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緊縛技術研究

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記事一覧

後手縛りの拡張を検討している

後手縛りの拡張を検討している

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

後手縛りをアップデートを目論んでいます的な話をしていまして。

後手のベースはある程度できていまして、今はそこからの展開を様々検討しています。

そもそも後手縛りというのは、体感と装飾と強度の三要素を兼ね備えているあたりが、とても優秀と言いますか。

体感 → 受け手に様々な体感を与えられる

装飾 → 受け手に様々な装飾を与えられる

強度 → 吊

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緊縛の目的を忘るるなかれ

緊縛の目的を忘るるなかれ

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨日、緊縛研究会しばけんが開催されまして。

今月のテーマは、書籍『淫縛四十八手(上巻)』を再現してみるというやつでして。

たかせ的に、再現緊縛は一番勉強になるなーというのを、再認識した次第であります。

というのも、1から10まで解説されてしまうと、深く考えることがないといいますか。

何がどう影響してその緊縛が成立しているのかというところに、思

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後手縛りについて考えていること

後手縛りについて考えていること

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨今緊縛を始められた方の大半が、まずは後手縛りからということで、学んでいらっしゃることかと思います。

なんで後手縛りから始めるん?的な話は、下記の記事で言及しておりますので、興味ありましたらご一読くださいませ。

んで、過去の文献を見るに、この後手縛りというものは、緊縛というものが発祥して以来、常に緊縛の中心にあり続けていまして。

ただ、1970

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縄の束ね方が悩ましい問題

縄の束ね方が悩ましい問題

#昨日に続いてたかせの悩みシリーズです #重箱の隅的な超マニアックな内容です #結論はありません

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

緊縛に使用する縄の束ね方、どうされてますか?

色々と方法があるかとは思いますが、個人的に、どうにもしっくりくる方法が見つからなくて、年単位でモヤモヤしております。 #モヤモヤ

縄を束ねる基本的なポイントとしては、こんなところかなーと思っています。

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意志を持って緊縛をするということ

意志を持って緊縛をするということ

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

以前に、こんな記事を書いてまして。

「何をしたいのか意思が見えない」縛り手はあかんよね、的な話なのですが、そもそも「意志が見える縛り手」とはなんぞやという話もあるかなと思いまして。

昨今、緊縛を始めようとされる方は、ほとんどが緊縛教室などに通って技術を習得されていくことかと思います。

で、これはこれで良いと言いますか、せっかく先人たちが試行錯誤

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緊縛ショーのつくり方(中級編)

緊縛ショーのつくり方(中級編)

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨日の続きでございます。

難易度がめっちゃ上がります。

みなさんがんばりましょう。 #お前ががんばれ

音ハメするか否か音ハメというのは、緊縛の動作や展開を、音源の展開に合わせることです。

ショーに慣れていないうちは、めちゃくちゃ難しいと思います。

演者のスタイルによっては、その時々のノリを出すために、あえて時間を厳密に定めていない人もいます

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緊縛ショーのつくり方(初級編)

緊縛ショーのつくり方(初級編)

#こんなノリノリな緊縛ショーは観たことがない

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

「緊縛ショーってどうやってつくってますか?」的なご質問をいただきまして。

先に申しておきますが、たかせはショーパフォーマンスは割と苦手です。

しかも現在、ショーパフォーマンスは積極的には取り組んでいません。

ただ、実はたかせは元マジシャンだったりしまして。 #アマチュアですが #引退してます #ア

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緊縛の観察力と具現化力を高める方法

緊縛の観察力と具現化力を高める方法

#今回のアイキャッチは再現力高めだと思う #チャームポイントはぴえんです

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨日も写経な話をさせていただきましたが。

昨日の記事は、他者の緊縛を再現してみたらマジで勉強になるよ的な話だったのですが、よくよく考えてみたら、他者の緊縛を絵に描いてみるのもめちゃくちゃ勉強になりそうだなーと思いました、という話です。

観察眼を養うどういうことかといいます

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再現緊縛がめちゃくちゃ勉強になります

再現緊縛がめちゃくちゃ勉強になります

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨日、フリースタイルで縛ると、緊縛の理解が深まっていいよー的な話をさせていただきまして。

で、今日はもう一つ、超おすすめの緊縛学習方法がありまして、という話であります。

緊縛の理解が圧倒的に深まる再現緊縛緊縛の写真やイラストを見て、それを再現してみる、というやつです。

一から十まで詳細に解説してくれるようなヤツではなくて、一方向からしか見えてい

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フリースタイル緊縛とはなんぞや

フリースタイル緊縛とはなんぞや

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

先日、受け手さんに「たかせの縛りは次の展開が予測できない」的なことを言われまして。

それはそうなんですよ、ナゼならたかせも次の展開がわかっていないのでありましてからに。 #ゴムゴムのボー

どういうことかと言いますと、たかせがプレイ的に縛らせていただくときは、基本的にフリースタイルで縛っています。

緊縛には、一定のルールに則って縛る”型”と言うも

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短縄の用途とつくり方

短縄の用途とつくり方

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨日Twitterで、短縄って何本あればいいの?的な話がありまして。

お節介を発動してコメントをさせていただいたのですが。

ちゃんと間違えていました。 #暗算苦手です #馬鹿すぎる #生きるのつらい

と言うわけで…冷静に計算をし直しつつ、これって定期的に話題にのぼるなーとも思いましたので、今日はそんな話をば。

そもそも短縄とは通常、7〜8mの

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自宅に吊床をつくる方法

自宅に吊床をつくる方法

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

先日、緊縛サロン縛楽で、自宅に吊床をつくりたい云々な話がありまして。

ちなみに、緊縛サロン縛楽にはもちろん吊床はありますし、たかせの自宅にも吊床をつくっていたりします。

その吊床のつくり方なんですが、いろいろあったりしまして、最もローコストで、比較的容易に作れるというと、やはり単管パイプで組むやつになるのかなーと思います。

んで、具体的にどうや

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後手縛り研究のすゝめ

後手縛り研究のすゝめ

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

緊縛教室やら緊縛講習会やら様々ありますが、多くのところで、最初に後手縛りを教わる感じになっているかと思います。

んで、なぜ後手縛りをやるのか?なんてな疑問が時々湧いたりするのですが、その辺りの話をしたいなーと思いまして。

ざっくり言うと、下記のあたりが理由になっています。

掛け留め結びとテンションの基本が詰まっている

吊縄に耐える強度のハーネ

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受け手の姿勢(座り方)問題

受け手の姿勢(座り方)問題

#ちーの卒業がショックすぎて危うく今日の更新をしくじるところでした

みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。

昨日、緊縛サロン縛楽で「縄を受けるときの受け手の姿勢は何がいいか?」と言う話がありまして。

特に後手縛りを前提に考えた時にどうか、と言う感じで。

まず立位については、ショー的な前提においてはアリですが、プレイ的な前提においてはナシかなと。

上体を拘束されているのに、吊縄もなく

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