変化する社会を変わらぬスタンスで生きる
今日こんな動画(前編・後編あり)を見た。
私は以前からVTuberの活動に興味を持ち日常的にウォッチしているが、その理由は単なるコンテンツの面白さによるものだけではない。応援ビジネスいわゆる"推し活"×デジタルという現代ならではの事業形態の先進性に大きな可能性を感じている。最近は人類総クリエイター時代とも言われ、一人ひとりが創造力の源泉として再定義されているなかで、いったい自分に何ができるのか。どのような人生戦略を描くべきかということを考えている。特に私は20代でZ世代という括りに入るため、デジタルネイティブであるという世代的優位性を生かさない手はない。
年末には''生成AI"という言葉が流行語として選出されたように、AIに関する議論も以前にも増して熱を帯びてきている。手が早い人は既にGPTなどを使いこなし自分でプログラムを組んだりして日常生活に役立てている。最近はあまり聞かないがシンギュラリティに到達すればおそらく殆どの活動が自動化されることになる。まさに激動の時代だが、これから人間社会がどうなっていこうが、決して忘れたくないことがある。
それは、自分が人間という生身の生き物であるということ。父と母から生まれ愛を受け、同様に家族や他人を愛する存在であるということ。喜怒哀楽を感じ、表現する主体であること。そしてやがては息絶え、宇宙に還っていく運命にあること。このことをいつ何時も覚えていたい。目には見えない普遍の物事を見つめる感性を常に持ち育んでいきたい。
そのうえで、今の自分だからこそできることに果敢に挑戦し、人生というフルコースを味わい尽くしたい。たとえ出てくる料理が他人のものよりも見た目が悪く質が悪かったとしても、自分に与えられたたった一つのフルコース。なるべく好き嫌いせず大事にしたい。それだけで十分にありがたいと思えるような自分でありたい。