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学生メンバーに意識してもらっていること

また改めて紹介しようと思っていますが、うちに新しい学生インターンのメンバーが増えました。しかもまだ19歳。

かわいいおしとやかな感じの子なのかなと第一印象は思っていたのですが、これまで3ヶ月ほど一緒に過ごしてきて、とっても野心があることがわかってこれからますます楽しみ、という日々です。19歳なんて可能性しかないよね。

Collableが立ち上がった当初は学生インターンや学生職員が複数いたのですが、ここ数年は一切入れていませんでした。なぜなら理由は簡単で、教育コストをさく余裕がなかったからです。こうして書くとちょっと心無い感じするし普通の理由すぎる。

学生のような若い子たちはなんでも学び吸収してくれて可能性しかないですが、同時にしっかり学べる環境を作らないと戦力になれません。

人数がある程度のチームになったらそこに戦略的に投資をしていくべきなんだと思いますが、事業としての骨組みがしっかりなく、本当にまだまだ属人的に業務に取り掛かっている環境なので、それをチームとして仕組みにする余白は残念ながらありません。

そんな中、とある経緯で後にインターンとなるその子がやってきたのですが、まだ19歳ということで、いろんなクラウドサービスも使い慣れてないし、知らないことが本当に多くてある意味で真っ白キャンバスでした。が、若いっていいなと思ったのは3ヶ月くらいである程度の環境には慣れて、自分の考えをしっかり伝える力を発揮できるようになってきたことです。こういうのを垣間見れるのは嬉しいことです。

私自身、学生と毎週真剣に向き合うことが増えたので、最低限何を意識して活動しているのかをちょっとだけ書いてみようと思います。


守破離の「守」からはじめる

私自身、学生に関わってもらうとき、ある程度一通り、私がやっている、例えばワークショップとか、イベントのフォーマットとかは、一通り守破離の「守」として、そのとおりにやってもらい学んでもらうことを大事にしています。

そもそもワークショップにしてもイベントにしても、学生がちょっとやるみたいなものよりはクオリティの高いものを求めますが、大体学生は自分たちでワークショップを主催したこともイベントも企画したこともないことが多いので、型にはまりながら共通言語と体験を持ってもらわないと、前に進めないんですよね。

かと言ってその型が正解フォーマットではないのですが、何もないところから何でも自分でできると思わないで、まずは型にはまりながら、自分の頭で考えて行動したほうが学びのスピードが速いと考えています。


日々の問いに自分なりの答えを出す

ある程度型にはまって動けるようになったタイミングで、結構「なんでこれをやるんだっけ?」「イベントに来て貰う人にどうなってほしいんだっけ?」「こんな人がきたらどうするんだっけ?」と、逆に私から質問攻めに合うのが多いのがCollableの特徴です。

必ず何か場があれば質問をさせようとするのも私の特徴かもしれません。「何も(質問・疑問は)ないです」は許さないかも。笑

自分なりの答えを自分で言ってみることで、その語りが当事者性を育み、ワークショップもイベントも、その人の色が出てくるようになると思います。

自分らしくワークショップもイベントも企画が立てられるようになったら、私はあとは外野から問いを投げかけているだけで、基本的には場が進行されるので、みんなの成長によって、チーム内の役割が分散されて、バランスが取れるようになれる感じがします(本当に楽ちんです)。

特に最初の頃はそれを意識している気がしているなぁ。これまで本当にたくさんの学生さんたちに助けてもらって今があります。なんならうちの事務局くりのさんも学生の頃からの縁です。経験を共有しているからか、くりのさんは私になんでも問い攻めしてきます。恐ろしい笑。みんな本当に感謝です。


と、なんで学生の話を書こうと思ったかというと、久しぶりに昨日、こいつが事務所にやってきたからです。

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みんな知らないですね。きまちゃんです。

彼とは関係が長く、私が大学院生のときに関わっていた研究室のプログラムの高校生参加者で、そこから更に大学生後半はうちでがっつり活躍してもらっていました。東京に来てからの人間関係で、唯一私のことを「さゆりちゃん」って呼ぶ人です。高校生の時から変わらずこれです。

今は東京にいませんが、会社員をしながら占いをやっている人で、前にも東京に来たときにうちのイベントに顔だしてくれたら、「冗談で『変わってる』という人はいるけど本当に変な人だった」ってはっきり言われてました。喜んでいいのか結構謎ですが。笑

彼はわざと毎回、東京に来たその日に突然電話してきて「今日いますか」って言ってくるので控えめに言ってめっちゃ迷惑なのですが、仕方ないので夕方2時間弱話しました。珍しくチームの後輩にどう関わるか、みたいな話をしてくれて成長したのだなーと嬉しくなったという話でした。


改めて学生とチームになるとき、どんなことを意識しているのかを整理してみたいなと思いつつ、まだまだ未熟なので、こういうことを意識したらいいよ、というのはぜひ教えてほしいです。


また、新メンバーインターンを中心に、2月8日(土)にイベントの企画を進めています。また告知をお楽しみに!

そして12月21日(土)には、久しぶりのインクルーシブデザインワークショップの開催です!すでにお申し込み入ってますので、関心あるかたはお早めに!

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山田小百合
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