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大きな成果を手に入れても、これを守れなくては意味がないと残した北条氏綱の遺言
こんにちは、両兵衛です。
ここでは現代の私たちにも通じる戦国逸話を取り上げています。
戦国時代というと裏切りや寝返りなどがあたりまえの時代だったと言われます。その一方で、全く逆の考え方もあったようです。
今回登場してもらうのは北条氏綱という武将です。氏綱は戦国時代に関東一円を治めた北条5代の2代目で、小田原駅前に騎馬像のある北条早雲(伊勢宗瑞)の嫡男です。
息子の3代目氏康は、あの武田信玄や
どんなに行動を批判されようが自分が大切にしているのはこれだと言い切る朝倉宗滴のことば
こんにちは、両兵衛です。
昔、福井県の福井市に住んでいたことがありました。市街地から南東に10キロくらい離れたところに一乗谷朝倉氏遺跡があります。
信長による焼き討ちにより長い間土の下に眠っていたため、遺構がきれいな状態で残されていて、江戸時代ではなく戦国時代の城下町の雰囲気が味わえる貴重な場所です。2年前にものすごく久しぶりに訪れましたが、一部街並みが復元されていて驚きました。
一乗谷を本
覚悟の必要な岐路に立った時に腹をくくるための鍋島直茂の言葉
こんにちは、両兵衛です。
進学、就職、転職、結婚など自分にとって覚悟の必要な岐路に立った時、どうすべきか誰かの意見を頼りに決めるのでしょうか。それとも自分ひとりで腹をくくって決めるのでしょうか。今回はそんな場面での武将の言葉を取り上げます。
登場してもらうのは鍋島直茂という武将です。
戦国時代でも京や大坂といった畿内を中心に信長、秀吉による統一が進んでいるころ、九州では3つの勢力に集約されてい