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かながわん
2016年6月23日 11:30
御存じSF映画の金字塔。今さら恐れ多くて批評なぞ出来ませんので、あくまでも自分なりに印象に残った場面を。わかもとの宣伝。ガフの折り紙。タイレル社長の変なメガネ。人工フクロウの眼。デッカードの笑い方。中盤、酒場で飲む時の白い変形グラス。ゾーラの安い雨合羽みたいな衣装。指で弾くと点く蛍光灯。意外にタルタルなルトガー・ハウアーの肉体。髪を下したときのレイチェルの可愛らしさ…ん? これ、キリが無いぞ。
2016年6月16日 00:58
昔観たことがありますが、Netflexにあったりすると、つい観ちゃいますよね? あれ、そうでもないですか?森繁、仲代、三船、丹波…凄い名優がそろい踏み。あおい輝彦。夏目雅子も出ていて、他にも著名な人たくさん。おっと新沼謙治も出ている、結構重要な役で。鳩は…今回関係なく、戦場に行った豆腐屋という役柄。日露戦争を描いた大作。今回、ネタバレはしません!≪輪っかの煙≫観返してみて、チョイチョイ
2016年6月12日 15:03
中学男子の妄想力…それはそれは凄まじいものがあった。1年に1度でいい、全裸登校日があったなら。透明人間になれたなら。時間を止める能力が備わったら。今の時代、妄想せんでもAVで全部見ることが出来てしまう(特にソフト・オン・デマンドあたりで)。これでは今の中学男子、妄想力が育たんのではないか? 中学に限らず、若い男子が何も考えなくなってしまうんじゃないんだろうか?と、いつになく
2016年6月6日 16:39
この作品中で朗読される「詩」が何だか判明しないまま、当時の僕はモヤモヤと過ごしていた。今考えればどん底だった時代。金は無いが暇だけはあったので、本屋に行っては片っ端から詩集を開いた。「あぁ汝、寂寥の人」覚えていたのはこの1節のみ。それを手掛かりにランボー、ボードレール、高村光太郎、中原中也など調べてみるが、何処にもない。今考えれば、随分と無駄というか牧歌的というか。「ググれカス」なんて言葉を誰
2016年6月3日 08:49
「ここは天国かい?」「いや、アイオワだよ」明石家さんまが大好きな映画としても有名な1本。ちなみに僕もさんまと同じ「蟹座のB型」。テレビで機関銃の様に喋りまくる彼を見るたびに、酔って映画の話を熱っぽく語る自分と重ねてしまう。いや、下手すると酔ってなくてもだ。仕事の話をしていたはずが、いつの間にか平成ライダーの話になっていて、気付けば「13人の仮面ライダーが殺し合うんですよ! 凄くないですか!
2016年6月2日 08:30
韓国でR-18、日本でもR-15。観るのに相当覚悟のいる映画。それなりにホラーに耐性のある自分でも思わず目を逸らしたシーンがあったほど。でも、敢えてこれは年頃の女性におススメしたい。特に高校に上がったばかりぐらいの。これを観たら、安易に知らない男について行かなくなるだろうから…さ、例によって「ネタバレあります」宣言をしたので、ここから先は観てない方はご注意を(前情報無しに観た方が絶対に面白
2016年5月26日 21:46
今時の映画も観ます。でも「心に残る」となると、どうしても昔の映画の方を選んでしまう。これもそうである。イタリア映画界のベテラン監督、ルシオ・フルチが撮ったゾンビ映画。ジャネット・デ・ロッシの特殊メイクは今見ても凄いが、演出面ではアラが相当に目立つ。でも、そこがいい。CGという飛び道具で、何でも出来てしまう今と違い、無い予算を知恵と工夫(とズーズーしさ)で乗り切る漢(おとこ)たちの熱きハ
2016年5月23日 17:56
後になってバレて慌てるのも嫌なので、早めに告白しておきます。映画のコラムみたいなものを書いている癖に…自分キューブリックの『2001年宇宙の旅』観てません! ホント、すんません! いや、何回かチャレンジはしました。でも、どうしても原始人が投げた骨が回転して宇宙ステーションになるまでが限界で。宇宙になってからすぐ寝てしまうんです。どうにも睡魔を誘われるというか。なので自分にとってのキューブリ
2016年5月23日 04:59
今回は、自分でも「なぜこの場面?」とかなり不思議である。封切を劇場で観たし、相当いろいろと印象に残っていてもおかしくないのだが…ネタバレは…ほぼ無いです。≪元国防長官とユダヤ人の親父の会話≫もちろん巨大円盤が出てきてビルにビーム撃ってからの、爆風が広がっていくところも大好きだし、派手なアクションはどれも捨てがたいのですが。一番忘れられないのがどういう訳だかココ。大統領にクビを言い渡
2016年5月19日 01:02
僕のセンチメンタル・ローテーションのエース格。『LoveLetter』が右のエースだとすると、こちらは左腕のエースといったところか。『LoveLetter』がキレのある変化球をコーナーに投げ分けて打たせてとるタイプだとすると、こちらは一見何でもないストーレートに見えて、手元で微妙に変化してゴロを打たせるタイプ。と、ここまで書いてどちらも野球と全く関係ないことに気付く。まあ、気にせず続けますが。
2016年5月16日 21:02
知り合いの知り合いの映画好き(要するに会ったこと無い人)曰く「何百本も見たけど、選ぶなら結局この1本」ということらしい。全く知らないその女性に、僕は激しく共感する。「もし無人島に、1本だけ映画のDVDを持っていくなら何?」という質問に、ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』とコレで悩み、身悶えしながら「お願いですから2本にして下さい!」と懇願する自分が脳裏に浮かぶ。で、毎度のことながら軽くネ
2016年5月15日 22:41
前回テキトーに書いてしまったのを読み返して、これではイカンだろう、もう少しシャンとせねばと反省。映画の粗筋すら書いてないし。でも好きな映画のことをダラダラ語るのって、2時間半ぐらい経過した飲み会の雰囲気みたいで好きだし、まあこれはこれでイイかなと勝手に判断。なので、思い付くまま勝手なことを書いていきます。一応、ネタバレあるので気にされる方は是非鑑賞してからどうぞ!≪制服で凍った坂道を滑
2016年5月14日 22:42
小説の方、筆が進まないので、気晴らしにコラムでも一つ。映画の内容は忘れても、不思議と覚えている場面がある。感動とか、面白いとかではなく、「不意を突かれた」とでも言うべきなのか。忘却しようにも心の何処かに居座り続け、何かの拍子に思い出してしまう場面。そんなシーンを思い付くまま書いてみようかと思う。多少ネタバレにもなるので、その辺を気にされる方は鑑賞の後に、是非。『ビニール?』このセリフの場面