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自由句

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思ったことを自由に句にしてみた。
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#自由句

金平糖みたく 十人十色な人生

金平糖みたく 十人十色な人生

日々を通して
ブログを通して
noteを通して
垣間見る 他の人生

人の数だけある人生は
それぞれいろんな色をしてる

年を取ればとるほど
丸みを帯び
なんだか深い味になる

他の人生と自分のものを
比べる必要はないけれど
混ざればカラフルで面白い
混ざれば自分の色にも気づける

そして最後は甘い感覚を
噛み締めてみたい

『シャッターチャンス』

『シャッターチャンス』

人生の終着駅は 駅にあらず

勝手な想像だけど
人生の幕を下ろすとき
「はい、お疲れ様」
と言われるように
そこに終着駅のようなものがあると思っていた

でも、もしそうであるとするなら
今の生活は
「お疲れ様」と言われる前で
一生懸命働いていることになる

そう思うとなんだか
働き尽くめで一生を終えるような気がして
癪に障った

だから、人生の幕を下ろすときは
終着駅ではなく
最高のシャッターチャ

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感じられる生き方

感じられる生き方

生きるって 「感じる」から始まる

ふと立ち止まった時、
なんのために生きるのか
どうやって生きるのか
誰のために生きるのか
いろんな疑問が湧いてくる
いろんな疑問が湧いてきて、不安にもなる

こころは
からだは
何かを感じて生きることと向き合う

でも
どうか
どうか
誰かの幸せも感じられる生き方をしたい

悪戯っぽいね

悪戯っぽいね

人生も 思いと違う 方が呼ぶ

「旅行計画」ってね
あくまで計画なんだよね

計画しないと心配になるし
計画するのが楽しかったりもする

でもやっぱり
あくまで計画なんだよね

なんか違う方から
「こっちの方が良いよ~」
とか
「そっちは今行けないよ」
とか
「なんかしんどくなっちゃった」
とか
「ちょっと休憩したいな」
とか

計画表にはないことが
いっぱい出てくるんだよね

いや、計画したんだ

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淋しさか 心を揺らす 秋の風

淋しさか 心を揺らす 秋の風

1年で一番好きな秋

秋に吹く風は
どこか冷たくて
どこか寂しくて
でも、
どこか心地いい

嬉しいことも嫌なことも
そっと受け止めてくれる気がするから

私だけ 消える記憶に ある順番

私だけ 消える記憶に ある順番

人間の記憶っておかしい
ある事柄は驚くほど覚えているのに
ある事柄はきれいさっぱり消えている

彼の記憶の中に私はいるのに
私の記憶に彼はいなかったりする

彼の記憶の中にはないのに
私の記憶には鮮明に残っていたりする

記憶って
記憶って自我があるよね
私みたいに

弁当箱から声がする

弁当箱から声がする

お弁当って 私と貴方の 交換日記

学生時代、母が作る弁当は美味しかった

己が母になり、弁当作りの大変さを知った
毎日毎日
毎日毎日献立を考え
材料を準備し
栄養と彩を考えた弁当

遠距離通学の私は5時に起き
6時には家を出た
一体母は何時に起きていたのだろう

母は偉大だ

今日歩いた道を 明日も歩くのかな

今日歩いた道を 明日も歩くのかな

ふと立ち止まった時
前に見える道

ふと立ち止まった時
後ろに見える道

毎日同じ道を歩いているようで
同じ道じゃないような気もする

急に目の前に違う道が現れた時
急に目の前にもと来た道が現れた時
私はどの道を進みたいと思うのだろう

今日歩いた道を
明日も歩くのだろうか