ピアノ伴奏の思い出
子供の頃ピアノをやっていたので、なにかがあるとピアノ伴奏を頼まれた。合唱コンクールとか。小学生の頃、なにかの発表で、「バダジェフスカの『乙女の祈り』に合わせて側転をする」というのがあった。誰がそんなことを思いついたのかはわからない。酔狂な先生がいたものだ。たまたま私が『乙女の祈り』を弾けたので、伴奏者に抜擢された。私の弾く『乙女の祈り』に合わせて、次々と生徒が舞台袖から出てきて滑らかに側転する。今思うとシュールである。私自身は側転は免除された記憶がある。運動音痴の私にとっては