【理由解説】ファスティングをすれば、本当に痩せるの??<前編>
こんにちはSHOです。僕のnoteを読んで頂きありがとうございます。
今回のテーマは【ファスティング】です。ファスティングについては何度か書かせて頂いているのですが、今回は「ダイエット効果」に焦点を絞って話をしていくことにします。
年明けに新しいファスティングプランをご案内しようと思っていて、現在商品作成中です。単純にファスティングを行って頂くのみではなくて、マインド面のワークなども含めたハイブリッドなプランにしようと思っています。
ファスティングとは「断食」のことで、本当にたくさんの効果・効能が期待されているもので、個人的にもお勧めさせて頂いているものです。その中でも、多くの方がイメージしやすいもの、期待されていることというのは【ダイエット効果】なのではないでしょうか。これは前回の投稿でも書かせて頂きました。
また、長い投稿記事になりますが、こんなのも書かせて頂いています。
ファスティングをすることで、本当にたくさんのことを得ることができるし、音声配信でもお伝えしていますが….
なんだかんだ言っても、まずは多くの人が興味を持つものは「ダイエット」についてでしょう。僕も何も知らない時にはファスティングをダイエットの一手段に過ぎないと思っていたわけですから。
なので、今回は数あるダイエット方法の中でも、どのような点においてファスティングが優れているのか、その理由について解説をしていくことにします。
非常に長く説明をさせて頂くことになりますので、今回は<前編>としてお伝えいたします。ご興味ある方はこの先も読んで頂けると嬉しいです。
○2つのエネルギー保存方法
人は色々なものを食べますが、その中でも「エネルギーを作るもの」として構成されるのが「糖質」「脂質」「たんぱく質」この3つで、この3つのことを三大栄養素とも呼びます。どのくらいのエネルギーとなるか、それらは「カロリー(kcal)」というもので計算されています。これは多くの方が聞いたことがあるものでしょう。
人間の体では食べた物をどこで保存するかというと、実はこれは2か所で保存されているのです。
イラストで表現してみたのですが、「2つの区切られた入れ物」として冷蔵庫と冷凍庫をイメージして頂きたいです。
まず左から、1つは【グリコーゲン】といいまして、これは短期保存用に設計されていて、食べ物の出し入れは簡単だけど、スペースには限りがあります。実際の体では主に肝臓で保存されます。
そして右側、もう1つは【体脂肪】で、グリコーゲンの保存許容量を超えると、余分なカロリーは体脂肪として貯えられることになります。長期保存用に設計されていて、アクセスはしにくいのですが、冷蔵庫に比べはるかに容量が大きいです。また、必要に応じて容量を増やすこともできます。イメージとしては無限に増やせると思って頂いても構いません。
○ダイエットは脂肪を燃焼させるのがポイント
スーパーへ行って買い物をしてきましたら、買ってきたものの多くを冷蔵庫に収納していくはずです。(ま、もしかしたら冷凍食品も買っているかもしれませんが、ちょっとややこしくなるので今回はそれを考えないようにしましょう。)
冷蔵庫に入れるようなものでも、基本的には賞味期限というものがあります。そういうものがあったとしても保存しておきたいなと思ったら、それらは冷凍庫に入れて保存をするはずです。
これは、人間の体の中でも同じようなことが起きているということです。、まずはエネルギーはグリコーゲンとして保存されます。そして、グリコーゲンとして保存できる容量が限界になると、体脂肪として保存するのです。これらは等しく使われることはないし、同時に使われることもありません。
この点における大事なポイントは「体は体脂肪よりもグリコーゲンをエネルギーとして使いたがる」というところです。冷蔵庫・冷凍庫にしても、まず最初に食べようとするのは冷蔵庫に入っているものを食べようとしますよね。それと一緒だと考えて頂けると良いのではないでしょうか。
なので、冷凍庫にあるものを食べようとする前には「冷蔵庫の物を食べよう=冷蔵庫にあるものをほとんど空にしよう」としてから冷凍庫のものを取り出そうとするはずです。(繰り返しですが、今回はアイスとか調味料の話は無しでお願いします)
ということは、体でいうのであれば体脂肪(脂質)を燃焼するためには、グリコーゲンのほとんどを使っている状態にしなければいけないということになります。
○体脂肪を燃焼しやすい体とは?
では、体脂肪が燃焼しやすい体とはどういう体なのかというと、ここはすごく重要なところになりますので、是非覚えて頂きたいところです。今回の投稿内容で最も重要な箇所です。
キーワードは【インスリン】です。冷凍庫(体脂肪)へのアクセスのしやすさの鍵となるのがインスリンというホルモンなのです。これはダイエットをする上でも非常に大事な知識です。
まず、インスリンとはどんなホルモンなのかというと、簡潔に申し上げるとすれば血糖値が上がると分泌されるホルモンで、エネルギー代謝を調節し、 脂肪の蓄積や貯蔵を促進させます。さらにざっくり言ってしまえば、グルコースをエネルギーとして使用するために細胞内に取り込んでいるのがインスリンです。グルコースとはブドウ糖のことで、糖質は体の中で分解されると、その多くはグルコースという最小単位のものになります。「代謝」とは、体の中でエネルギーとして使われるための一連の動き・化学反応のことです。
食事をしていなければ、インスリン値は低いので、冷凍庫(体脂肪)へのアクセスがしやすくなります。なので、グリコーゲンを完全に空にしなくても、体は脂肪燃焼しやすくなります。
逆のケース、食事をしていると、インスリン値は高くなりますので、冷凍庫(体脂肪)へのアクセスが難しくなります。なので、インスリンは肥満を促進するホルモンなんだとも捉えることができます。インスリンが脂肪燃焼を邪魔しているのです。
というわけで、今回のお伝えした内容を整理すると
ということです。是非これらは覚えておいてほしいです。
今回は以上となります。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
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