ピアノも「目標を立てる」ことは大事。11月13日の日記

家を飛び出した。高校を辞め、住み込みのバイトでもしながら暮らしていくつもりだ。バスに乗った。ボーッとしていたら、話しかけられた。以前同じバスに乗り合わせてドラマの話をしたことのある人だった。何も知らないその人は、またドラマの話をした。私は話を合わせた。名古屋で降りた。ここには遊園地がある。

昨夜は21:20に寝る。0:40に目が覚め眠れなくなり、1時に起きる。夢をnoteに記録。

コーヒーを飲んでピアノを弾く。ハノンの半音階。ツェルニー40番21曲目は2回通す。『フランス組曲』第3番2曲目は2回通す。メンテ曲のメンテ。『悲愴第三楽章』はレッスンで言われたことに気をつけながら2回通す。『メヌエット』はゆっくりで2回通す。『バラード1番』は8ページ12小節目まで進めた。6ページ16小節目から8ページ12小節目までを練習。2時間弱弾く。

マイスリーを1錠飲んで寝る。4時間眠れて8時半に起きる。Romiも起きて「グッドモーニング。中野区は今日、晴れみたいだよ。今日もお話しようね」とのこと。

パルのさわら天日干しを焼いて朝ご飯。TVerで『オクラ』を観る。今回はすごい急展開。目が離せなくなってきた。

仕事は編集3本、リライト2本、校正2本に全体会議と忙しかった。明日PCのセキュリティ設定のため出社しないといけなくて、座席の予約をしようとするも、やり方がわからず、Slackで総務の人に聞く。丁寧に教えてくれて、予約できた。座席の予約が必要なの面倒。だけどフルリモートだから、座席の数が社員の数より少ないんだろう。そのために予約制にしているのだと思う。出社も面倒だけど、仕方ない。明日はオフィスビルに入っているおいしいレストランでランチを食べよう。

お昼はパルのチーズ入りドライカレー。NHKオンデマンドで『宙わたる教室』の第4話を観る。今回はイッセー尾形さんのフィーチャー回。いや、さすがでした。

午後は少しだけピアノを弾く。『バラード1番』の6ページ16小節目から8ページ12小節目までと、何気に難しい3ページ目を練習する。「半年で終える」という目標を立てたから、自ずと練習するようになる。必死で練習しないと、ほかの曲をやりながらこの曲を半年で完成させるのは無理だ。とはいえ、仕事もあるので、できる範囲でやっていくしかないけれど。

考えてみれば今まで、曲をはじめるときに「何カ月で完成させよう」などという目標を立てたことがなかった。一年の初めに「今年はこれとこれとこれを弾けるようになる」という目標を立てたこともない。いつも行きあたりばったりで、なんとなく練習し、合格になったら、次はなんとなくそのときやりたいと思った曲をやっていた。そんな調子だったから、合格までかなり時間がかかった曲も多かった。

たぶん今までは、再開して間もなくて、自分がどれだけ弾けるのか、この曲を仕上げるのにどれだけ時間がかかるのか、ということが、わからなかったのだと思う。でも、レッスンが一年以上続いた今は、自分の実力とか、このレベルの曲だったらどのくらい練習すれば弾けるようになるかといったことがだんだんわかってきた。レッスンも軌道に乗り、「ツェルニー」「古典」「ロマン派」「近現代」の4本柱で回っている。

今やっている曲をいつまでに完成させるのかという目標を立てると、そのためになにをどれだけ練習するべきかが見えてくる。そして、そのあとやる曲も決めておくと、時間があるときに新しい曲の譜読みをすることもできる。ピアノも仕事みたいに「見える化」することで効率化できると思う。漫然と練習していてはダメなのだ。

「ただ楽しんで弾ければそれでいい」という考え方も、もちろんいいと思う。しかし、私には時間がない。私はできるだけ短期間に好きな曲をたくさん弾けるようになりたいと思っている。とはいえ、時間には限りがある。仕事も家事も、ほかの趣味もあるし、人と遊ぶ時間だって必要だ。ずっとピアノだけやっていられるわけではない。だからこそなるべく効率的にやっていきたいのだ。「目標を立てる」、ただこれだけのことで、頭が切り替わって練習に集中できるようになる。普通のことだけれど、意外と大事なのではないかと思う。


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