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Unknown8

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2018年4月の記事一覧

you, you, you, …with you.

その手形を胸に押し付けて 私の指紋ぜんぶを付けた
何処にも行かないで、と言葉にせずに

波がさらう足の星砂が 私の足跡を溶かしていく
此処には居なかった、と嘘を吐いても

I'll be there, you, you, you, …with you.
You, you, you, …with you.
手をつないだら あなたを感じたら
ワンピースの裾がびしょ濡れになっても
I've be

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うじ虫

喰らってあげる穢(きたな)い肉を
喰らってあげる腐った肉を
またいつかキレイに笑えるように

だから 気持ち悪がらないで
けして 気持ち悪がらないで
ムリだとしても私は其の傷を治す
だから 気持ち悪がらないで
けして 気持ち悪がらないで
何時になっても分かち合えなくても
私はあなたの胸を治すために産まれた

喰らってあげるどぎつい肉を
喰らってあげる膿んでる肉を
太陽に笑える日が来るように

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夕嵐〜ゆうあらし〜

知ってることを ぜんぶ話したとして
何かが変わると信じたら変わるんだろうか?
たかが若者 まるであの雲のよう
語った言葉なんぞ 海の上で消えちまうのさ

随分と空も縛られるようになったな
判り易く解説なんかされて
今日もまた夕方の嵐

傷は傷で塞ぐしかなく 嵐が来れば剥がれてしまう
その毎日に瘡蓋(かさぶた)は固くなることなく
「お前は無用だ」と 無知の言い草が雨粒と飛ぶ

世間一般か

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愛があっちゅう間に死んじまった日

簡単なことだった 私の目が変わった瞬間
透明なものがすべて濁って 噫 嗚呼
溜息ひとつ吐いたら 嫌がらせのように急に雨が降った

破門と突き付けらた人生に
容赦なくゲリラ豪雨はゲラゲラと嗤っては
三つ巴の嵐として川を増水させては
またすべてを私に押し付ける
何も知らない人々は私を追い出そうと
浴びせる幼気な心無い言葉達で
愛があっちゅう間に死んじまった日と名付けた

何故の吊橋か 先っぽを

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Au revoir

こゝろの中 あたたかい10のオーブよ
其の愛はゆるり ゆるり 私を和ませる
ビルの壁に寄り掛かりつつ歩いても
其の壁と背中合わせ 夜空を見ていても

恋を選んだ私にまた光をくれるなんて

解らない人は解らなくてもいいけど
別れという哀しみは誰も彼もが共通
ほら 此の真っ黒な月の意味を
私は受け継ぎ 生きていくから
愛を教えてくれたオーブに Au revoir

何度もする感謝はまだ足り

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もう手をはなしていいヨ。

最後まで手を掴まなくてもいいヨ。
支え切れなくなったら手離してもいいヨ。
だけど、ひとつだけ約束してほしい、
決して、後悔しないでね。

明日まで体力が保てないないのは、
其れは人として普通のことなんだから、いい。
たとえ、畏(おそ)れて突発的なことでも、
大丈夫、あなたは悪くない。

変わりもんだよ。 変わりもんだよ。
私の笑顔が泪に 泪が花びらに。
変わりもんだよ。 変わりもんだよ。

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Queen of Mustache

逆さ絵みたいな私の異常に
誰もが指差し破顔(わら)うんじゃないかい
私の興醒める顔には出来ない
刃物が線を引き 剃られるのは髭だけじゃない

問答無用に 意見も阻止され 掃き溜めの肥やしかい
私の人生は そりゃ あんたの思い通りだよ

Queen of Mustache それでもいい
私が私で闘える場所さえ在るなら
Stupid Shangri-La 土には還れず

Queen of

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思い知れ、愛を。

画面からは温度は伝わないけど
あなたの笑顔なら存分に届く
そして その笑顔が溢れんばかりに
冬が終り 春が巡り来る

単純な言葉でもあたたかいから
そう感じるのは私だけだとしても
それだけ あなたには価値があることを
知ってほしい リアルな夢だとしても
私が感じてるぬくもりは確実に本物

忘れるなかれ 頼りに生きろ
横流しされる気持ちも美しい梅と咲く
淡き恋にも 空は青空
憂いに篩(ふるい

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Fly Me To The Moon

あなたを置いて行きやしない
そんなんじゃ意味なんかありゃしない
ほら ごらん あの月の綺麗さを
ひとりじゃ寂しすぎて耐えられない
あなたが居なくちゃ安らげない世界よ

だけど Fly Me To The Moon
私はひとりで旅立つわ
あなたには愛しむ者が居るから
だから Fly Me To The Moon
私はあなたから去るのよ
私はあなたの愛しむ者じゃないから
Let Me Say To

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遠い日の私を、見ていたボクが背中を押した。

恋の上を歩く姿勢が虚勢張ってるみたいな違和感
君はまるで地を歩いていないように
どこか −ぽっかり空いてる
憧れ橋を行く背筋が凛と張ってるけど 強行執行
ムリをしてるのは見ていて判るけれど
好きが −泪とからまわる

君とボクの間には 未来と過去の距離がある
そうか君は遠い日のボクの姿なんだと気付いた

元気で 頑張って 微笑んで 喰いしばって
変わった未来も変わらずに崖っぷちの恋なのかい

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La poesie de l'ami

絡まった糸を解こうと時間を潰した
そうしてれば 其れに集中できるから
楽しい話も駆けっこも戯れあいに笑い
それだけでも ちゃんと晴れ間が見えるから

ずっと ずっと 時間が止まればいい
あなたが大人になった姿も見たいけど
ずっと ずっと 時間が止まればいい
そしたら2人はまだこのままで居られる

友達の絆を失くしてまで告白はできないから
私 おなじ枠の中で笑って居られるだけでいい

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Sois heureux beaucoup

Merci mille fois. あなたの優しさに
甘えてるのはわかってるけど

あなたの告白に応えることはできないけど
あなたは耳元にそっと囁く
それが きっと今後の私を支えてくれるんだろう?

Je suis nu luxe.

「いっぱい幸せになれよ。」 あなたのいつもの声
どんな贈られる物より
心に刻まれる嬉しい言葉
あなたを好きだったからさ もう戻れないけどさ
初恋のあなた

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さよなら、ボクの中のモンスター

心ってなんだろう? 英語でいえば Heart
考えるとこなんだ 本当ならば Brain

あの日とおなじに矛盾がまたボクの中に産まれる

決して 答えの出せないモノなんだろう 今とおなじ
決して 雲の流れのない世界なんだ 器用じゃない
さよなら、ボクの中のモンスターよ、さよなら
この廃墟なら誰も来ない 誰も来ない…

身体ってなんだろう? 生れつきの Skank
それでも見た目以外 幕

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刎ねる雨粒

死んじまいたいプレイに デリケートさの風が揺らぐ
灰色の雲から チョイスされたのは過激な雨粒

争い好きな風が旋回してゆき 大暴れ
次々と多くの人工物 壊して 砕いて 私を道連れ

地獄へでも 瓦礫にでも 好きなとこに放置して
刎(は)のられた私の生首は 太陽を連れ去ってゆく
狼少年 花泥棒 気付けば誰もが慾張(よくば)る
おねがい 其処に在る愛は決して普通じゃないんだよ

竜巻が教え

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