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戦場の最前線にいる人たちはヨガやマインドフルネス瞑想は出来ない

ある人々からの質問に対する答え

Q.ヨガやマインドフルネス瞑想で元気(健康)になりますか?
と質問をされることがあります。ファスティング(断食)に効果はありますか?散歩をすることで認知機能が維持できますか?どの位歩けばいいでしょうか?小麦製品は抜いた方がいい?
など。しかし本当に大事な視点が欠けているように思えます。

タイトルで記したことを分かりやすく説明すると、ヨガやマインドフルネス瞑想は安全な場所でしかできないので、そりゃぁ回復するでしょうというものです。殆どの人がこのことを理解していないので、モヤモヤがずっと溜まっています。
ヨガやマインドフルネス瞑想でなくとも、スロージョギングやガーデニング、オリーブオイルの摂取、加工食品を減らす、ハイプロテインを摂取する、ゆで卵を沢山食べる…健康に関するあらゆるものに置き換えても構いません。

『これをすれば健康になる!』のではなく、安全な場所で健康に関するアクティビティを行う時間があるのであれば、大概何をやっても元気になります。

しかし、驚く程このことが理解出来ないのは何故なんだ?
という疑問を抱えていました。
現在の私の推測ですが、これら健康に関するアクティビティは「平和を前提としている」ためにマクロの観点を欠いてしまっているのではないかと。

貯金が出来る国と出来ない国

貯金が出来る国の人々は比較的安全で平和とされている国が多いです。かわりに内紛や戦争、テロ、犯罪が常態化している国の人々は明日自分の命があるかどうか分からないので、得たお金をすぐに使う傾向があります。

『貯金が出来ない人はダメだ』というのは、そもそもマクロの観点を欠いているがために『何故それが出来るのか?』といった前提条件を問題にしないのではないか?と。つまり、気付くことが出来ない。

健康な人しか寒風摩擦は出来ない!

他にも重要な視点があり、そもそも健康なので成り立っているというものです。サウナや冷水シャワー、断食などを取ってみても健康でないと成立はしません。栄養不足の人が断食を行ったら死期を早めます。つまり断食は(宗教的な儀式は別としても)栄養状態が良いことを前提としているので「そもそも食欲もあるし健康なんじゃない?」と言えてしまいます。
「断食をすると集中力が増す!」とか「細胞新生をブーストさせる!」みたいなことも確かに分かるんですが、もとはただの食べ過ぎだったんじゃないか…と。そして誰もが感覚的に分かることなんですが、食べ過ぎると眠くなったり怠くなったりするのは当たり前で「断食で健康になる!」は少し違うんじゃないかと…。

この違和感が伝わるのだろうか…?

ちなみに保育士や看護師、介護士、教員などの人々が「マルチタスクが苦手で発達障害かもしれない」と相談されたら、
『そもそも一人見るだけでも大変なのに、あれだけの業務や事故に対するプレッシャー、対人ストレスの中で働いていたら誰でも発達障害っぽくなりますよ』と言ってあげるべき(マルチタスクが出来る脳の構造がそもそもあるのか断言出来ない)。

就学前の子どもが体幹が弱くて椅子に長時間座れない。と病院やクリニックで書かれたとしても『椅子に長時間座ることで体幹が弱まっていきませんか?』と疑問を持つべき。そもそも体幹は筋肉ではない、ということをどれ程の人が理解しているのかも怪しい。

すべてのことが繋がっている気がする。
(誰かに届くのだろうか…?)

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