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たくさんある神怪小説から、少し紹介
明代三大神怪小説とは 明代の神怪小説には、四大奇書にも取り上げられている極めて有名な『西遊記』、そして、道教・民間信仰系の神々の物語として民間信仰・神像などの形象に影響を与えてきた、これも中華圏では誰もが知っている『封神演義』という二大作品があります。
しかし、取り上げるなら三つにしたほうがバランスがいいので、もうひとつを選ぶなら、だいぶ知名度も小説としての出来も落ちますが、『西洋記』(『三宝
noteを開始したわけ
はじめまして。
今日は、noteを始めてみたわけの話です。
これまで、いくつか中国古典小説の翻訳をしてきました。
本になったものに、『封神演義』(集英社文庫版、上下二分冊、2017-2018)、『狐狸縁全伝』(翠琥出版、2017)などがあります。
先日、中国古典小説研究会の外部参加可能な例会があり、そこのトークセッションで、中国古典小説関連は、翻訳された情報が少ない、本という形でさえなくて