」ということになります。エーテル体の意図と目的、本心、本音からすると、「そんなことしないで~」と思っているかもしれませんが、当の本人がまずその本心に気づいていないこともあれば、望んでもいないのに勝手に元気づけられたり、エネルギーを送られる場合も出てきます。

ヒーリングもセラピーも、本人、本体の意図と目的を後押しするものと考えるのがよいです。勝手に「こうなったらいい」「こうすべきだ」と言って、「良い」を押しつけることは、どんなケースであっても大事なものを奪うことになります。

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