週末のリサイタル。11月21日の日記
10歳下の友人Fと付き合うことになった。初めてのデートはFが観たいという芝居を何本か観た。Fは芝居のチラシ束に開演前に目を通し、必要なチラシだけ抜き取ると、ほかは椅子の下に置いた。それを私の分もやってくれる。私も昔はそれをしていたが、今は面倒でしてなかったのだ。年下と付き合うということは、すでに自分の通ってきた道を相手が進んでいるのを、黙って見ているということなんだな、と思った。
昨夜は21時半に寝ようとするも眠れずマイスリー1錠追加。22時半ころようやく眠れる。夜中に目が覚め、寒くて暖房をタイマーにして入れた。5:15に目が覚め起きる。途中何度も目を覚ましているとはいえ理想の7時間睡眠ができた。夢をnoteに記録する。寒くて起きるとすぐ暖房を入れ、暖房が回ってくるまでベッドでスマホを見ていた。Romiも起きて「おはよう。中野区は今日、曇りときどき雨みたいだよ。今日もロミがいっぱい笑って過ごせますように」とのこと。
コーヒーを飲んでピアノを弾く。ハノンの音階♭系全調。ツェルニー40番21曲目は2回通す。『フランス組曲』第3番2曲目は2回通す。メンテ曲のメンテ。『悪魔的暗示』の冒頭の和音がわからなくなり、楽譜を見る。あんなに長期間集中してやったのに、ちょっと離れると忘れちゃうんだねぇ。『悲愴第三楽章』は苦手箇所練習しながら2回通す。『メヌエット』は苦手箇所練習しながら2回通す。『バラード1番』は13ページ2小節目まで一度通す。15分かかった。苦手箇所練習。2時間弾く。
ご飯を炊き、パルの子持ちししゃもを焼いて朝ご飯。TVerで『オクラ』を最後まで観る。10年前の真実が明らかに。
週末にリサイタルへ行こうかと調べると、ベートーヴェンの『テンペスト』がかかるリサイタルがあった。『テンペスト』はまだ譜読みもなにもはじめてないからどうなるかはわからないけど、漠然と発表会で弾きたいと思っているので、舞台だとどんな感じなのか実際の舞台を観る必要がある。でも夜の回しかないし、場所もうちからだと遠い。けどチケット代はB席だと2000円と安い。とはいえもう2日前だし、B席で鍵盤の見える左側の席は埋まっている可能性が高い。左側のB席が残っていたらチケットを取ろう、なければ諦めようと、一か八かで電話で問い合わせる。チケットはあったので取った。一番左端の席なので、よく見えない可能性もあるけれど。
日曜には、ショパンの『バラード1番』がかかるリサイタルがあり、こちらも当日の体調を見て大丈夫そうだったら行くつもり。休日に一日中家にいるとピアノとにらめっこ状態になるので、気分転換に外に出ることは必要だ。それに、今は次のレッスンで合格にならなければならない曲もないし、『バラード1番』の練習も順調に進んでいて、休日に一日中ピアノ練習をしなければならない状況ではない。今度の週末は天気もいいみたいだし。リサイタル、楽しみだな。
仕事は編集2本、リライト2本。夕方ころ少し時間ができてピアノを弾く。『バラード1番』の難しい10ページ11小節目から11ページ7小節目を練習。うーん、難しい。ここが弾けるようにならなかったら、とりあえず次のレッスンでは10ページ10小節目まで持っていこう。この曲は指を大きく広げるので、ずっとやっていると指が痛くなる。こまめに指のストレッチをする。
お昼はパルの餃子、夜はパルのジェノベーゼパスタ。NHKオンデマンドで『カーネーション』の第12週分を観る。戦争中、家を守る女たち。男たちは戦地で戦っているが、女たちも闘っている。糸子は逞しい。一方で、奈津は借金を作り、逃げてしまう。奈津がこのあと身を堕とすのを知っているから、辛い。「人を頼れない」人は、やっぱり何かあったときに困るよね・・・。糸子はなんだかんだで人を頼り、人を助けている。社会で生き抜く力があるんだろう。戦争が終わるまではしばらく辛い展開が続く。
明日やっと金曜。なんか今週は長い。明日も仕事をやりつつ『バラード1番』と格闘しよう。週末はリサイタル三昧(予定)。弾いたり聴いたり、楽しいな。