30歳ゲイ。悲劇のヒロイン、卒業します。
皆さんどうも、こんにちは。
自己彩生workerのTAKESHIです☺️
しかしその真実の姿は、
赤髪のシンデレラでございます。
ごきげんうるわしゅう。
(はい、ごめんなさい)
(世界中のシンデレラファンの方々ごめんちゃい)
(つい、出来心で)
(一度でいいから言ってみたかったの)
(でも多分、これからも人知れず言い続けます)
嘘です、僕です。
みんな分からなかったでしょ?
いやだって、
あまりの僕の可愛らしさに
見惚れちゃって勘違いしちゃったでしょ?
えっ、違うって?
さっさと本題入れって?
あら、
前置きってとっても大事なのよ?
サスペンスものの
プロローグくらい大事なのよ?
(知らんけど)
はい。
悲劇のヒロイン。
とっても素敵な響きね。
懐かしくもあり、
切ない響き。
寂しいけれど、
私、TAKESHIは。
悲劇のヒロインを卒業します。
(今日も長編よ?覚悟してね💋)
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僕も悲劇のヒロインでした。
それはそれは、
花のように美しく、
鳥のさえずりのような声で。
(お願いもうちょい付き合って?)
そうね、
あれは10代の頃。
そして20代。
その時の全てを、
悲劇のヒロインとして過ごしたわ。
とても意地悪で、
私の自己肯定感を地の底まで地獄まで
突き落としてくれた母親。
母親の言いなりで
自らの保身のために哀れな子どもを
見捨てた父親。
ストレスが溜まると
暴力を振るってくる兄。
そして儚く可憐な私。
類稀なる美貌と
マイナスな自己肯定感から、
小さい頃から周りの子達にからかわれ、
虐められたこともあったわ。
友達は殆どいなかった。
「友達」と呼んでいいのかも
分からなかった。
傷付くのが怖くて
仲良しをも友達と呼べなかった。
休み時間に通った
図書室の本たちと、
四季を巡る自然たちが、
私を慰めてくれたわ。
別に好かれているわけでもなかったけど、
嫌われるのが怖くて、
捨てられるのが怖くて、
傷付くのが怖くて、
常に周りの目を気にしてたの。
イエスマンだった。
いえ、イエスプリンセスね。
八方美人の塊で。
自己嫌悪の塊で。
世界の全てが敵だった。
いつも独りぼっちだった。
とても寂しかった。
毎日のように泣いていたわね。
ある時自分をゲイだと認め、
とにかく自己否定をしていた。
自分は周りと違うんだ。
やっぱり価値はないんだ。
独りぼっちで当然だよな。
嫌われても仕方ないよな。
こんな私は、
幸せになっちゃいけない。
笑っていちゃいけない。
成功しちゃいけない。
できっこない。
友達も、恋人も、
一生できるわけない。
不幸のボロ絹を纏って生きていくの。
生きる価値なんて、
無くて当然。
生きていることが罪だから、
生涯この罪を償って生きていくの。
いつか死ぬその時を想って
ただひたすらに懺悔をして生きていくの。
そんな日々だったな。
華の10代も。
遊び盛りの20代も。
そんなことを信じていたから、
見事にトラブルな日々だったわね。
失敗なんて朝飯前。
怒られるのも当たり前。
「私なんて、居なくていいんだ」
「どうせ私には、価値がないから」
そんなことを想い続けてきた。
儚く可憐な私は、
(まだ言うか)
26歳頃からかしら?
ある運命的な出逢いから、
自己啓発や
スピリチュアルにのめり込むわ。
色んなセミナーに行った。
沢山本も読んだ。
凄いと言われる人達にも会った。
少しずつ変わって、
前を向き始めたけれど。
ずっとどこかで
悲劇のヒロインの私が
納得していなかったの。
怖かったの。
だって、、、
無価値な私だったから、
出来損ないな私だったから、、
嫌われ者の私だったから、、、
だから何があっても
私をヒロインで居させてくれたの。
失敗しても言い訳できたから、
心のどこかで平気なフリできたの。
私が悲劇のヒロインじゃなくなったら…
言い訳ができなくなるじゃない。
真正面から
全てを受け入れないと
いけなくなるじゃない。
心のバリアが、
溶けてしまうじゃない。
汚れたガラスの靴を、
脱がないといけなくなるじゃない。
友達も。
仲間も。
恋人も。
お金も。
自信も。
愛も。
期待も。
憧れも。
トキメキも。
そして自分も。
この美貌も。
(ちょっと指止めようか?)
