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エッセイ|Unfinished

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完全に自己満足マガジン。 自分はいつか完成するのだろうか、ということを考えてる私の自己満足漏れ出しマガジン
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#エッセイ

障害のある兄弟がいるから、インクルーシブに興味をもった、わけでもない

障害のある兄弟がいるから、インクルーシブに興味をもった、わけでもない

2013年5月1日に登記をしたCollableは今期で12期を迎えました。今日はCollableの11歳の誕生日。

決して胸をはって立派に続けられたとは思えてないですが、私にとって10年というのは本当に感慨深く、1つの目標でした。が、その10周年を華麗にスルーしてきてしまいました。苦笑。

ただ、10年となると社会や周辺環境はガラリと変わるもので、私のバックグラウンドを知らない人も増えてきたこと

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浮世離れした人に、吐露したい人たち

浮世離れした人に、吐露したい人たち

ここのところ、日々つぶやきを残しています。

「毎日書く」上で、広義の意味で体力が続いてない代わりに、少しでもその日1日の記録だけでもと思って書き続けています。お付き合いいただきありがとうございます。

最近、「浮世離れした人にしか話せないことを抱える人たち」について考えています

最近日頃楽しみにしているのが、写真家の幡野広志さんに寄せられる相談のシリーズと、レンタルなんもしない人さんのツイート

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許せる範囲を共有することは、チーム作りに役立つのかも

許せる範囲を共有することは、チーム作りに役立つのかも

最近、よくチームについてやたらと考える時間が増えました。

まずはインターン生が増えたこと。

彼女が来たことで、事務局くりのさんのふるまいも少し良い意味で変わったような気がしていて、少しばかりチームとしてのレベルアップを感じています。

そして本日。朝7時半から山ゼミ(経営ゼミ)の事務局で打ち合わせだったのですが(早い)、今の事務局チームはすごく相性がいいなあと感じています。特に3期は、いざとい

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仕事を、自分を誇示するための手段にしない。無我夢中になる。

仕事を、自分を誇示するための手段にしない。無我夢中になる。

先日のこと。マザーハウス山崎さん主催の経営ゼミの事務局メンバー4人でオンライン飲み会をやった。

年末年始みんなそれぞれ予定がある中、事務局のメンバーのヒデさんが取締役を務めるアフリカローズは、昨年2店舗目を六本木ヒルズに構えたのだが(本当にすごいこと)、そして六本木ヒルズが元旦営業をしているので、1日から店舗に立つと話した。

私にはそういう生活がなかったので、それを聞いてただただ尊敬しかなかっ

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学生らしさとは何か(12月3週目振り返り)

学生らしさとは何か(12月3週目振り返り)

今週は盛りだくさんでした。2月8日の上映会のプレ告知(もといバースデードネーションのお願い)と、昨日はワークショップ。合間で打ち合わせなどがあって、noteを書き続けるのもしんどくなってきたところです。

しかしなんとか3週間ほど継続できました。よかった。

そして今M-1グランプリを見ながら1週間の振り返りをします。

🐼

親亡きあとに取り残されたきょうだいの不安

障害のあるきょうだいに関

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親亡きあとに取り残されたきょうだいの不安

親亡きあとに取り残されたきょうだいの不安

親が老いて死に向かうにあたり、介護、終活などのキーワードが飛び交うことが一般的な昨今。

私の場合、それ以前に「親亡き後」という言葉でまつわるいろいろな心配事があります。

そんな中、こんな記事を発見。

親が老いていくだけでなく、のこされた障害のある兄弟と私はどうすれば?というか、何が待ち受けているの?という不安がやってきます。

障害者家族のもつ、大人になってからの不安先日もかきましたが、知的

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インクルーシブデザインの拡張を考える(12月2週目振り返り)

インクルーシブデザインの拡張を考える(12月2週目振り返り)

