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『誰が勇者を殺したか』はRPGの新たな1面を教えてくれる。〜読書感想〜
こんにちは。ほどほどです。
今回ご紹介する本は、駄犬さんの『誰が勇者を殺したか』です。
この本は以前から気になってました。
個人的にRPGが好きなこともあって、どんな展開になるか興味があったんですよね。ミステリー的な要素もあるのかな?と。
読んだ感想としては、すごく読み応えがあるストーリーでした。
「勇者」って、たしかに「戦士」よりは力が弱く、「賢者」「魔法使い」のようにMPが高いわけでもない。それなのに「勇者」というだけで主人公キャラになったり、パーティーでは戦闘にいたりしますよね。それで魔王に立ち向かったりして。よほどの覚悟がなきゃできないなと。
本作では、そんな勇者の涙ぐましい努力が描かれています。まさに努力の天才です。
ストーリー後半では、勇者と結婚予定の王女が登場しますが、ちょっと切ない展開もあります。
一見、ミステリー小説っぽいんですが、ここまで読んで気づくのは、
「設定はRPG」ということです。
詳しくは書きませんが、皆さんだれしもRPGなどをプレイすると、ラスボス前でセーブしたりしますよね?そして、仮に負けたとしても、セーブしたところから始めますよね?
わたしが書けるのはここまでです。
この本を読むことで、改めてRPGのパーティーはこの4人がベストなんだなと感じました。
RPGが得意じゃなくて、ゲーム好きじゃなくても全然読み込める一冊です。
余談ですが、10月から読書コミュニティが解散し、読書のペースがガタ落ちしています。なにかいい方法がないものか・・。