上空の天使になる
思考でも感情でも身体でもないところに自己があり、御者でも馬でも馬車でもないところに主人がいて、3人ではない4人目が私です。また、自己には大きな自己と小さな自己があり、大きな自己は星の私で、小さな自己は肉体を持った私です。4人を四元素と考えると、4つを統合しないところに小さな自己がいて、4つを統合したところに大きな自己がいます。
6恋人のカードの下の3人は、思考と感情と身体を表し、上空の天使が運命を与えていますが、この上空の天使は自己と考えることができます。つまり運命を与えるのも、与えられるのも私であり、自己が不在の場合、この天使の矢は思いもよらない望んでいない現実を与えてきます。受動的だということです。
進化の過程における6恋人のカードは、与えられる側にいて、つまり創造される側にありますが、創造の光線の下降として、与え創造する側になると、自己である上空の天使として運命を作り出すことになります。そしてその両方が私です。
自分の真ん中である自己を見出すというのは、この上空の天使になると言ってもよいかもしれません。