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怒りという「感情」も自分自身に許していく。

自己啓発本によく書いてある

「自分自身に素直になりましょう!」

という言葉。

「それができたら、
   こんなに苦労してないんだけど…」

が、私の本音です笑

こんにちは!
【子供の能力を高める】子育て研究者kotoです!

前回の記事では、

自分の感覚を否定してしまい、

生きづらさを感じている人がぶつかっている
3つの壁についてお伝えしました。

▼くわしく知りたい方はコチラ!

今回の記事では、

第一段階の壁である

「自分の感覚が分からない」

ということについて

深堀りして考えていきたいと思います!

◆なぜ「自分の感覚」なのに、分からないのか。

「生きづらさ」を感じている人は、

自分の感覚を無意識のうちに否定する癖が
ついてしてしまっているため

そもそも自分が今なにを感じているか
 よく分からない」

なんて状態にあることが多いです。

というか、

自分が感じていることよりも

世間的に格好がよさそうなことに、

いつの間にか自分の感覚を
すり替えてしまっているのです。

自分の感覚を否定し、
世間の判断に従って生きている。

(世間というか、
   幼いころから刷り込まれてきた
 親の判断であることが多いです。)

そういったことを繰り返すうちに、

自分が何を感じているかということが
完全に見えなくなってしまい

「自分の感じたことならば、全て間違っている」

といった、自己否定の王様みたいな感覚が
育ってしまっているのです。

◆日記に自分の本音を書けていますか?

例えば、自分にとって嫌な出来事を
日記などに書くとします。

本当は、

「○○さんにこう言われたことが嫌だった。
 すごく腹が立って、
   家に帰った今でも忘れられない。

 そんな風な言い方をするなんて、
   本当に失礼だ。」

ということを感じているのに、

気が付くと

「○○さんだって、悪気があったわけじゃないし
 そんな言葉を気にし続ける必要ないよね。

 さっさと気持ちを切り替えよう!」

みたいに、

ポジティブの教科書に出てきそうなことを
書いていたりするんです。

確かに

ネガティブなことを感じている認めると
気持ちが荒立って、不安を感じます。

けれども、ここでその不安から逃げて
耳ざわりのよさそうな言葉だけを書いていると

あなたの本当に感じている気持ちは

「ポジティブじゃないからダメ」

と、自分自身で押し込めてしまうことに。

または、

「そんな風に他人を嫌う自分が嫌だ…
 ○○さんだって、悪気はないのに。
 だから自分なんてダメなんだ。」

と、自分の感じた気持ち自体を
否定してしまうことも。

どちらの場合も

自分の感じた正直な気持ちを、

気付かないうちに「よくないこと」と
判断してしまっているのです。

◆ムカついたなら、ムカついたで結構!

本来なら、自分の感じたことならば

ポジティブなことだろうが
ネガティブなことだろうが

いいも悪いもない。

「ただ、私はそう感じた。」

それだけでいいはずなのです。

「○○さんにこう言われて、
   めっちゃムカついた」

日記に書くのは以上!
別に、それだけでいいんです。

そこから何か教訓を得たり
反省したりするのは、

自分の感情をすべて受け止めきることが
できてからの応用編です。

自分の感覚を否定して
生き苦しさを感じている人に必要なのは、

まずは自分の感覚をごまかさずに吐き出すこと。

というか、最近は世間の風潮が

「怒り」という感情に、
敏感になりすぎている気がします。

「怒らない」ということが美徳。

みたいな価値観が一人歩きしていて、

「怒り」を感じることそれ自体が
悪いことをしているような気がしてしまう。

そんなことありません!

確かに、怒りに任せて怒鳴ったり、
ものを壊したりするのはいけません。

ムカついたからと言って、
相手のSNSに誹謗中傷を書くのも絶対ダメ。

でも、感情と行動は別物です。

むしろ「怒り」を
ダメなものだと押さえつけずに

安全な方法で放出してしまえば

案外怒り続けるなんてできないもの。

「ダメ」だと否定するから

余計くすぶって、
暴れ出したくなるんですよね。

だいたい、悪気があろうとなかろうと

相手を不快にする言動はよくないんですから
そんなときはちゃんと「怒って」いいんですよ!

自分自身の「怒り」の感情に遠慮しないで。

ちゃんと怒ってくださいね。

ただし、それを言動に出すときにはご注意を。

要するに、気を付ければいいのは
「言動」なのです。

◆怒りを感じたときには

あなたの感覚は、あなただけのもの。

他の誰とも比べる必要もないし、

ネガティブだからと言って
悪いわけでもない。

相手がどんなに社会的に成功している人でも
クラスの人気者であっても

あなたの心が傷ついたと感じたときには、

勇気を出して、
怒ったり悲しんだりしてみてください。

もちろん、

それを冷静に、相手の立場も思いやって
伝える自信がなければ、

わざわざ伝える必要もないのです。

「自分は怒っているんだ!」と
こっそり声に出すだけでも

あなたの心は、大事にしてもらえたと
安心するはずです。

ぜひやってみてください。

◆まとめ

今回の記事では、

「自分の感覚が分からない」のは、
無意識のうちに世間の目を気にして

自分が感じたことを
素直に認めることができないからである。

ということをお伝えしました。

自分を否定してしまうという癖は
いくつもの問題がからみ合って

なかなかほどけなくなっています。

けれども、
それぞれの問題にしっかり向き合い

一つ一つときほぐしていくことで、

少しずつ
自分らしさや生きやすさを
取り戻すことができるのではないでしょうか。

明日も一緒に頑張りましょうね(*^^*)


最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!

興味をもっていただけた方は、
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