緊縛の目的を忘るるなかれ
みなさんこんにちは、縛師のたかせ秦之助です。
昨日、緊縛研究会しばけんが開催されまして。
今月のテーマは、書籍『淫縛四十八手(上巻)』を再現してみるというやつでして。
たかせ的に、再現緊縛は一番勉強になるなーというのを、再認識した次第であります。
というのも、1から10まで解説されてしまうと、深く考えることがないといいますか。
何がどう影響してその緊縛が成立しているのかというところに、思い至りにくいような気がしています。
それと、全てを解説されてしまうと、その解説通りに縛っていくことが目的化してしまうといいますか。
細かい縄筋(緊縛の手順)の正しさなんてどうでもよくて、受け手さんにどんな姿勢を取らせたいのか、どういう体感を与えたいのかが大事なわけでして。
そういう意味で、受け手さんに取らせたい姿勢を目的に、それを実現するためにはどう縛っていったらいいのか。
詳細な解説のない中で試行錯誤して、再現をしていくことは、ものすごく頭を使うし、緊縛の理解が進むなーと、改めて思った次第です。
#安全管理は忘るるなかれ
くれぐれも、縄筋そのものがどうでもいいという話ではないので、ご留意くださいませ。
緊縛の基礎技術を習得するには、縄筋の再現は、きちんと意味のあることかと思います。
ただ、縄筋を正しく再現することが目的化してしまうと、そもそもの緊縛の目的から外れてしまうよねという話であります。
実践でも型通りの緊縛しかできないようだと、受け手さんに満足してもらうのはなかなか難しいかなーと思います。
なので、時には縄筋の決まりのない縛り方を、試してみることも大事なんではないかと思う次第であります。
そんなこんなで、型にはない縛り方をみんなで考える、緊縛研究会しばけん。
次回は5月12日(木)、テーマは「寝ている人を縛る」でお届けいたしますー。
お知らせ
4月23日(土)
緊縛クロッキー会 しばがき
5月12日(木)
緊縛研究会 しばけん
緊縛サロン 縛楽
定休日(毎週火曜、毎月第2木曜)以外、毎日営業中!
緊縛に興味のある人、縛りたい人、縛られたい人が交流し、縛りを楽しめる場所です。
初心者や未経験者、見学のみ、お一人でのご来場も歓迎しておりますので、ぜひお気軽にお越しくださいませ。
緊縛体験会 はつしば
毎週水曜日開催!
緊縛を体験されたい方、緊縛サロンを覗いてみたい方に向けて、緊縛体験会を開催しています。
緊縛教室『縛楽式』
定休日(毎週火曜、毎月第2木曜)以外、毎日営業中
未経験方から中級程度の方向けに、「コミュニケーションとしての緊縛」を前提に、「縛りの楽しさを知る」ことに重点を置いた緊縛教室を開催しています。
えんいー