1週間があっという間でした。そして年末が近づいてきているし…毎日寒いし…

インクルーシブデザインや、周辺にあるインクルーシブにまつわる世の中の動きについて、私も学びながらみなさんと共有するように毎日毎週更新をしてもうすぐ2週間。

昨日は誕生日だったのだけど、1日仕事の予定でした。私自身、頑張らなければいけない時期だなと思っているので、家族の誕生日とか、記念日とかの優先順位は仕事より低くしている

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「好きになろう」を妨げず、良さを伝える翻訳と橋渡し

「好きになろう」を妨げず、良さを伝える翻訳と橋渡し

私は良いものを良いというときの熱量が熱すぎると思われているふしがあります。しらんけど。

例えばマザーハウス副社長の山崎大祐さんが主催する経営ゼミ(通称:山ゼミ)のこと。

ちなみにこの記事を読んで、エントリーしてきてくれる人が毎期いるので本当に嬉しい。ありがとうございます!🙏🙏🙏

大学院入学を目指したときもそうだったけど、感情だけで物事を動かさない、ということを常に心がけています。事実が

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良いものを良い、と伝え喜んでもらえることは嬉しい

良いものを良い、と伝え喜んでもらえることは嬉しい

12月4日から、毎日noteをやってみて、何か変化があるのか(ないのか)を観察しはじめて5日目。そこに何か見いだせるのか、わからないのですが引き続き自分の学習メモとインクルーシブデザインレビューを書き続けていこうとおもいます。日曜日は、1週間の振り返り!

12月4日(水)乙武さん義足プロジェクトがやばいという話

YouTube大学見ておいて本当によかったなーと改めて思いました。乙武さん義足プロ

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学生メンバーに意識してもらっていること

学生メンバーに意識してもらっていること

また改めて紹介しようと思っていますが、うちに新しい学生インターンのメンバーが増えました。しかもまだ19歳。

かわいいおしとやかな感じの子なのかなと第一印象は思っていたのですが、これまで3ヶ月ほど一緒に過ごしてきて、とっても野心があることがわかってこれからますます楽しみ、という日々です。19歳なんて可能性しかないよね。

Collableが立ち上がった当初は学生インターンや学生職員が複数いたのです

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絶望からくる怒りに、寄り添うことはできるのか。

絶望からくる怒りに、寄り添うことはできるのか。

2020年に向けたオリパラ旋風は相変わらず勢いがよく
インクルーシブだ、ダイバーシティだとみんな楽しそうに言ってる。

先日には文化プログラムの概要が発表されて、パラリンピックのほうは「共生社会の実現」をテーマに、小橋賢児さんがクリエイティブディレクターを務めるとのこと。小橋さんか…これはすごい楽しみ。(オリンピックの文化プログラムって何よ、みたいな話はまたいつか)

新年度は、いろんな方の異動、

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わたしたちはカメ止め!を見て反省をしないといけない。

わたしたちはカメ止め!を見て反省をしないといけない。

「お盆」とは一体何なのか。1年以上会ってない家族に、久しぶりに顔を見せようと思ったのだけど、いろいろありましてお盆は都内で過ごすことになった。

せっかく夫🐼と過ごす時間がまあまあできたので、話題の「カメラを止めるな!」を見てきた。私の世界に見えるすべての人が高評価だったので、これは楽しみだ!と思って見に行った。

結論から言うと、とっても面白かった。それは間違いない。ネタバレが世に広まる前に、

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ミュージアムを乗り越える

ミュージアムを乗り越える

かつて、私はミュージアムがとっても苦手だった。正しくは、高校生時代までは、むしろ苦手とも思うほどの関心すらなかった。当時大分県にはOPAMほどの立派な美術館なんてなかったし、実家の周りにも自転車で行ける距離にもなければ、駅も近くないし電車は高い。家族に県外のところに連れて行ってもらう機会もなかった。中学生のころ、美術の先生が授業で「美術というものは、見えないものが見えてくるんです」という名言は、学

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