世界の誰かが、
何かが、
そして誰より自分自身が。
全てを自分の言葉で、
自分の想いで、
自分の責任で、
用意した輝くガラスの靴を
履かないといけなくなってしまうの。
言い訳したいわよ。
怖いに決まってるじゃない。
誰かのせいにさせてよ。
自分で責任とりたくないもん。
幸せなんて見せびらかさないでよ。
愛なんてチラつかせないで。
夢とか希望とか、
愛とか勇気とか。
どっかのアンパンヒーローじゃあるまいし。
私はメロンパンが好きなのよ。
でも、
本物のガラスの靴を履いた時。
あのトキメキ、
あの心地良さ、
内側から湧き出す情熱。
忘れられなくなった。
「その世界に行きたい!」
って思ってしまったのよ。
葛藤の毎日だった。
毎日鏡に写る可愛い自分を見て、
(君マジで消されるよ?)
自分大好きが止まらなくなって。
そして今日。
何かが変わった。
いつもはここぞとばかりに
悲観的になって泣きじゃくって、
胸を締め付けるツラさに
自己否定連発しまくって、
悲劇のヒロインを思い出しては
浸りまくっていた、、、
そんなドラマに。
アニメや漫画に。
失恋の歌たちに。
泣けなくなっちゃった。
胸がギューってならなくなっちゃった。
悲劇のヒロインに、
戻れなくなっちゃった。
「あれ?」って。
自己否定が出てこない。
自己嫌悪が湧いてこない。
アホらしいな、って。
懐かしいな、って。
そんな時も、あったねって。
憎かった思い出が。
ツラかった思い出が。
私を悲劇のヒロインに戻してくれた
10〜20代の出来事が、
どんどん溶けていったの。
決して、
忘れたわけじゃない。
なんとなくシコリはまだある。
でもね、
良い思い出だったよって。
自分で自分に言えたの。
悲劇のはずだった思い出が。
喜劇になってしまったの。
もはや吉本新喜劇になっちゃったの。
がびょーーーーん
みたいな。
あぁ、
全てネタだったって。
とんでもないオチだったって。
そんでね、
もう悲劇のヒロインに飽きちゃったの。
悲しむのもさ、
怒るのもさ、
憎むのもさ、
結構エネルギー使うじゃん?
何か疲れちゃった。
ガラスの靴痛ーい。
早くカボチャの馬車持ってこーい。
おい、白馬の王子め遅刻すんなよ。
シンデレラ歩かせんなよって。
お前が来ねぇなら、
コッチから行ってやるよって。
自己否定や自己嫌悪、
無価値観や孤独。
そういうのに目を向けるのがさ、
飽きた。
疲れた。
もうやめやめ〜。
ハッピーでいようや。
ごきげん麗しくいたいじゃない。
幸せでいいじゃない。
不安が無いわけじゃないけど、
美味しいパンケーキ食べてる方を
想像した方が楽しいじゃない。
自己否定の塊で、
いじめられっ子で、
ゲイで、
借金まみれて、
交通事故して、
悲劇のヒロインで…。
なんてバラエティに富んだ
ネタ豊富な人生なんだろうって。
人生は〜ネタだらけ〜♪♪♪
ネタが豊富で笑い話満載で
めちゃくちゃ幸せじゃん。
でも、ただ。
唯一変わらないのは。
悲劇のヒロインの時も、
バラエティの女王の今も、
常に世界で一番可愛いってことかな?
(そろそろ辞めときますねすいません)
もうガラスの靴も要らないや。
自分が履きたい靴も、
着たいドレスも、
乗りたい馬車も、
捕まえたい白馬の王子も、
全部自分で決めるから。
自分から手に入れに行くから。
待ってろ、世界。
いや、待ってなくてもいいわ。
捕まえに行くから。
捕らえた獲物は逃さねぇから。
悲劇のアルバムは大切に閉まって。
喜劇のヒロイン、行きまーす!!!
あぁ、懐かしいあの日々。
でもごめんね、
私そろそろ、未来に帰らなきゃ。
TAKESHI、30歳ゲイ。
2021年1月、今ここに。
悲劇のヒロイン、卒業しまーす❤️
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はてさて今回も、
笑いあり涙無し!
感動の涙も奪い去る喜劇に
お付き合い頂きました☺️
これを読んだ貴方は、
悲劇のヒロイン進行形?
悲劇のヒロイン過去形?
喜劇のヒロイン未来形?
喜劇のヒロイン現在形?
どんな貴方であろうとも、
全世界が注目する、
最強に涙ありの笑いあり!
オンリーワンでナンバーワンの、
かけがえのない人生という
ストーリーでありますように。
今日も可愛い、私より。
いつもありがとうございます
m(_ _)m
あっ、
YouTubeチャンネル開設しました。
気が向いたら覗いてね❤️
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パフォーマー×スピリチュアル×LGBTQ×看護師!様々な分野を通して自分という人間を表現しています。世界をボーダーレスに。自然と調和して生きよう。