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戯言

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「どうでもいいけど、気になる事」「どうでもいいけど、言いたい事」 「どうでもいいけど、どうしようもない事」書いただけですけど、だから何?
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記事一覧

『UNIQLO』だから言いたい

『UNIQLO』だから言いたい

近所の駅ビルにUNIQLOが入っている。週末家族で散歩がてらに寄ると、UNIQLOが目に入る。派手過ぎるわけではないけれど、どこか目を引く赤白カラーリング。「何処からでもご自由に」と言わんばかりの大きな間口とディスプレイ。特段買う予定はないけれど、ふらりと入り、お手頃な価格に心を揺さぶられ、帰りにはTシャツの入った袋を手にしている。罠だ。

そう、あれは22年前。
ある人からもらった結婚祝いの返し

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『いつか』を目指して・・・

『いつか』を目指して・・・

以前の話ではあるが。

朝刊に「カメムシ採集人(農学博士)」高橋さんの記事が載っていた。
思わずグイっと引き寄せられるようにその記事を読んだ。

新種のカメムシや確認例の少ないカメムシに出会うワクワク感が記事を通して感じられて面白かった。
どえらい田舎で育った私にとってでさえ、縁側のカメムシはお化けより威力があった。
外で虫に出会うのならまだしも、縁側にまで侵入して来られると無防備で幼気な私には脅

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行ってきます!

行ってきます!

今朝の新聞のお悩み相談で
「カンパ~イ♪」で有名な髭男爵さんが回答されていた。
”人間なんて暇を持て余してなんぼ”
のようなことを書かれていた。
ふむふむ。

『暇』が苦手な人がいる
『暇』が怖い人がいる
『暇』が寂しい人がいる

大概の人がどれかに当てはまるような気がする。
なぜだろう。

『暇』であることがいけないような
『暇』であることへの罪悪感のような
『暇』であることを隠したいような

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『50』の教え

『50』の教え

はて、なんの教えを書くかと申しますと、
それは『50』です。
この数字を見て、あなたは何を想像しますか?

つい先日、とあるアンケートに答えている時、
いつも通り、
『40代』にチェックを入れようとした私は

「ハッッッ」
としました。

ちゃうやん、ちゃうやん、
あんた40代ちゃうやん!!

あまりの衝撃に、自分でも驚きました。
今まで何食わぬ顔で『40代』の欄にチェックを入れてきた私は、
ある

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『えらいこっちゃ』となること

『えらいこっちゃ』となること

私は毎日夢を見る。
毎日毎日、夢を見る。
子供の頃から考えると膨大な数の夢を見ている。

それらの夢はたまにどこかで繋がっていることもあるけれど、
ほぼ全てが違う夢である。

拳銃で打たれる夢、
飛び立ったばかりの飛行機が目の前で落ちる夢、
仙人がいるような場所に立って幻想的な景色を見ている夢、
インドでなにやら買い物をしている夢、
毒リンゴをもらって食べる夢、
大蛇がウジャウジャいる夢、
トイレ

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私のひぃばぁちゃん

私のひぃばぁちゃん

私のひぃばぁちゃん。
そう、母方のひぃばぁちゃんはちょっと癖があり、
謎めいたひぃばぁちゃんだった。

今思うと、誰にも似ていなくて、誰にもキャラが被っていなくて、細っいのに誰にも何も言わせないオーラを醸し出していた。

私の記憶に残っているひぃばぁちゃんの姿は、
掘りごたつの奥角席で、キセルをくわえ少しだるそうに座っている姿だ。

じぃちゃんは町の偉いさんをしているみたいだし、
ばぁちゃんは専業

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八時の女

八時の女

皆さん見てます?

NHKの朝ドラ、『虎に翼』を。
もう長らく日本のテレビドラマとは無縁の生活をしていたけれど、
遂にきました。

見事なくらいどっぷりハマりました。

ドラマの脚本も演出もキャストも
主題歌も!勿論素敵なのですが、
何より私がハマっている原因は、
主人公寅子役の「伊藤沙莉」さんの演技力なのです。

もう見ていてたまらないです。(おっさん目線ではなく)

お肌もキレイ!(若いってい

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吉本新喜劇、『生』入ります。

吉本新喜劇、『生』入ります。

私はお笑いが好きである。
こよなく愛している。

笑いのセンスは、そんじょそこらの人よりも
秀でいていると思っている。
いや、確信している。ほんとに。

だから、いつか吉本興業から芸人育成人財としてスカウトされないか、
もしくはこちらから自薦に行きたいと思っているが、
それはここだけの話にしておいた方が良いと思って
まだ行動にはうつしていない。

それはさておき、
お笑いの中でもとびっきり好きなの

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吉本新喜劇、『生』入りました。

吉本新喜劇、『生』入りました。

笑うた。
ようさん笑うた。
そして感動した。

テレビで見ていたあの映像が、
数メートル先で繰り広げられている現実が嘘みたいで、
私の頭の中はプチパニックを起こしてた

今回初めて生新喜劇を見たのは、京都祇園花月の劇場。

以前も、
前日にも、
ほいでもって翌日にも、
なんばグランド花月には行きはしたものの、
劇場の中には入ったことがなかったので、
何とも言えないけれど、
多分、祇園花月の方がかな

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小さな手

小さな手

「合格 おめでとうございます」

逃げ惑い隠れる場所を探し続ける嵐のような1週間が終わった。

我が子を通して中学受験を初めて体験した。
子どもが受験をしたいと言い出したのがきっかけではあるが、親としてもその言葉は少し嬉しかった。実のところ、子どもは今の状況のまま中学に上がることに不安と不満を感じていたのが志望動機ではあったのだが。

いざ中学受験をするとなり何から手をつけるべきなのか。

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忘れられない人

忘れられない人

誰もがそうであるように、
私だって人生においていろんな人に出会ってきた。

憶えている人もいれば、
チラッとあっただけの人は忘れていたりもする。

面白いのは
同じ時間、同じ場所で会っていたはずの人たちでも、
憶えている人とほとんど憶えていない人もいる。

そんな中で、私に強烈な印象を残していった人がいる。

決して抜群の容姿をしていたとか、
私自身が恋焦がれていたとか、
何かしら秘密を握られてい

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