2024年7月の記事一覧
湖山医療福祉グループ:高崎市の特養が虐待行為で行政処分
高崎市の社会福祉法人「苗場福祉会」が運営する、特別養護老人ホーム「シンフォニー」(2021年6月1日開設・定員160人・ユニット型)の介護職員(男性)が、入居者に暴行を繰り返したとして、高崎市は施設に対して、来月から3か月間、新規の利用者の受け入れを停止させる行政処分を行うといいます。
高崎市によると、加害職員は入居者の身体を抱えて投げつけるようにベッドに戻したり、ベッドから起き上がろうと
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」~エビデンス主義は「ノイズ」を許さない~
清野由美(ジャーナリスト)さんの書評が素晴らしいと思いました。流石プロのジャーナリストです。ポイントを突いています。
三宅香帆さんの「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(2024年集英社新書)は私も読みましたが、「ノイズ」が鍵という視点は、なるほどな、と思います。
確かに、三宅香帆さんは「読書とはノイズである」けれど「自己啓発書はノイズを除去する」のだと喝破しています。(『なぜ働いて
7.7 都知事選 七夕ショック
7月7日の東京都知事選の結果に打ちのめされています。
1.組織の長は組織の病理を代表する
自由で真摯な討論も行われず、権力欲異様に強く、平気で嘘をつき、弱者を馬鹿にし虐めるようなパワハラ系で、なおかつ自惚れ屋で、マッチョな言動で、内実は薄っぺらな候補者が勝ったり、躍進してしまったことに恐れおののいています。
岸田秀(精神分析学者)さんの言葉だったでしょうか「組織の長はその組織の病理を
大阪のデイサービスで経済的虐待
これはスクープですね。この事件の被害者や関係者のやり取りがリアルです。
大阪市鶴見区のデイサービス「りはびりぷらす」を運営するアッラサルテ株式会社(2012年1月に設立)の元代表・西影由貴容疑者(38才)は、施設に通う80代の姉妹からキャッシュカードを預かり、現金約2000万円を不正に引き出し、業務上横領で逮捕されたといいます。
記事では、この事件のキーワードを「金銭的支配」だとしてい
新潟市の社会福祉法人「健悠会」が破産
新潟市東区の社会福祉法人健悠会が6月28日、新潟地裁へ自己破産を申請し同日、破産手続き開始決定を受けたといいます。
3期連続の字決算で、負債総額は約3億9000万円といいます。
この社会福祉法人「健悠会」は2008年8月に地域密着型介護老人福祉施設(29床)を設置運営するために創設され、2010年にショートステイ(14床→8床)、2021年に居宅介護支援事業所を開設しています。デイサービス
政府が社会福祉法人の合併を推進:法人合併指針改訂
政府は介護事業者は大きければ大きいほど良いと信じているようです。ようするに大規模法人中心の介護業界再編を画策しているのです。
民間事業者は損保ジャパンや日本生命などの大企業を中心に事業経営の大規模化、寡占化が進行しつつありますが、地域に根差し特別養護老人ホーム等を経営する社会福祉法人も地域を飛び越して大規模化させようということでしょう。
政府のデジタル行財政改革会議は、人材確保が難しい介